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オウム真理教元幹部で、2018年7月に死刑執行された宮前(岡﨑/佐伯)一明さんの絵や文…

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オウム真理教元幹部で、2018年7月に死刑執行された宮前(岡﨑/佐伯)一明さんの絵や文章を紹介します。 中の人→茜 https://twitter.com/akaneyamada0322

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最近の記事

2018年 厳冬入山

大変お待たせしました。 2018年制作の「厳冬入山」です。死刑執行の少し前に描かれました。 低画質版です。 高画質版は有料としました。以下URLからご覧ください。 良識のある範囲でのご利用をお願いします。 何かありましたら koumiyamae0404@gmail.com まで。

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    • 夫婦鶴の販売について

      宮前一明さん(雅号 宮前吼宇墨嶽)の色紙画「夫婦鶴」の販売をメルカリでいたします。現在お渡しできる18枚限定となります。 「夫婦鶴」宮前吼宇 ※今回販売する絵に額はつきません。 以下、メルカリ販売ページに掲載した、販売に至る経緯や概要です。 夫婦鶴 死刑囚の宮前一明氏が、平成26年にさまざまな支援のお気持ちのお礼にと獄中で描いた絵です。 当時、70点以上同じ「夫婦鶴」を描きました。 2018年の執行後、支援者である私が保管しておりましたが、宮前氏は生前から多くの方へ

      • 死刑囚の絵展と「死なない心」の経緯

        カフェ・テアトロ・アビエルト(広島県)で死刑囚の絵の展示会をやっています。 その中に宮前一明さんの絵も展示されています。 朝日新聞の記事にもなっています。 以下、補足のようなものです。 記事の中で、「9枚の色紙を連ねた作品」が遺作であるかのように書かれていますが、正しくは遺作ではありません。 この作品は「死なない心(虹のコンパッション)」というタイトルで、数年前には完成していました。 しかし、東京拘置所の謎の処遇で支援者へ送付することが不許可となり、なかなか支援者

        • 過去の手紙-5

          平成29年11月29日「明日は年賀状を書くつもりです」 平成29年9月21日「敬老の日はどうされてましたか?」 ※2枚目の冒頭は、管理人が足の持病で理学療法士にパンプスをはくなと言われて凹んでいた返事です。

        2018年 厳冬入山

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        • 問い掛け
          23本

        記事

          過去の手紙-4

          平成30年1月29日「『あおいけあ』社長の記事内容が素晴らしい」 管理人の仕事にからめた介護の話です。 平成30年秋頃「最近、よく夢を観ますね」

          過去の手紙-4

          過去の手紙-3

          2018年2月19日「逆に励まされている某」 3行目「2/2 23:35メール文拝見」…管理人のメールをプリントアウトしたものを外部交通者さんが送付してくださり、宮前一明さんが見た ということ 4行目「お二人」…一明さんと外部交通者さんを指す 6行目からの黒塗り…外部交通者さんの記述があるため伏せます 「◎以前---生の運命判定は」…一明さんが手元の運命鑑定書から管理人の誕生日を占った。「房宿」らしい。 「現実の渦中にあっても他人事として眺める可笑しな考え方」は、離人症な

          過去の手紙-3

          過去の手紙-2

          平成30年1月24日 麻原彰晃の次女(松本宇未さん・仮名)・三女(松本麗華さん)の言動について。 手紙の経緯:私が麗華さんとメッセしてたとき、麗華さんが攻撃的ではてに「茜さんは死刑囚を利用している」などと悲しいことを言われた件について。 リカちゃん…麻原三女・松本麗華さん 1行目の伏字…麻原次女の実名 山田さん…アレフから分裂した「山田らの集団」の主催者 滝本弁…滝本太郎弁護士 三女派も無い…滝本太郎弁護士が「山田らの集団」=三女派 と決めつけてブログに記述していることに

