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【和歌山旅・後編】和歌山城天守閣+クレジットカードでJR普通乗車券を買うには?

和歌山公園動物園で、動物たちの可愛い姿とふれあった後は、和歌山城天守閣に登ってみることにしました。

入場料は410円。同じ券で「わかやま歴史館 2階歴史展示室」にも入場することができます。

実は私は、お城の歴史に詳しいほうではありません。

ただ、昔の人の生活を知るためには、現地に行ってみて、実物に触れてみることが大切だと、ライターという職業柄も感じておりますので、天守閣に登り、そこから見える景色を眺めてみることにしました。

お城に「天守閣」というものを初めて設けたのは織田信長(安土城)だそうで、高い建物を建てることで権力を誇示する狙いがあったようですね。

そして、和歌山城が白い建物になったのは戦後のことで、戦火で焼かれる前の建物は黒い建物だったそうです。

観光客が登ることができる最も高い位置から見る景色です。中庭の向こうに見えるのは紀の川ですね。

この天守閣は戦後に再建されたものなので、紀州のお殿様が見ていたエリアとは、微妙に違うところを私は見ているのかもしれません。

ただ、自分の治めるエリアを見下ろすお殿様の気持ちって、どんなものだっただろうと考えることをしてみました。

自営業者も「一国一城の主」と呼ばれることがありますから(笑)

自分が領地を見下ろしていると同時に、領地の人は常にお城の存在を意識し、お殿様の一挙手一投足を常にだれかが気にしている。

そのことが心地よく感じられる人、息苦しいと感じてしまう人の両方が、きっといるのでしょう。

また、「何でも自分の思い通りにできる」とわがままな方向に走ってしまうお殿様、逆に「民の人生を背負っている責任があるのだ」と感じる人もいたでしょう。

もし自分が、そのような立場になったとき、どう考える人でありたいか?

今後の人生で、少しでも意識していきたいと思いました。

和歌山城天守閣を降りると「西の丸庭園」への案内看板が。

看板の指し示す方向に歩くと、やがて西の丸庭園が見えてきます。

入場料を別途取られることがないのが、ありがたいですね。

園内の遊歩道をたどっていくと、春の緑が芽吹く季節や、秋の紅葉の季節はさぞかしすばらしいんだろうと思える光景が次々と広がります。

今はおそらく剪定なども済み、もっともスッキリした季節なのかもしれませんが、今の季節もやはりすばらしいと思える庭です。

かつて藩主とお付きの人しか通ることができなかった「御橋廊下」は、靴を脱いで通ることになっています。

お殿様がお濠を渡る姿を隠すために、このような造りになっているのだとか。

かなりの急こう配なので、注意するほうがいいです。

御橋廊下を渡った(上った?)ところから、和歌山城天守閣を見上げます。

帰り道、苔むした石垣がとても美しく見えました。

護国神社にもお参りすることができました。

バスに乗ってJR和歌山駅へ向かいます。

JR和歌山駅には何度か来たことがあるのですが、MIO北館や近鉄百貨店などがある方面には、あまり行ったことがありませんでした。

ホテルグランヴィア和歌山内のカフェ「パスワード」さんで、パンケーキをいただきました。

さて、JRの普通乗車券はクレジットカードでも購入することができます。

「みどりの窓口」で、特急券などを買う時と同じように「○○駅までの普通乗車券をクレジットカードでお願いします」と言えば買えます。

「みどりの券売機」がある駅では、券売機でクレジットカードをつかって支払いができますよ。

出発の時点で往復券を買っておけば、帰りの切符の心配もしなくてすみます。

窓口が混み合っているときは、時間がかかるというデメリットはありますが、経費管理のためにクレジットカードを使いたい場合や、ポイントを貯めたい場合には便利な方法ですよね。

いただいたサポートは、ライター志望、フリーランス志望、地方在住で起業を考える皆さんに向けたセミナー運営費用などに使わせていただきます。