成功する起業家に共通するのは『ブリコラージュ思考』

僕の好きなイタリア料理人の小倉シェフは豊洲に食材の買い出しに行った際に、
「無いものは仕方ない。あるものでやるしかない。」
と言っていたのをよく覚えています。

想定していた食材をいくら求めても無いものは無い。
ならば、あるもので最高のものを作ろうというのが小倉哲学なのでしょう。

これが今日話したい「ブリコラージュ」という概念です。
フランスの哲学者サルトルの『野生の思考』に書かれているこの概念は器用仕事と訳され、有り合わせの材料と道具を使って、自力で新しいものを作ることを指します。

常に今あるリソースを起点にして「何が出来るのか」を考えることが大切です。

今日見た統計学の動画でも、成功する起業家の思考様式として
❶すでに持っている手持ちの資源を活用することで何ができるかのアイデアを発想する
と説明されていました。

その次に、
❷最悪なことが起こった時にそのリスクを飲めるかどうかを考慮してアクセルを踏む
つまり、得られるリターンによってではなくて、許容できるリスクを考えて行動を開始するらしいです。

最後に
❸人に相談して協業できる人達を巻き込み、リソースを拡大していく
ここからは人の助けを借りてさらに規模を大きくしていきます。

まとめると、成功する起業家は、思った通り進まない現実の中でも持っているリソースから「今できること」に行動を集中するらしいです。

これは
○森岡さんが話していた変数をコントロールすべき
○小倉さんの食材の仕入れ論
○サルトルのブリコラージュという概念
でも同じような事を言っているなと思いました。


https://youtu.be/cp5-kkrN5kQ?si=FPfS8lfYb1aSmxyE

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