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広告振り返り:ライト級~2024年3月~


・CITIZEN ATTESA

 月をコンセプトにした腕時計の広告。「民間月面探査プログラムHAKUTO-Rが目指す月をコンセプトにデザインしたコラボレーションモデル」らしく、そういう所ともコラボするんだなあと思いました。
 映像は非常にオシャレ。時計本体のデザインを良く見せているし、最後に一瞬だけ見せる「この一秒が、月とつながる。」というキャッチコピーも中々神秘的で好きです。

・アレジオン

 花粉の季節の少し前から始まったアレルギー薬の広告。自分は中々重度の花粉症なので、当然アレジオンにもお世話になっております。
 実際花粉症の広告はまだ花粉を感じない3月前半くらいから放映してもらうくらいの方がありがたいんですよね。いざアレルギーが始まった後だとこういう薬はてんで効かないので、早め早めの広告が花粉症患者を救っています。
 もしも3月前半時点でもう花粉がダメな人の場合は、すみません。

・小林製薬

 内臓脂肪を減らす薬の広告。
 別にそれは良いんだけど、小林製薬は紅麴の回収事件が3月22日にあったので今後しばらく広告を見られるか分からないんですよね。そこを念頭にこの広告を見ると、遺影のようなモノクロになっているのはもしやこの未来を予知して……と勘繰ってしまいます。

・乳酸菌ヘルベ

 乳酸菌ヘルベを飲むと花粉症やハウスダストの症状が緩和されるらしい。ほんまか?
 あくまで機能性表示食品なので、その辺をご理解の上飲むと良いでしょう。多分こういうのが花粉症の薬がイヤな人には売れるんだろうなあ。

・New Balance

 世間を騒がせる男、大谷翔平を頭にした広告はいくらでもある。ただ、それを上手に活かして個性を出す所まで行けている広告は中々無い。
 そこで今回取り上げたいのがニューバランスの広告ですよ。大谷翔平の良い所である野球のバッティングシーンをメインに、シンプルな背景にシンプルな演出、質実剛健な映像に仕上げている。何度見ても飽きないし、印象にも残りやすい。
 大谷翔平という人物の個性を活かしてコマーシャルを制作しなさい、という問題があったとしたらこの広告は模範解答だと言えるでしょう。

・Canva

 ビートたけしが広告に登場するなんて中々無いよ。映像の内容もアウトレイジ的な粛清が始まりそうに見えて始まらない、という話として中々目を引くし、空気感が変わった事を画面サイズと明るさの変化で見せていくのもオシャレです。
 AIで画像がすぐに作れるという所をこうして広告しているのも、現代だからこそ見られる映像かもしれません。

・レバレジーズ

 レバレジーズの広告。内容自体は6秒しかないので薄味だが、多分この広告は企業名を周知するためにやっていると思うのでこんなもんで良い。
 こういう薄味6秒企業名告知は内容が無さすぎるのでいちいち取り上げない事の方が多いのだが、結構こういう広告の方が印象に残っているような人も多いと思うんですよね。なんせ遭遇率の高さがすごいので……

・トヨタ ヤリスシリーズ

 トヨタ特有のイケてる音楽にカッコいい映像を合わせた広告。良いですね。
 車のCMって大体オシャレで、変に安売りも出来ない分各社のセンスが出てくると思うんですよ。その点トヨタはいつも高水準なオシャレ広告が出てくる印象があります。

 裏でかかっている音楽だけアップしている辺りもトヨタらしい気遣いが窺えます。
 音楽だけ聴きたいならこれを延々リピートしてください。

・楽天日用品

 色んな所で使える楽天ポイントが50%還元する日用品セールをやっているらしいです。その本題に入るまでに40秒くらいベートーヴェンの第九の替え歌をやっている訳だが、そんなに本題に入るまでに時間をかけていては本題に入る前に広告を飛ばされるのではないかと心配になります。
 多分この替え歌に相当自信があって、これなら絶対に飛ばされないだろうという確信があったと思われます。実際インパクトはあるし、比較的飛ばされづらいんじゃないかなと思います。

 お隣は高級肉で毎日焼肉をやってるのは何で!? というバージョンもある。
 いくら楽天ポイントを集めたとしてもそこまで差が出てくることはそうないんじゃねえかな……

・ファッションセンターしまむら

 ファッションセンターしまむらのインナーを紹介する広告。臭いを対策出来るインナーという事をくりかえし主張しており、印象に残るようにしている。
 動画説明文に「【石川県】穴水店は入荷しておりません」とあるのはちょっと悲しい。どうして……

