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ダナキル砂漠、世界一過酷なツアー体験レポート!!④エルターレ火山Ⅰ

世界一過酷なツアーのダナキル砂漠も、いよいよ佳境を迎えます。
本日の行程は、個人的に一番楽しみにしていた「エルターレ火山」を目指します。

◆朝食

Good morning!
3日目の朝です。寝床はマットが一枚引いてある位で、掛け布団等もなかったので、夜は非常に冷えました。いかんせん、宿があるところも標高があるため、夜中は冷えます。寝袋があったからよかったものの、装備がないと寒暖差で体力が奪われてしまいます。

体力を回復させるための食事はというと、昨日の朝ごはんとはレパートリーにさほど変化はないです。柑橘系のフルーツがあるだけ嬉しいですね。本当にエネルギーを取るためだけの食事といった感じです。

巷で一番安いと言われているツアーに参加したので、もう少しツアー代が高いところだと、食事もちょっとはアップグレードするかもしれません。

栄養補給食品が大切です。

◆移動

本日は宿から火山のふもとまでのドライブです。エルターレ火山まではかなり距離があり、到着するのは夕方位です。それでも火山活動が活発で、火口のところは煌々と明るいので、のちの写真でお楽しみください。

◇竜巻?!

道中で何か渦巻いていると思ったら、なんと巨大な竜巻が出現!!
竜巻を人生で初めて見たので大興奮でした。中に入るとどうなるかとても気になりましたが、さすがに入れないですよね。

◇ジェットコースター並みの激しさ、ふもとまでの道のり

ベースキャンプ!

写真ではわりと穏やかに見える道のりですが、実はこの道中が一番激しいのです。凸凹ばかりで車がまるでジェットコースターのように揺れます。4輪駆動の大きい車じゃないと対処できないだろうなと感じる瞬間でした。トヨタのランクルは非常に優秀で、そんな凸凹ももろともせず、グングンと前へ前へと進んでいきます。

車酔いする人は絶対にKOされてしまうので、酔い止めは必須です。たとえ酔い止めを飲んでも効かないのではと思うくらいです。凸凹の道も結構長く、かなり車体が揺れるので、しっかり捕まってないと頭を打ったり、同乗者同士でぶつかる可能性があるので要注意です。

ふうと一息付けたと思ったところでベースキャンプに到着です

◆ベースキャンプ

◇夜ごはん

ベースキャンプに到着しました。ここで夜ごはんを食べて、夜になるのを待ちます。もちろん街灯はないので、日が落ちると真っ暗。そのぶん火口のマグマの明かりがはっきりと見えてきます。その火口に向かって真っ暗の中、ヘッドライトと月明かりを頼りに歩いていくのです。

原始的な小屋にマットを引いて横たわったり、他のツアー客と話したりしながら出発を待ちます。僕たちのグループは、ツアーが一緒になったスペイン人のツアー客と仲良くなったので、ご飯を共にしながらよく話していました。道のりが長かったことと、激しい凸凹によって、テンションは上がっているものの、体は思った以上に疲れているので要注意。しっかり休憩と水分補給を行いましょう。

夜ごはんは写真の通りです。レパートリーはあまりツアー中変わりませんでしたが、外国人に一応合わせてくれているのでパスタやパン、フライドエッグ、果物などを準備してくれていると思います。エチオピア人だけだったら確実にご飯はインジェラの比重が大きいはずです。

みなさん見てわかる通り、カロリーを補給するためだけの食事といっても過言ではありません。僕はこの食事と温度差、疲労で最終的にダウンしてしまったのですが、それは火山からの下山の話で書きます。

◆いざ次はマグマの大地へ!!

写真があまりにも多かったので、数回にに分けます。

さあ次はいよいよ!マグマとのご対面です。地球の胎動を生で見るのは言葉にならない感動があります。乞うご期待!!

ではまた!



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