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内定者イベントに参加しました【23卒・文系】

こんにちは。高校5年生です。

この記事を書いている本日、初めて内定者イベントに参加してきました。今回はその感想を書いていきます。

「内定者イベント」というのは企業が内々定を出した次年度の新卒者に対し、日時を指定して集め、懇親会や研修を行うイベントです。内定者懇親会や内定者研修など、呼び方は色々ありますが、今回は内定者イベントと書きますね。
ちなみにまだ内定にはなっていないため、正式には私は「内定者」ではなく「内々定者」です。内々定者は、「ほぼ内定を出すことが確実になった人」と解釈していただければ結構です。

入社する可能性が高い企業さんなので具体的な情報は伏せますが、どちらかというと大企業に分類される企業さんです。内定者イベントの参加者も「未来の同期がこんなにいるんだ!」とびっくりするほど多かったです。オンライン開催なので全員の顔を見ることができました。

内容はざっくり言うと3つです。
・人事部社員の紹介
・内々定者による自己紹介
・入社までのスケジュール通知

まず、人事部社員の方々のご紹介がありました。採用の過程でお会いした方も2人、お見かけしました。

次に、内々定者が自己紹介をします。事前に話す内容はみんな決めてきていて、自己紹介をした後で質問タイムも設けられました。面接は全て個人面接だったので、誰もお互いのことを知りません。話が途切れると気まずくなり、次の話題を必死に探す時間が流れました。初々しいですね。

最後に入社までのスケジュールを知らされました。月ごとに内定者向けのイベントがいつどこで行われるか、いつまでに入社前課題を提出するか、いつまでに何の勉強をしておくかを通知されます。かなり早い時期から勉強することがたくさんあるんだなと驚きました。
連絡の取り方もここでお知らせされました。

感想は2つです。
1つ目は、「希望の進路を叶えるって大事だな」です。志望企業のインターンや説明会で、入社前スケジュールを簡単に教えていただいたときは、「○月にこれをするんだ!」とわくわくしました。一方、今回の企業は志望業界と全く異なるからか、わくわくというより「これをするんだ……大変そうだなぁ……」と気が遠くなるような思いでした。働くことはそんな甘いことじゃない、厳しくて当然という気持ちはもちろんありますが、入社前からやることにわくわくできない自分に不安を覚えました。

2つ目は、「内定者フォロー、やっぱりされるんだなぁ」です。私が内々定をいただいた他の企業さんは、内々定を出してすぐ内定通知書を郵送したり、内定承諾書の締切に余裕がなかったりと「他の企業には行かせないぞ!」という意思をひしひしと感じました。
一方、この企業さんは最終面接の当日に内々定通知のお電話をくださっただけで、2ヶ月近く何の連絡もありませんでした。大きな企業さんですし、きっと「囲い込みなんかしなくても来てくれる人だけで良いよ。内定辞退なんて怖くないよ。」ということだろうと思い、その余裕っぷりに、勝手に好感度がものすごく高くなっておりました。内々定承諾をしたのも、これが1番の理由です。

しかし、内定者イベントではそうではないことが分かりました。現在の段階から取り組まなければならないことを大きく4つ、細かく分けるとそれ以上示されました。卒論も授業もあるのに並行できるかな……と心配です。また、内定者向けに開かれるイベントは毎月行われ、毎月行う課題や提出物があることも明かされました。内定者向けの専用連絡ツールでは内定者同士の交流、社員の方との交流や近況報告も行うそうです。
1番驚いたのは、まだ入社していないのに家を空ける際は行き先の住所と期間、家を空ける理由を必ず報告しなければならないというルールです。行き先で事故や事件に巻き込まれた際、企業さんの内定者として把握しておかなければならないからだそうです。これ、普通なのでしょうか。3月までは大学に籍があるのに、なぜ7月の段階でこんなに企業さんに学生生活を縛られなければならないのだろうかと疑問に思いました。そして、囲い込みなどせずどんと構えている企業さんだと期待していたので、幻想だと知って「そりゃそうだよね、他の企業さんと変わらないよね……」と受け止めました。

色々と調べて勝手に理想の企業さんに仕立て上げてしまっていたことを反省しております。今、選考が進んでいる企業さんに内定のご連絡をいただいても、良い企業さんだからお断りしようかな……なんて考えておりましたが、選考が進んでいる企業さんにご連絡をいただいたら、そちらに入社したいと考えるようになりました。そういった判断材料になるので、内定者イベントはご案内をいただいたらぜひ行ってみてくださいませ。

以上、「内定者イベントに参加しました【23卒・文系】」でした。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。

また次の投稿でお会いしましょう!