・クリアアサヒ

 ビールのCMはいつ見てもこういうのだが、実際こういうので良いしこれが完成形だから時代によって役者が変わるくらいしかバリエーションを作りづらいよなあと思います。最初から苦言みたいになってしまったけども、実際こういう広告が一番平和で休日に見たいって!
 こういう広告は夕方~夜くらいに流すのもテレビの時代から全く変わっていない。でもこれが昼間に流れてもそこじゃねえんだよなって話になるし、結局ベストな時間は酒を飲めるようになる夕方頃になるじゃん。
 全く変わっていない広告なんだけど、結局日本人の生活リズムに最も噛み合った広告だからずっと変わらなくて良い広告だと言える。このテンプレが変わる日が来るとしたら、もうAIが発展し過ぎて人類全員が昼間から酒を飲み夜も仕事しないで寝る生活が実現した時でしょう。さっさとAIは発展して人類から仕事という概念を奪い去れ!

・-196

 ビール以外の酒の広告に関しては大体こういうエキセントリックな映像をかまして、爽やか感を出すという所でテンプレが決まっている。変わっているのは芸能人だけ。
 こういう酒に関してはまだまだ商品に合わせて広告を工夫する余地があるだろうなと思います。ビールは完全にイメージが固まってしまったけども、こっちはまだ薄暗い雰囲気でも物によってはOKだし、昼間っから広告をやっても面白いかもしれない。

・サントリー生ビール

 そんなビールの広告の内容っていつだって一緒だよね~と思われる中で、中々エキセントリックなアプローチを仕掛けてきたのがサントリー生ビール。音MAD的な手法を取っており、銭形警部と峰不二子の音声を見事に編集して印象的な広告に仕上げている。
 映像もカッコいいし、ビール広告というのもこういうやり口があるんだなと感心しました。こういう捻った上で面白い広告をやられると印象に残っちゃうよね。

・スマドリ

 お酒は飲めなくてもOK! 自分のペースで楽しもう! という広告。
 まあそれは結構なんだけども、ダウンタウン浜田がこんな優しい事言ってると違和感がありますね。ここで「何で飲まんねん!」みたいな激しいツッコミをやったらそれこそ一昔前というか、今時の若者が嫌いらしい飲み会のイヤなノリそのままになってしまうのだが。

 本当にスマドリが流行っているかは知らないけども、何を飲んでも良いよ、という風潮が流行っているように見せるのはまあまあ大事なように思います。
 それであわよくばアサヒ飲料を飲んでねって話だけども、そもそも飲み会すら無くなったらこういう居酒屋だの飲料会社だのは困るもんね。飲み会をしろ!

・十六茶

 お茶を飲んだら16人の味方が現れ、曲者と戦う。
 それだけの栄養、あるいは素材が入っているのだという事だが、説明を排したことによって中々シュールな出来に仕上がっています。
 説明を捨てていけ!

・ドミノピザ

 ドミノピザは結構好みなので広告を見ては出前を注文する日々なんだけども、さすがにさくらピザを試す気にはなれなかった。チーズツイストの方が無難においしそうと言いますか。
 皆で花見をしたい時にネタで購入するなら良いと思うんだけど、普通にピザを食いたい時はそんなでも無いかも。でも普通にピザを食いたい人は普通のメニューを頼めばいいんだし、こういうチャレンジングなメニューがあっても良いか。

 なぜか機械音声に紹介を置き換えたバージョンもある。
 実際これでも広告の用は成しているので、突発的にセールをやりたいような時には機械音声技術が便利ですね。

・ローソン

 小島よしおとなかやまきんに君という広告における最強グッドスタッフに、高木ひとみ〇をピン投して広告のインパクトを強化している。ちなみにこれ、地域別にあるのでやたらたくさんパターンがあります。
 きんに君と小島よしおのコンビだけだと広告の流れが画一的になってしまう所を、高木ひとみ〇を入れたことによって味変を図っているのは役者起用の妙が見えます。
 強い役者を強く使えばインパクトが出る。完成度が高い広告。

・東京ラーメンストリート

 東京駅内にあるらしいラーメン屋の集いらしい。なるほどラーメンで食いたくなるようなジャンルは概ね揃っており、海外から来たお客様も納得いただけるようなラインナップになっているのではないでしょうか。
 個人的には最近次郎系とまぜそばしか食わない典型的なオタクになってしまったので、ここにはわざわざ行かないかもしれません。たまには豚骨系も食いたいなとは思うんだけど、普通の醤油ラーメンってなんか見かけなくなりましたよね。

・Business Japan(Xの告知アカウント)

 Business Japanってネーミングがもう分かりづらいよね。何のビジネスなんだと。
 それはさておき、6万円以上の新規広告配信で6万円分のクーポンをもらえるんですって。実はこの辺のキャンペーンを活用している変なゲームも多そうですよね。

