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今週の「ひと」帰ってきたバドミントン界のサムライ

こんにちは!山田廣輝です。

オリンピックも近いので、スポーツ選手を取り上げてみます。

僕の大好きなバドミントン。日本をけん引するプレーヤーと言えば「桃田賢人」

今回もメダル候補の1人です。

4年前の闇カジノ事件でどん底を味わってから、驚異的な復活を経て、再度世界に名を轟かせた。
日本、世界をけん引するバドミントン界のスターです。

元々東北の学校にいたので、東北大会で見たことがありますが、当時から別格の強さとセンスは兼ね備えていました。

そんな桃田賢人選手について書いていきます。

◆経歴

バドミントンは小学校1年生から、姉の入っていたクラブのコーチに誘われたのがきっかけでスタート。

小学生で全国を既に制覇。

中学校から福島でプレーし、中高で全国制覇。

卒業と同時に実業団で活躍しています。

もうずっと強いです(笑)。


◆謹慎

2016年のオリンピックの年。

闇カジノへ行っていたことが発覚し、オリンピック出場取り消し。無期限の大会出場停止になる。

これはみなさんも知ってる方が多いと思います。

桃田は世界でも頭角を現し、世界ランク2位につけていて、メダルも確実!と言われていた矢先の出来事。自業自得とはいえ、非常に残念な結果になる。

ただ練習は継続。バドミントン教室を通じた地域貢献もしながら、地道に活動を続けていたようです。

◆復活

戻ってきた桃田選手、怒涛の勝利を重ねて、一気にランキングを上げていく。

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引用:日本経済新聞

推移だけ見ると角度が凄い。

謹慎前の桃田選手は、自分のスキルやセンスを存分に発揮してプレーをしていた印象がありました。
戻ってきた桃田選手はフィジカルが強くなっていました。自分からラリーをしていくようになっていて、チャンスをしっかり待てる。解説者のように偉そうに話していますが、実際謹慎中はフィジカルトレーニングをかなりやったそうです。

2019年の11大会優勝の記録、怒涛の勝利はギネス記録にもなっています。

復帰後の桃田選手は「感謝」という言葉をよく聞きます。

練習できるのも当たり前ではない。僕もよく「感謝」を忘れるなと言われてきましたが、大会もでられない、そういったもどかしい思いをしたからこそにじみ出ることだと思います。

バドミントンはコートでは1人。個人スポーツです。

ただ、コートに立つまでに、たくさんの支えがあることに気付き、自分だけなのか、サポートをしてくれた方々、応援してくれる人がいること。

自分の周りにもたくさんの人がいることに気付くことで、感謝が生まれます。僕も最初は個人だから自分で頑張ればいいでしょ、と思っていましたが、そうではないことを感じました。今プレーできることに感謝する。

桃田選手の在り方から改めて学びました。

◆オリンピックの見どころ

今世界のバドミントンは、日本が引っ張っていってるといっても過言ではありません。

オリンピックに出場する選手は、世界ランク上位のトップ選手ばかり。

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引用:BFW

こちらは女子ダブルスの世界ランキングですが、1,2位の二組はオリンピックの出場選手です。

こんな激熱なせめぎ合いを見れるのは今後ないかもしれない

◆最後に

東京に来たからには、ヨネックスオープンジャパンを絶対見に行こうと思い、東京に来たての2019年に見に行きました。

臨場感ももちろんテンションが上がりまくり!

そこで一番驚いたことは、桃田選手の圧倒的スター性。

決勝戦、選手入場。

他のトップ選手もいる中で、桃田選手が入ってきたときだけ、会場のボルテージが上がった。自国開催で応援は多いとは言え、それほど期待されている、

スター性と圧倒的強さ、そして復活。

僕がエチオピアにいた時、バドミントンはかなりマイナースポーツ。それでも日本のMomotaのことは知っていた。バドミントンをプレーする人にはどこの国に行って轟く名前。

東京オリンピックは無観客が決定しましたが、バドミントン界のサムライの活躍が楽しみです。

ではまた!

参考
sporiva




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