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大好きなあなたへ 〜声のお便り〜

あなたには、とびっきり素敵なお手紙を書いた人を知っていて。
そうでなくても、たくさんの人があなたに気持ちを届けているのも、間違いないだろうし。
だから、僕なんかがこうしてお手紙を綴るのは、ひょっとしたら、余計なことかもしれません。
でも、やっぱり一度は、書いておきたい、伝えておきたいって思ったんです。

あなたとは本当に長い付き合いになります。
いつ出会ったのか正確なことはわからないけど、ひょっとしたら、生まれる前から知っていたんじゃないか、そんなことを考えてしまうほど、あなたの存在は、僕にとってなくてはならないものです。

悲しい時は、泣きたいだけ泣いていいよと、優しく寄り添ってくれましたね。
嬉しい時は一緒に喜んでくれたし、いざという時には気持ちを鼓舞してくれましたよね。
もうだめだ、そう思った時も、あなたが励ましてくれて、行先を照らしてくれたおかげで、立ち上がり、足を踏み出すことがました。
いつも本当に、ありがとう。

そんな特別なときだけでなく、あなたがそばにいてくれることで、どんなつまらない一日も、息を吹き返します。
退屈には退屈の、澱んだ空気には澱んだ空気の、命や色があるんだと言うことを、あなたは教えてくれます。
あなたがいなかったら、この世界は、本当に味気ない、空虚なものになってしまうと思うんです。

あなたが見せてくれるどんな顔も、大好きです。
これからも、どうぞ、僕の世界が、あなたで満ちていますように。


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けいりんより

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