・日本マイクロソフト

 彼らは私には出来ないと言った、しかしCopilotに頼れば~!? みたいな広告。それはAIアシスタントが偉いんであってテメエは偉くないだろう。
 ただそういう思想は時代遅れの個人主義なんだろうな、という気も最近感じてはきています。何でもかんでも皆とシェアしようという時代が進んだ結果、AIによって皆で知識やデータを集積、共有して皆で発展しましょうみたいなところもあるだろう。
 それじゃあAIを活用して成功した場合は誰かひとりがエライと言われるのではなく全員に名誉が与えられるべきなんだけども、現実そうはならないんだから人間は獣ですよ。AIによって生まれたサービスを共有しているんだからそれで良かろうという話にしたがるが、結局それで得た収益はAIでコンテンツを作った個人が得るワケだし、名誉も個人が得る。今後の人類がどこまで個人性を捨てるかは分からないけども、人間に備わる野心が賢いAIをぶち壊しにかかる可能性は高いと思います。

・一般社団法人 日本クレジット協会

 個人情報が狙われているから、怪しいメールは開かず、リンクを不要にタップする事はやめよう!
 基本的な対策なんだけど結局これしかねえのが悔しいよ。インターネットが始まってから何十年も経っているのに、対策はいつまでたっても個人の心がけ次第だもんな。
 この広告は1日1回インターネットで放映した方が良いよ。

・JOYSOUNDエンタメチャンネル

 カラオケで流れているような広告がYoutubeでも流れる時代。とはいえ角巻わためという配信者が主役の広告なので、Youtubeでも広告を配信しているのはそんなにおかしな話ではない。
 にしてもVtuberを見る機会はそんなに無いんだけど、やっぱり配信を見ているとVtuberでも生身の人間配信者でも広告するもんなんですかね。youtubeは村もんチャンネルとかずのこチャンネルしか見ていなくて、すみません。

・チャージマン研放送50周年記念広告

 今年でなんとチャージマン研が50周年という事で、有志が許諾を取って全国10か所の駅に記念広告を掲出したらしい。小僧、派手にやるじゃねえか!
 チャー研がわざわざ広告として日本中に貼り出されているのが面白いし、全65話中1話にしか出てきていないチョイ役の星君とボルガ博士がさもメインキャラのように立っているのも面白い。
 なんだかんだ根強いファンがいるんだからチャー研はすげえなと思います。新作も出ないのにずっと大人気なの中々無いよ。昔渋谷でやったオーケストラコンサートもクオリティ激高で驚いたし、今後もじんわりとした人気が続いていきそう。

・2024年3月の広告ニュース

・検索結果の1位に表示される広告がより識別困難に

 検索結果の1位に表示されている広告のリンクが、本物のサイトと同じ公式サイトのURLが記載されている、という問題。
 元々検索結果の一番上は悪質な広告である場合が多いので公式サイトをブックマークしておくか2番目以降にある公式サイトを見つけろ、というのが検索エンジンをやむを得ず使う際のセオリーであったが、それも難しくなっている事は否定しがたい。
 金さえ払えば一番上に詐欺サイトを乗っける事が出来るのは全くフェアなもんだよな。世の中金が一番エライ!

 ちなみにGoogle広告では特定のキーワードを入れると怪しい広告がスポンサーに表示されることも確認されており、検索するワードも注意しないとあっという間に詐欺の闇に足を踏み入れる事になる。
 具体的には「おすすめ株」など投資関連のワードを入れるとそういう怪しい広告にエンカウントする確率が高まるので、そういう単語を検索する際は気を付けよう。
 ちなみにそういうダメな広告は自分が知ってる範囲で以下にまとめたので、具体的に悪質広告がどれか分からん! という方は以下の記事も参考にどうぞ。ぶっちゃけインターネットをやっていてどれが詐欺広告でどれが普通の広告かを見抜けなくなったら、その時をインターネット引退の日にすべきだと思いますけどね……

・前澤友作など著名人が詐欺広告に抗議

 これまで散々詐欺広告のダシにされてきた前澤友作が、ついにMeta社に抗議。この流れは止まらず、4月には国を巻き込んだ抗議運動に発展していく事となります。

・Googleが2023年に55億件超の広告と1270万件以上の広告主アカウントをブロックor削除

 その名の通り、Googleが大量の広告を消したりブロックしたりしていますよ、という大本営発表である。生成AIを使ったり、政治的主張のある広告を削除したり、「制限付き広告配信」を導入し、実績のない広告主の広告掲載と影響力を制限したり、著名人の肖像を利用した詐欺広告も対処したんですって。じゃあ前澤友作の訴えはウソだってんですか!
 大体この類の広告というのは55億件削除しようがその後ろに550億の悪質な広告があるもんですから、残念ながらいたちごっこは終わらないだろう。

