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「開幕投手候補は何人かいる」それは昨年も聞いた言葉

2024年のスワローズを展望する際に避けて通れないのが先発投手陣のメンバーだ。
髙津監督は「開幕投手候補は何人かいる」とコメントしたが、それは昨年も同様だった。
しかし、結果的に開幕マウンドに上がったのは例年通り小川泰弘。
今年もその可能性が高いのが現状だ。
スワローズは髙津監督になってから“ゆとりローテーション”を組んでいる。
そうなると先発ローテーションをシーズン守り切っても23~25試合となる。
25試合として先発の最低限の役割である5回を投げたとして125イニング。
それをクリアしたのは、小川とサイスニードだけだ。
何人かいるはずの開幕投手候補だが、実質はこの2人になるのが当たり前。
連覇から5位に転落した昨シーズンと同じ状態だといっていい。

スワローズ観察日記R別館・紘野涼プロフィール紹介

<2023年試さなかったことが今季も穴埋めできない理由>

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