デカルト物心二元論
デカルトの「物心二元論」とは何かと言うと、心と体が別のものであるとしたデカルトの主張を、哲学的には心身二元論と呼び、物質科学的には物心二元論と呼んでいるだけである。 だから今でも本によって名称が変わっているが、それは哲学的分野の著作か、科学論的な分野の著作かということだけである。まあ、デカルト自身はいろいろと悩みの多かったエリーザベト王女を慰める意味でそういうことを言ったのであるが、記録に残っているんで後世の人が勝手に持ち上げたというだけである。
物質と精神が、この世界の実体