・コロコロコミックへの広告界隈進出が目覚ましい

 昔のコロコロコミックのイメージだとデュエルマスターズの付録カードがついてきて、ベイブレードやロックマンエグゼ、ピッピとスーパーマリオくんがいるようなイメージで止まっている方も多い事と思いますが、現代のコロコロコミックには広告界隈でおなじみのダダサバイバーが定番コンテンツとして定着している事をご存知でしょうか。
 自分もコロコロコミック3月号を実際に買うまではその真偽を疑っていたんだけど、実際にコロコロを開くと見開きカラーページでダダサバイバーの攻略が載っているし、漫画も重版決定であるしと真面目に人気であるようです。
 確かに課金しなくても遊べて、すぐにダウンロードできるダダサバイバーは今時の小学生にとって一定の人気がある可能性はあり得る訳ですよ。昔の小学生が無料で見ていたおもしろフラッシュ倉庫や、パズドラと同じくらいのノリでダダサバイバーが受け入れられているんじゃないでしょうか。

 ダダサバイバー第一話は上記ポストをご確認ください。
 実際これを見ると見事にコロコロナイズドされたダダサバイバーなんだよな……

 2023年時点ではコロコロチャンネルでもダダサバイバーを紹介。コロコロで人気No.1アプリゲームという事で、実は昨年の広告界隈で一番熱かったのはダダサバイバーだったのかもしれない。
 子供の間で人気だから大人は全然その全貌を知らない、というのは本当に子供に人気である証拠かもしれません。

 コロコロイチバンには夢グループが登場。何でだよ。何なら漫画連載も始まったらしく、実は広告を見るYAKISOBAは現代小学生のセンスで運営されている可能性も見えてきた。
 ポケモンやカービィ、マリオの下に夢グループの二人がいる世界に来てしまったのだから、実は広告界隈の面白コンテンツはだんだんと世間にバレ始めているのかもしれません。

 これは別にコロコロとは関係ないけど、ガチャガチャで夢グループの二人がヘアゴムにされたらしい。
 もう広告に留まらないやん……

・2024年3月のVtuber告知

・五穣みずき

 エアリープロダクションことエアプロというVtuber事務所の4期生らしい。動画よりも静止画がメインであるが、デビュー前からSDキャラがいたり、妙に凝った映像があったりする辺りが事務所所属の配信者って感じですね。
 ギャップで魅せるアマビエお姉さんという自己紹介はあるが、どの辺がギャップなのかはやや分かりづらい。その辺をティザームービーだけで読み取るのも難しいし、そもそもアマビエ設定もどこまで残るかが分からないしでこの広告で流れてきたティザームービーウォッチングの意味を問わざるを得なくなってきたかもしれません。結局ティザームービーよりも配信の中身だろ!

・爽田こすも

 ファーストステージプロダクション、通称いちプロなる事務所に所属している3期生が爽田こすも。
 設定紹介などはあまりなく、全人類と友達になりたい、歌うの大好き、とある程度配信内容に紐づいていそうな個性を紹介しているのが特徴。実際に活動開始した後も歌枠がメインになっており、4月時点では変にゲーム配信をしていないのは初志貫徹という感じがしてよいですね。
 Vtuber皆が皆流行ってるゲームの配信しかしてないよりは、こうして歌専門みたいな人がいても良いと思うんすよね。強いて言えば歌枠ばかりよりは単発の歌ってみた動画がもう少しあると他の人に勧めやすいんじゃねえかなと思ったりしたけども、作業用に歌枠を流したいだけの人を狙っているならこれでちょうど良いのかもしれん。
 個人的には応援したくなりました。

・大罪悪魔ぎるてぃちゃん

 彼女もいちプロから登場した新人Vtuberであるが、なんかラップをされる。なんでやねん。
 この広告だけでは何をするかよく分からん! となるが、実際の配信を見るとゲームがメインのようです。もうアクリルスタンドやキーホルダーも売っている辺り、なんかすげえ勢いがあるように見える。
 でも先述の爽田こすもの方がフォロワーやチャンネル登録者が多かったりするんだから、世の中分からんもんです。グッズ展開の数と人気は比例しないんだなあ……

・えんどるふぃ☆ミ

 いちプロ所属のVtuber3人目。こちらはインターネットの妖精的な所をメインに押し出しているのが特徴で、若干ホラー味もあります。
 インターネットの妖精キャラとして登場したにも関わらず顔以外全身が写っているような配信もやっており、その辺のギャップも人気の秘訣……なのかはよく分からないが、ぼちぼち人気であるようです。
 バラエティ豊かな人間を集めて来て、初配信デビューリレーと言う形で全ての配信者を確認させる流れ自体はどこの事務所も同じやり口。これだけバリエーションがあっても結局既存の人気配信者から人気をもぎ取るまで行けるのはごくわずかなんだから、世の中大変ですね。

