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旅するプロ資格マニア

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プロ資格マニア(ライター、セミナー講師、コンサルタント)の河野陽炎は、よく旅をします。願書提出のため、受験のため、ホテルにこもって勉強するため、と理由はさまざま。資格マニアの皆さ… もっと読む
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#成功

受験仲間や環境に期待しすぎないことも大事 プロ資格マニアの勉強法

高校・大学受験や資格取得のために、受験仲間を得ることの効果はとても大きなものです。周囲の人が頑張っていると、自分も負けまいとして頑張れることも多いです。 ただし「良い環境に身を置けば、自動的に自分が変われる」というわけではありません。変わる選択をするのは自分自身であり、良い環境から受け取るべきものをきちんと選んで受け取り、自分の勉強や生活のなかにどう取り入れていくかを、自分で決めなければなりません。 実は私も「世間的に評判の高いスクールへ行ったほうがいいのではないか?」と

「プロ資格マニアになる方法」を発売して2年で変わったこと

私の本の中で、特にKindle版が売れ続けているのがこの本です。 ペーパーバック版のほうが売れているもの、ほとんど見向きもされていないものもあるなかで、コンスタントに売れているこの本には、感謝しています。 さて、この本を発売してから、2年が経とうとしています。この2年間で変わったことを考えました。 コロナ禍で変わったこと① オンライン会議システムの普及この2年間のことを語る上で、外せないのが新型コロナウィルスの影響です。特に中小企業様において、ZOOMをはじめとするオン

「私自身の夢(クルーズ旅行と大学入学)を叶えること」を通して伝えたい想い #もしも叶うなら

私は20歳のころ、メニエール病とパニック障害でろくに乗り物に乗れませんでした。でも今は、電車やバスだけでなく、フェリーや高速艇、揺れるボートやディンギーヨットに乗っても平気。万が一、酔った場合でも「これもまた一興」で済ませることができるようになりました。 そんな私が叶えたいことは、次の3つです。 ・クルーズ船に乗って1週間以上の旅をしてみたい ・大学で心理学と法律をしっかりと学びたい ・私自身の夢を叶えることで、同じ病気の人の参考になる道筋を作りたい メニエール病の人の

ライターだけを続けるか、他の仕事もするか迷ったとき

私がライターになったのは、 「自宅から出歩けなくてもできる仕事」 「介護や通院のための時間を確保できる仕事」 であることが大きかったです。 ただ、そのような仕事はライター以外にもあります。もしも私にイラストの心得があったらその方面の仕事をしていたかもしれないし、写真やウェブデザインなどの技術があれば、その仕事についてたかもしれません。 とはいえ、ライターになったからには ・引き受けた仕事は必ずする、言い換えればできない仕事は引き受けない ・自宅でも習得できる知識はあるの

「相談される人」は結局のところ何でもうまくいく

ライターになったばかりの頃、私がもっていた目標は「信頼されるライターになること」でした。仕事の質を高め、量をこなすこと、電話やメールの返事を早くすることなどが、信頼につながると思い、努力していました。 その努力は必要で、不可欠なものだったと今でも思いますが、「それだけではいけない」とも思っていました。他に何が必要だろうか? 知名度、カリスマ性、難関資格……などがあれば、自分に不足している点を補えるだろうか? と考えたこともありました。 自分が仕事を続けて来られたのはあると

手帳の使い方で変わる! 仕事、勉強、人間関係、趣味……すべてを充実させる方法

時間には大きく分けて「今」と、そして過去、未来があります。そして現実に起こったこと、将来起こる予定のこと、将来起こって欲しいこと……などがあります。 私はその全てを手帳1冊に記録しています。仕事や趣味など、目的に応じて手帳を使い分ける方法もありますが、私は少し値段が高くても、書き込むスペースがたくさんある大きめの手帳を買うこと、そしてどのページに何を書き込むかのルールを守ることを実践して、手帳は1冊にしています。 具体的にどんな書き方をしているか、紹介します。 手帳の選

床に落ちた刺繍針が思い出させてくれたこと

先日、刺繍針を床に落としてしまった。見失った針をそのままにしておくと、踏んでケガをしたり、家電製品がショートする原因になったりしかねないので、何が何でも見つけなければならないと焦った。 ようやく見つけたときには、安堵のあまり泣きそうになった(実際はそのタイミングで新規のお客様から打診があり、慌てて対応することになったのだが)。 このような「予定にはなかったが、緊急で重要で予想外ななにか」が、人生に飛び込んでくることはある。 そして、あらゆる事象について予想し、予防し、被