          過去の手紙-2

          過去の手紙-1

          平成29年11月2日「愚生は本当に恵まれている」 平成29年11月24日「ユニクロの黒色のズボン下がこの冬には最高です」

          過去の手紙-1

          差し入れのお礼状

          平成30年7月13日(東京拘置所→名古屋拘置所へ移送後5ヶ月、オウム真理教事件死刑囚の前半の執行が7/6に行われた後)に管理人に来た差し入れのお礼状です。

          差し入れのお礼状

          メモ・下書き-1

          以下は、多分名古屋拘置所で描かれた絵(平成30年4月以降)の下書きなどです。 スキャニング:W様

          メモ・下書き-1

          平成23年「A3の感想」

          平成23年に書かれた、宮前一明さんによる森達也「A3」の感想とされるものです。本文全3枚、2枚目以降有料といたします。おまけとして東京拘置所のパンフ許可証と黒塗りにされた「A3」の一部の写真撮りをつけました。 当時の心情なのか、肯定的に書かれていますが、平成30年に結成された森達也氏率いる「オウム事件真相究明の会」にはもちろん危機感を持たれています。 参考:https://kazakimiyamae.blogspot.com/2018/06/blog-post_16.ht

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          平成23年「A3の感想」

          解脱

          《宮前さんの手記を元に、宮前さんの出家後の経緯を記します。》  1988年7月25日、岡﨑はラージャ・ヨーガにて麻原から成就したと認められる。5月28日から59日間にわたり、連日20時間前後の真っ暗闇の独房修行の結果であった。  独房修行は、岡﨑の前に、2人の弟子に試され、失敗した後だった。その弟子とは、杉本繁郎(地下鉄サリン事件の無期懲役囚)とH氏だった。 麻原は2人に対し「解脱するか狂うかの修行メニューだぞ!」と厳しい修行プログラムを課した。しかし2人は、同部屋に間

          問い掛け-メモ

          遺品より。「問い掛け」の時系列等メモされています。今の所続きは見つかっていません。一旦更新はここで終了します。ご覧いただきありがとうございました。 スキャニング:W様 「問い掛けクロニクル」(平成26年・死刑囚の表現展出品)たぶんご自身の生涯を表現した作品。

          問い掛け-メモ

          問い掛け-22?<熱血先生>

          ※遺品より。おそらく前回の続きです。途中で終わっていて、今のところ他の続きは見つかっていません。 スキャニング:W様

          問い掛け-22?<熱血先生>

          問い掛け-21<マンモス校での五カ月間>

          <マンモス校での五カ月間>  二度目の転校先は、各学年が六クラス以上もある宇部一のマンモス小学校と分かり、驚いた。  登下校の人の多さに圧倒され、特に月曜の朝礼は、校庭を埋め尽くす生徒たちの頭の数には、壮観の一言としかいいようのない景観を体験した。  担任の女先生は、生徒の個性を引き出すのが上手で、常に一歩先を読んでいるかのような鋭い指摘と、心の中を見透かしているかのような清らかな眼光が印象的で、しかも、優しかった。  ものおじすることなく翌日から友達も出来、クラス

          問い掛け-21<マンモス校での五カ月間>

          問い掛け-20<辞職、転校、そして引っ越し>

          <辞職、転校、そして引っ越し>  小学五年の一学期が終わる頃、養父は、上司との喧嘩がキッカケで勢い余って辞表を出す顛末となり茫然自失。  犠牲者はいつも養母と私だった。  急遽、七回目の引っ越しが始まった。 ところが転職先はもちろん引っ越し先の目当てが全く無い。養母は養父のそんな身勝手な判断に対し、このときばかりは怒り心頭に発し、何日も喧嘩が続き、結局、山口へ引き返すことで治まった。  突然の転校を報されてか、クラスは騒然となり、急遽お別れ会が催され、先生と皆んな

          問い掛け-20<辞職、転校、そして引っ越し>