・兎々とぅるる

 デザインも出来る個人Vtuberという事で、映像の凝り方がすごい。何ならキャラの癖もすごい。
 ここまで出来る人であれば、自分で自由自在にキャラを作れるのでVtuberをやるのも面白そうですよね。俺も絵心があったらこういう事をしたいなあと思うんだけど、中々個人勢Vtuberになろうという気にはなれません。定期的に配信をするのもしんどいし、リアル生活も忙しいし、暇な時間は広告見てるし……
 現代社会の労働部分をやらなくて良くなったらやるのもやぶさかではない。

・OVERWATCH2

@user216962797

カウボーイビバップコラボ開催!今すぐダウンロードして期間限定スキンを手に入れよう!!

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 オーバーウォッチはカウボーイビバップとコラボ。
 ……まあオーバーウォッチ自体は色々な所とコラボして広告しているのだから大したトピックスでも無いのだが、Tiktokのコメントを見ていると「もっとメジャーなやつとコラボしてくれよ」というそもそも知らない人からのコメントもあれば「そもそも誰だよ」という痛烈なコメントもあり、世の中は厳しいと思いました。
 既存のキャラに寄せようとしているのは分かるんだけど、結果としては原作とも既存のキャラとも離れてしまいどっちつかずになってしまったんだろうなあ。

・Call of Duty Mobile

 CoDモバイルは本格的なラップ広告をリリース。音源も歌もガチすぎるよ。
 ラップ広告というとどうも広告的な訴求を強めたくなっちゃう所はあるだろうけど、ここまでカッコよさに振ったのは中々無いと思います。むしろそういうおふざけラップ広告自体最近見かけないんだけど……

・S.T.A.L.K.E.R.: Legends of the Zone Trilogy

 ウクライナのゲームスタジオが開発しているホラーサバイバルFPSシリーズを、日本ではSEGAがサブパブリッシング契約を結んでリリースしたようなタイトル。Windows PC向けのタイトルだったS.T.A.L.K.E.R.がついに家庭用ゲーム機に! という意味合いになってくるのだろう。
 こういうタイプのゲームだとfalloutの方を今では思い出してしまうが、Wiki曰くこちらは近年欧米のRPGでは先進的とされる要素を兼ね備えていたらしいですよ。
 好きな人はもうとっくに入手してやっているんじゃないかなあという気はするが、現代の若者が遊びたい際はこういう詰め合わせがあるとありがたいもんだと思います。シリーズ最新作も2024年に出るらしく、その前の復習として遊んでもらいたい所もありそう。

・Nintendo Switch

 卒業、上京をテーマとした広告。
 兄弟がポケモンをきっかけとしてもう一度一緒に遊ぶ、離れていても心は繋がっています、みたいなハートフルな世界観を描けるのはこれまで築き上げたポケモンブランドあっての物じゃないですか。良いよなあ任天堂は!!
 今時の高校三年生が昔遊んでいたのはポケモンX・Yという描写も、Xにいるようなオタクにはピンと来ない、あるいはピンと来すぎてしまう演出かもしれません。ポケモンX・Yがちょうど11年前程度なので、本当にこういう光景が繰り広げられていても不思議ではありません。
 何ならポケモン赤緑が1996年に発売された訳だから、その気になれば主人公が40代で昔の友人とポケモンの縁で繋がりなおす、みたいな広告だってぼちぼち出来るようになってしまう訳です。長期的に人気を獲得し続けているタイトルがあるとこれが強い。

・ひなこい

 日向坂46と恋愛しよう! みたいなソシャゲの広告。新学期と言う事で広告をしているようです。
 ガチャ訴求だのなんだのはナシ。ただオリジナルクリアファイルをもらえるかもしれない抽選があるので、実質的にプレゼント企画付きの広告です。アイドル物はこれが出来るんだよなあ。

・ライドカメンズ

 女性向けゲーム、ライドカメンズのテレビ用映像。CMではなくCFとはどういう意味? と思うかもしれないが、CMはコマーシャルメッセージ、TVCFはコマーシャルフィルムと呼ぶらしく、ちょっとだけ異なるらしいです。
 細かい事が面倒なら、とりあえずコマーシャルだと思えばOK。

 プロモーションビデオはこちら。映像がオシャレだしイケメンしかいねえな……
 まあ現実の仮面ライダーもイケメン俳優の登竜門的な所があるし、イラストだろうが実写だろうが近い習性はあると思われます。

・ブルーロック BLAZE BATTLE

 ブルーロックの新作ソシャゲの広告。
 3D映像を紹介しているのは良いんだけど、どんなゲームかはよく分からない。既に登場しているプロジェクトワールドチャンピオンはウマ娘的な育成ゲームだったので、さすがにこっちは別ジャンルであるようです。