「〇〇を◇◇する仕事」と表現するよう心掛けてみたら 【プロ資格マニアの仕事】

今年の3月ごろに「こういう仕事をやりたいから、準備を始めよう」と思い、従来の通り仕事をこなしながら、将来のための準備もしてきた。 1か月ほど経ったころから、思ったより早く、その成果が表れ始めた。2か月経った今までに、面談のご希望も10件以上いただき、そのうち何件かの方とは実際に仕事を始めている。 新しいビジネスの計画を立て、それを成功させるために必要な要素はたくさんある。事業計画、資金繰り、集客ノウハウ……。 今回の経験の中で感じたことは「ライターがやりたい」「コンサル

執筆のスピードを上げるには「いきなり書き始めない」こと 【プロ資格マニアの執筆】

ライターの仕事は次のような流れを取ることが多い。 1.編集さんから打診  細かい内容の打合せではなく単純にスケジュールが空いているかどうかの相談が多い 2.しばらく経つと細かい企画内容が書かれた書類が届く  報酬、経費の精算などの話し合いもこのときに詰めておく 3.構成案作成  ライターはどのような原稿を書くつもりか、見出しと簡単な内容を書いて編集さんに提出する。エンドクライアントが構成案を確認して、そのままOKとなることもあるが、構成案に修正が入ることも多々ある。  エン

プロ資格マニアの肩書をつけて1年

以前使っていた私の名刺には「ライター、コラムニスト」ときちんと記してあった。しかし、保有資格ばかりが注目され「何のお仕事をされているのですか?」と聞かれてしまうことが多かった。 開き直って「プロ資格マニア」と名乗ることにしたら、おもわぬ効果があった。 資格に関する原稿執筆や勉強法のレクチャー以外にも、 「こういう特技を仕事にしたいけど、何から手をつければ?」 「どういう形で収益につなげたら?」 と悩む方のご相談も受けた。 ご事情で「長時間の外出ができない」という人のでき

「なぜうまくいったのか?」の分析が足りていなかった 【プロ資格マニアの軌跡】

ビジネスでも資格試験でも言われることだが「同じ失敗を繰り返さないことが大事」だ。そのためには「なぜ失敗したのかを振り返る」「失敗しないよう対策をする」など、やるべきことがある。 今年の後半、というか秋が深まったころに気づいたのだが、これまでうまくいったパターンを振り返る機会を、あまり持ってこなかった。 たとえば資格試験でうまく合格できたとしても、反省すべき点が1つもないケースはほとんどない。そして、反省すべき点にばかり目が向いてしまいがちなのが、私のパターンだった。 今

チャンスがもらえるかどうか 【プロ資格マニアのつぶやき】

フリーランスが取引先や友人からチャンスをもらえるかどうかは、実績や実力に加えて ・報連相がスムーズにできるか ・連絡がつきやすいか ・突発的な事情をお互いに思いやれるか ・口が堅く信用がおけるか などが関わってくる。 資格を取ったり、業務実績を重ねたりすることは、努力次第で誰でもできる。 同じくらいの資格と業務実績を持つフリーランスと並んだときチャンスをもらえる人には、 「ぜひこの人とやっていきたい」 と思える何かがあるんだと思うし。 その部分を一言でいえば人柄になるの

ネットショップのグッズが実際に売れた経路 【プロ資格マニアの軌跡】

ど素人が「ふゆきん」「ふゆうさ」というオリジナルキャラクターを生み出し、オリジナルグッズを販売するようになってから、実際に商品が売れた経路について紹介します。販売数が多い順に紹介しましょう。 第1位 友人、身内素人で、特別は販売ルートも持っていなかったので、このケースが一番おおかったです。 友人や身内が購入してくれるのは「友人だから、身内だから」です。欲しくもない人に押し売りをし始めてしまったら、友情や信頼関係がぐちゃぐちゃになるので注意しましょう。 あくまでも「オリジ

プロ資格マニアの守り神「ふゆきん」「ふゆうさ」

頭脳派で冷静沈着な「ふゆきん」と楽しみを見つけて陽気に生きる「ふゆうさ」。 彼らに美味しいものを食べさせるため、店長はがんばってます。 友達の「大人かい?」もいい子です。 店長は資格試験の日にふゆうさを連れていきます。よいことに目を向け、明るく過ごすふゆうさの姿を見て、深刻になりがちな試験の時間を乗り切ります。 また、勉強中はふゆきんが店長のお守り。冷静に情報収集と分析を続け、取り乱すことのないふゆきんが先生なのです。 資格取得を目指す人、オーディションや舞台の前で緊張し