コピーライターの就職と転職②面接での質問

コピーライターの就職と転職①からだいぶ時間が経ち過ぎて(約2年ぶりやないか!)、もともと2つ目に何を書くつもりだったかすらもうすっかり忘れてしまったのですが、とりあえずこれまで広告制作会社でのコピーライター職の採用面接で訊かれたことのある質問をまとめてみました。自分が実際に訊かれたものもあれば、他の人から「こんなことを訊かれた」と教えてもらったものもあります。これからコピーライターとして就職・転職しようという人に少しでも役に立てばと思うけど、受ける会社や面接官によって内容は変わるから、あんまり参考にならなかったら申し訳ない。どう答えたらいいかはあなた次第ということで。

・簡単に自己紹介(これまでの経歴、転職ならなぜ転職するか、志望動機など)
・ポートフォリオ(作品集)について◯分以内で説明
・ポートフォリオの中でいちばん自信のあるものはどれか、その理由は
・転職の場合、現在の仕事での立ち位置、関わり方、仕事の進め方について
・なぜコピーライターになろうと思ったか
・コピーライターの役割は何だと思うか
・最近の、またはこれまでの広告で好きなコピーはどれか、その理由は
・好きなコピーライターは誰か、どのコピーが好きか、その理由は
・コピーを書くときに気を付けていることは何か
・コピーライターとしての自分の売り、強み、長所は何か
・5年後、10年後どうなっていたいか(これについては、嘘でも「いずれCDになりたい」と言った方が感触がいい、という噂を聞いたことがあります。ただし真偽不明。会社によるかも)
・逆に質問はあるか

自分の場合は、これらの質問を一つずつメモ紙に書き、裏返してシャッフルした状態で引いて答える、という練習を自宅でやったりしましたね(遠い目)。でもせっかく答えを用意していっても、想定外のことばかり訊かれたときもありました。普通に、趣味は?とか休みの日は何をしている?とか。

「ゆくゆくはCDになりたい」と言った方がいい、というのはなんとなくそうかもしれないと自分も肌で感じていて、今まで受けてきた制作会社の多くでは「いつまでもコピーだけ書いている人はいらない」という考えがあるように感じます。将来的には、コピーを書くのは後輩や安い外注に任せて案件をいくつも管理したり、デザインまで含めてディレクションを任せられる責任者としての人材に育ってほしい、ということなのかも。もしくは、プランナーとして企画書をどんどん書いて、新規案件と利益を生みだせる可能性のある人が喜ばれるのかな、と思ったりもします。実際のところはそれぞれの会社で違うでしょうが、いずれにせよ、ただコピーが書きたくてコピーライターになったのに、経験を積むにつれて徐々にコピーを書かせてもらえなくなる、というのはなんだか切ない感じがしますね。世知辛い世の中やでほんま。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?