 きっちりカッコいいカットシーンを紹介する広告。
 全部こういうので良いんじゃねえかなあ。皆見たいのはこういうカッコいい必殺技的なシーンでしょ。

@ブルーロック BLAZE BATTLE

ブルーロックの完全新作3D ゲームが登場

♬ Promoted Music - ブルーロック BLAZE BATTLE

 キャラの顔のアップだけを流す。
 タイトルだけ伝えたいタイプの広告だと思うが、既存のブルーロックのゲームとは違うぞって所をもう少し伝えても良いんじゃねえかなとは思いました。

・ハイキュー!! FLY HIGH

 以前も見かけたキャラ紹介広告。キャラクターが違うけども、形式自体は全部一緒。
 キャラ紹介広告はナンボあっても良い……という話になるのかなあ。

 ストーリー、ゲーム画面を紹介する広告。
 どこまでも無難で良い広告です。

 ガチャは10回だけです。
 普通はこんなもんなんだよなあ。

 ログボの紹介広告。
 割と常識的な内容で逆にびっくりしちゃったよ。毎日ログインするたびにURキャラが大量登場だぜ~!! みたいなことをやる広告が多すぎる!

・デジヴァイス -25th COLOR EVOLUTION-

 昔リリースされていたデジモンのおもちゃが25周年を祝してリバイバル。今になってbutterflyを聴くと色々響く物がありますよね。無限大な夢の後の何も無い世の中じゃ……
 バトルで遊べるし、新規収録ボイスも楽しめるし、昔あったデジヴァイスをさらにバージョンアップしたような大人向け玩具です。好きな方はどうぞ。

・UNION ARENA

 ユニオンアリーナは一周年らしい。カードゲーム戦国時代の現代、ユニオンアリーナってそんなにやってる人がたくさんいたんだって思っています。
 振り返ってみると確かに昨年3月頃に広告をやっていたんだけど、それ以降ユニオンアリーナの広告ってあんまり見なかった印象があるし、話題性としてもワンピースカードの方がよく聞く気がしたんですよね。それでも人気だからこそ1年サービスを継続出来たんだと思うんですけども。

・ロストアニマルプラネット

 日曜朝にやってそうな広告で良いですね。あばれる君が森の中でスマホをタップするとティラノサウルスを発見してゲットする広告。
 ARゲームという事で実際は皆様のご家庭や街中にティラノサウルスが出てくるものと思われるが、この広告ではその面白さは表現されていない。どうせならそういう事も言えば良かったんじゃないかと思うんだけども、そうすると歩きスマホをやめろ、みたいなうるさいのが来るからやめておいたんですかね。
 ちなみにダウンロードするとアマギフとかがもらえるキャンペーンもやっていたらしい。まるで海外広告みたいな……

 こっちはちゃんと家の中でキャラを登場させられることを紹介している。
 やっぱり屋外でやる場合は周囲に気をつけろみたいな注釈を入れないといけないけど、屋内であれば何をやってもよかろうという話になるんでしょう。

・金色のガッシュベル!! 永遠の絆の仲間たち

 もうこの時期のアニメの主題歌全部聞いてて寂しい気分になってくる。大人になれない僕らの強がりを一つ聞いてくれ~~~
 ゲーム内容は全然紹介されず、単にキャラと主題歌で懐かしさをプッシュしてくるタイプの広告です。まあこれ自体は放置ゲームだし……

 もう完全にゲーム画面は見せなくなってしまった。
 変にゲーム画面を見せて「放置ゲーかよ……」と言われるくらいならこっちの方が良いのかもしれません。

・Devil May Cry:Peak Of Combat

 2月も見かけたデビルメイクライのPV。
 やっぱりこういう映像で見るとアクションは全体的にサクサクしていてカッコいいんですよね。突然ギターを弾き始めるシーンはいらないと思うけど。
 好きな方は普通にダウンロードしそうな内容。

 日本版の紹介動画。
 こっちもカッコいいのは変わらずです。

 LADYというキャラのPV。
 もうなんだってカッコいいじゃん。

@Devil May Cry: Peak of Combat

悪魔退治の新章、スマホで登場!今すぐ事前エントリー!

♬ Promoted Music - Devil May Cry: Peak of Combat

 ちゃんとShortに対応した広告。
 これもまた別のカッコよさがあって良いですね。

・ストリートファイターデュエル

 ウルトラストリートファイター4、通称ウル4をベースにしたソシャゲらしい。スト6ブームをきっかけに海外からやってきたんですって。
 海外産広告なだけに若干ライト級か怪しい感のある広告が散見されるが、有名タイトルなので現状はここに置いておきます。今後2000連ガチャとか言い始めたり、突然memeを使ったりしたら容赦なくミドル級に落とすからなあ!

