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公務員にインタビュー【消防官①】〜家族を思う、だから強い意志を持てる〜

福岡県宗像市で「公務員専門塾 HOME」を
運営しております。
元公務員であり、
長年公務員受験指導に携わっています。
多くの方に公務員を目指していただきたく、
活動を続けております。

インタビュー第2弾です。
公務員の中で、
一番憧れられる仕事”消防官”に
インタビューをさせていただきました。

お読みいただく前に

あくまでインタビューした内容を
要約しております。
表現に違いがあるかもしれませんが、
あらかじめご了承ください。

基本情報

・入庁10年目(専門学校2年制卒業)
・年収460万円程度
 (時間外手当、特別勤務手当等を含む)
・救助隊所属
・結婚し、2人の子供がいる

仕事内容

火災調査、損害調査、
消防水利の管理、勤務編成、相互応援等々

公務員を目指した理由

人を助ける仕事がしたい、人の役に立ちたい、
自分の身近にいる”スーパーヒーロー”だったから

仕事のやりがい

”最後の砦”と呼ばれる救助隊に所属しており、
難しい現場で、救助できた時は
とてもやりがいを感じる。

仕事でストレス感じる時

他の部隊(消防隊や救急隊)より
出動件数が少ないので、モチベーションを
維持することが非常に難しい。
→訓練することでモチベーションを維持する。

書類(火災調査書等)に追われると、
PC操作や文書作成にかなり苦労する。

コロナ禍での状況

感染者の救助や搬送に携わって場合、
特別勤務手当が付き、給料が大きく変わった。
(※5類に引き下げられると、
この手当もなくなるそう。)
救助等に関しては、コロナ禍当初から
国の方針に従い行動している。

消防官としての覚悟

子供が熱を出して、
奥様が看病している時、
職場から緊急の呼び出しがかかった。
目の前の家族を思うと、
連絡に出るか一瞬ためらった時があった。
しかし、消防官の自覚が持って、
呼び出しに応じた。
このことを奥様に理解してもらえるまで、
少し時間がかかったそう。

家族に対して意識していることは、
仕事に対する不安を持たせないこと、
仕事に出る時、必ず奥様の顔を見て、
「いってきます」と言うようにしている、
とのこと。

インタビューを終えて

改めて消防官は子供たちから憧れられる
カッコいい仕事だと思った。
仕事に対しても、家族に対しても
覚悟を持っていて、
それが滲み出てくる感じがした。

公務員は定年の延長による雇用縮小が
問題とされているが、
消防士も例外でない。
ただ、若い人材の確保も必要であり、
過酷な現場で活動するには、一定の
体力が必要と話す。
消防士は憧れが強い職業、
子供たちが憧れから、
就職を意識した時、その雇用が確保されて
いることを願う。

最後までお読みくださり、
ありがとうございました。

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