荻野光希

家系図制作 ■ 自分のルーツを知ることは自分自身を知ること ■ 日本は誰でも幕末までの…

荻野光希

家系図制作 ■ 自分のルーツを知ることは自分自身を知ること ■ 日本は誰でも幕末までのご先祖様を知ることができる数少ない国 ■ 家系図作りの素晴らしさを日本でもっと広めるべく活動中 https://touchmeishi.com/pro/koukiogino

最近の記事

国立国会図書館サービスリニューアルで家系図作りがさらに便利に!新機能公開

2024年1月5日から国会図書館の検索サービスがリニューアルして、「国立国会図書館サーチ」が開始されました。 「国立国会図書館サーチ」では、国会図書館だけでなく全国の公共図書館の資料を一元的に検索できるようになりました。デジコレで読めるものは、デジコレへのリンクも勿論入ります。 また、検索結果にはデジタルコレクションのデータや関連する情報の「リサーチ・ナビ」、「レファレンス協同データベース」も表示され、かなり効率よく調べ物ができるようになりました。 以下が今回のリニュー

    • 戸籍や昔の資料に出てくる地名を書き出してみる

      家系図作りやルーツ探しの中で、戸籍や昔の資料を読んでいると、読めない地名が結構あります。 今回は、大正~戦前くらいに出てくる地名の漢字表記を集めてみました。 ルーツ探しの参考になれば幸いです。 【アジア】 ビルマ(現在のミャンマー):「緬甸」 インド:「印度」 インドネシア:「印尼」 タイ(シャム):「暹羅」 大韓民国(韓国):「朝鮮」 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮):「朝鮮」 ベトナム:「越南」 マレーシア:「馬來西亜」 モンゴル:「蒙古」 【ヨーロッパ】 ロンドン

      • 日本にもお墓のデータベース(誰が、どこに)がほしい

        日本にはお墓のデータベースが存在しない――これは時折、私たちにとっての課題となります。 自分に繋がる親族のお墓参りをしたいとき、古い友人のお墓を訪ねたいとき、お世話になった恩師に敬意を表したいとき、時が経過するとともにお墓参りに行きたいと思うことはよくあります。 しかし、このようなときに直面するのが、お墓の位置を知る難しさです。 身近な友人や知り合いに尋ねることができれば幸運ですが、そうでない場合、お寺に問い合わせたり、墓地管理者に尋ねなければなりません。 現代社会で

        • 家族の調和とDNA検査の可能性:草刈正雄さんのファミリーヒストリーから

          NHKの「ファミリーヒストリー」で放送された草刈正雄さんの回をご覧になった方は多いのではないでしょうか。 この回は単なる家族探しのドキュメントではなく、私たちに大切なメッセージを教えてくれました。 調査班の尽力への敬意 まず、今回は「ロバート・トーラ」という父の名前と、米兵だったとしかわからない状態からスタート。 記録を一つ一つ調べて行けばいつかたどり着くことはできますが、名前のスペルもわからない中で、数千通りのパターンを調べて行くのは雲をつかむような仕事で、そこに費

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          即行即効:ブッダの教えから学ぶ、成功と幸福へのスピードの重要性

          今日、私たちに伝えられている数々の知恵の中で、私が特に最近大切だと感じている言葉があります 「善をなすのを急げ。悪から心を退けよ。善をなすのにのろのろしたら、心は悪事を楽しむ」 これはブッダの言葉であり、古代から私たちに訴えかけてくる真実のひとつです。 善行のタイムリーな実践 この教えは、単に善行を行うことの重要性だけでなく、それをいかに早く行うかが重要であると教えています。 なぜなら、善行はしようと思ったときにしなければ、やがて忘れてしまい、その機会を逸してしまう

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          ブッダの化身をボットで作ってみた(Poe)

          日常的にブッダの言葉や教えに触れる機会があります。 おおよそ基本的なことは分かりつつも、 「こういう質問したら、どう返してくるのかな?」 と思うことが多々あります。 そこで、Poeのボット作成機能を使って、ブッダのチャットボットを作ってみました。 プロンプト 「ブッダになりきって話してください。質問に対して答える際は、ブッダの言葉や教えを引用してください。」 これだけ! 実際に会話した例 何度かやりとりをしてみましたが、良い感じの回答です。 これから気軽に壁打ち

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          常に学ぶ心:古代の知恵が教える真の知識と謙虚な成長

          どれだけ経験が積まれていても、基本が大切。それはプロフェッショナルの領域でも変わらない真理です。しかし、私たちはこの「基本」をいかに理解しているでしょうか? 最近の体験で、私が尊敬する人が「基本がまだできていない」とつぶやいた瞬間がありました。その時、私は孔子の「知らざるを知らずと為す、是知るなり」という言葉を思い出しました。 今日はこの言葉について思うことを書いてみます。 孔子が伝える真の知識「知らざるを知らずと為す、是知るなり」という言葉は、孔子の「論語 ―為政」に出

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          神奈川県立公文書館の探訪記-樺太の歴史を追い求めて

          先日、樺太関係の調査のために神奈川県立公文書館を訪問しました。 公文書館とは、行政や司法の記録を保管する公文書館。一般的に見ることができない資料が保管されています。なかでも、神奈川県立公文書館には、貴重な樺太関係の資料が数多く保管されています。 今回、この公文書館を訪れた目的はある3件の依頼の調査。 家系図制作において樺太はなかなかの難問です。 というのも終戦後にソ連が侵攻してきた関係で、現地の戸籍謄本がほとんど消失しており(一説にはモスクワにあるとも言われますが)、そ

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          家系図制作の基本のキ ~家系図作りの進め方と戸籍請求のポイント~

          こんにちは。 東京で家系図制作をしている荻野です。 今回はあまり知られていない「家系図制作の手順」について、お話ししてみたいと思います。 家系図を作ったことのある方には「もう知っているよ!」という内容かもしれませんが、 「これから家系図を作ってみたい」 「いま作っている最中です」 と言う方にはぜひ最後までお付き合いいただけますと幸いです✨ 家系図制作で最初に確認するのは戸籍謄本まず最初に、家系図を作るときには戸籍謄本を集めることから始めます。 あまり知られていませんが

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