 アクションは凝っているが、なんか表情が別人感があるんだよなあ。こんなのっぺりしてましたか?
 ストリートファイターシリーズの登場人物の顔は毎回変わるんだからこれくらい気にするな、と言われたら文句言えないんだけど。

 ブランカと春麗のバトルを描いた広告。
 この辺のBGMとかは完全にスト4で懐かしいなって思いますね。スト4の時期はゲーセンに行っていても新宿タイステ地下とかに行く気にはならず、いつも新宿タイステ5階で音ゲーをしていたんですけども。
 それにしても2011年頃のゲーセンってのは良かったよなあ。格ゲーも盛り上がっていて、音ゲーもすげえ曲がいっぱい出ていて、ガンシューや弾幕シューティングもアーケードで新作が出ていた。最高の時期だったなあ……今じゃUFOキャッチャー屋ばっかりになって……

 格闘ゲームの金字塔がRPGで登場。
 サムスピもRPGがあったらしいけど、ストリートファイターはRPGにならなかったんですね。話ではアニメ化されたストリートファイターⅡをムービーゲームにしたものはセガサターンにあるらしいけど、それはやったことがないんですよね。ストリートファイターⅡの実写版格闘ゲームは秋葉原のHeyでやったことがあるんですけども。
 まあその辺の変なストリートファイターシリーズのゲームとは違った出来だと思います。

 カッコいい画像広告。
 ベガが前にいる辺りで今のスト6とは環境が違うんだよなあ……

・俺だけレベルアップな件 ARISE

 こういうタイプの原作のゲームでは珍しく、なんとアクションRPGである新作ゲームのようです。ガチャを回させまくるガチャゲーではないのか!?
 プレゼント企画もiphoneやアマギフなど定番どころを完備。こういう広告の割には中々しっかりしたゲームっぽくて感動しました。元が韓国で流行ったwebtoonで、韓国で作られたゲームだから日本的な思想とは違った形でのゲーム化をしている印象があります。

・陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン

 カゲマスはシャングリラフロンティアとコラボ。2月はホロライブとコラボして、3月は別の作品とコラボとはなかなか熱心なもんである。
 この調子で『この素晴らしき世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』と同じ路線に行けると良いですね。いわゆる原作付きゲームでアニメ本編、あるいはラノベ本編が終わったとしてもゲームが延命し続けるには、他作品の血を啜り続けるのが現状のメジャーな回答な気がします。

・学園アイドルマスター

 アイドルマスターの新シリーズらしい。
 アイマスって元々学生みたいな子も多くなかったか? と思っていたけども、どうもこれは学園物とアイドルマスターを組み合わせたのが特色のようです。
 結局普段のアイマスと何が違うねん! みたいなところは気になりますが、そもそもアイマスシリーズ自体全然触れてこなかったから違いが分かろうはずもありません。やったのは一回だけゲーセンで遊べるアイドルマスターをやったくらいだし……

 キャラクターの紹介広告。演出はぼちぼちオシャレで、ライブシーンもきちんと豪華。
 広告としては立派なもんだけども、残念ながらこの広告を見るYAKISOBAという奴は広告で美少女を見過ぎているせいで誰がどう違うのか全然分からん。どのメディアも盛んに同じような属性の美少女を出してくるもんだから、一種美少女アレルギー的になっている節もある。
 ライブシーンもどこかウマ娘や過去のアイマスシリーズで見たことがあるような感じじゃないですか? まあこの辺はアイドルライブという催し自体そういう物なんだと思うんですけど、勝手にマンネリズムを覚えてしまった時点で自分にこのコンテンツは向いていないんだと思います。

・Fate/Grand Order

 FGOはキャラ紹介広告がメインだと思っていたが、最初期のストーリーを紹介するような広告もやっていた。
 何を今更wと思うかもしれないが、サービス開始は2015年7月のゲームなんだからぼちぼち9年前のゲーム。そう考えると、ちゃんと9年前のストーリーを改めて紹介するのも大事でしょう。
 しかしFGOも9年前なんだから随分昔の話になったもんだ。もうレトロゲーム認定されちまうよ。

 春の新米マスター応援キャンペーンと称して、新規向けキャンペーンもやっていた。
 なんだかんだ定期的に初心者がやった時の第七章初見の反応とか、オルガマリーの反応に対してオタクがにちゃついているのを見かける辺り新規プレイヤーはぼちぼちいるっぽいんだよな。ネットの反応集。

 開催されているイベントの紹介までやっているんだから本気なんだなって感じがします。
 このアストルフォ自体は前からいた記憶があるが……

・白猫プロジェクト

 白猫プロジェクトがホロライブとコラボ。ホロライブは2月にも別の配信者がカゲマスやWorld of Warshipsにコラボ登場しており、コラボで大人気どころの騒ぎじゃありません。
 地上波のテレビで登場するアイドルはジャニーズがSMILE UPになってから誰を登場させようか、人気者にしようかと試行錯誤し続けている感があるが、もうインターネット界のアイドルに関してはホロライブとCrazy Racoonで決まりなんだろうなって感じがしてきましたね。

@白猫プロジェクト

コラボキャラガチャ毎日1回無料

♬ Promoted Music - 白猫プロジェクト

 白金ノエルメインの広告。主に既存のファンに向けた広告でしょう。
 なんと白猫プロジェクトも10周年だし、そのタイミングでホロライブファンも一気に獲得するぞ! という魂胆が見え隠れしますね。その割に概要文に書かれているのは「コラボキャラガチャ毎日1回無料」という現代どころか少し前のガチャ基準でもかなり少ないと感じる訴求であり、古参ゲーム特有のガチャのキツさを匂わせております。

 兎田ぺこらバージョン。
 多分それぞれにあると思うんだけど、自分が確認できたのはぺこらバージョンとノエルバージョンだけでした。

@白猫プロジェクト

コラボキャラガチャ毎日1回無料

♬ Promoted Music - 白猫プロジェクト

 公式配信のように見せて白猫プロジェクトの紹介をメインにしている広告。
 各人の個性を見せようとしている辺りは窺えます。不知火フレアが案内人のようになっているのは、この人自身が白猫プロジェクトをやりこんでいるかららしいっすよ?

・モンスターストライク

 パンをくわえて曲がり角でぶつかる……というテンプレも使い回され過ぎて元ネタが何か分からなくなりつつある現代であるが、この広告の場合女性側だけでなく男性側までパンをくわえているせいで元ネタとはだいぶ離れてしまったいる。
 確かに意外性はあるが、いわゆるテンプレからの逸脱としてはやや抑えめである印象。とはいえあんまり逸脱し過ぎても結局何を広告したいのか分からなくなってしまうだろうし、これくらいの内容で充分なのかも。
 ちなみにこの広告のメインテーマである「春オーブもらえる!」は多分やっている人しか分からないメッセージ。この広告の目的としては最近やっていない人を呼び戻すのがメインっぽい。

・アークナイツ

 いつものキャラ紹介広告。
 こういうキャラは人気出そうっすよね。人気が出そうというだけで、同社のブルーアーカイブの二次創作に比べるとアークナイツのイラストはずいぶん見かけなくなってしまったが……

・ブルーアーカイブ

 ブルーアーカイブは修学旅行をテーマとし、バスガイドのコスチュームを着せられていた。
 なんちゅうか、ブルアカは特定のキャラを色々な服装にコスプレするような広告が最近多いっすね。以前は完全新キャラの広告が多かった印象があるのだが。
 まあオタクはどこの馬の骨とも知らん新キャラより人気キャラの新衣装の方が嬉しいもんなんだろうしな。

・崩壊:スターレイル

@崩壊:スターレイル

全世界DL数1億突破!今なら最大80連ガチャもらえる!

♬ Promoted Music - 崩壊:スターレイル

 Dr.レイシオというキャラが無料で手に入る! という広告。
 有名なスターレイル動画投稿者らしいナコゲームズというチャンネルの動画をそのまま広告にしている模様。★5配布という一番センセーショナルな部分をちゃんと広告にしているのはエライと思います。
 本編は以下をご覧ください。 

 非常にシンプルな6秒広告。
 どうせならDr.レイシオというキャラがタダでもらえる事を告げた方が良かったのでは?

 イベントを紹介するカルーセル広告。
 1つの広告で色々な動画を出しているけど、割とどれも一緒な気はしてしまいます。最後の映像とかは過去の映像を使い回している辺りからも「以前見た」感は強くなってしまう。

 多分大分昔に出した広告だろうけど、改めてこれを。
 6回再生しかされてないし、多分自分も1回くらいしか見たことが無いパターンなんだよね。こういうほんのりとしたレア広告はナンボあっても良い。

 長尺のキャラ紹介広告。ニュース番組風の形式になっており、6分かけて新キャラをじっくりと紹介してくれる。この辺は昔やっていた女神転生Ⅴの広告を思い出す情報番組感。

・崩壊3rd

 スターレイルの広告で学んだらしいノウハウを崩壊3rdでも活用。映像のオシャレさは相変わらずであり、ヨーヨーを用いて街中を飛び回る様子はとてもスタイリッシュだ。
 後半のヨーヨーパフォーマンスも、キャラクターのみならずヨーヨーにもフォーカスする事によって絵面に変化をつけているのが目新しい。個人的には崩壊スターレイルの映像よりもこっちの方が好みです。
 退屈な映像にならないようによく勉強しているなあと感動しました。

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