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東福寺  塔頭 光明院

室町時代初頭の1391年(明徳二年)、 東福寺の塔頭として金山明昶によって創建される。 山門より入ってすぐの、前庭である雲嶺庭には 勝負の守護神「摩利支尊天」が鎮座する。        

「虹の苔寺」の異名をとり、苔と砂の見事な調和を見せる主庭、 「波心庭」は、昭和の作庭家・重森三玲の手になる枯山水庭園で、 東福寺方丈庭園とともに昭和十四年につくられた。
方丈庭とは趣を異にする平安式の州浜型庭園である波心庭は、 寺号の光明にちなみ、 大海を表す白砂に浮かぶ三尊石組を基点に、立石が斜線状に並ぶ。 その背後のサツキ、ツツジは大刈込としてダイナミックな雲紋を与えられている。
苔の美しい新緑や紅葉時には、ひそやかな禅寺も華やぎを増す歴史ある庭園である。

立石が斜線に並ぶ枯山水の庭園は禅の教えは大事なことは言葉で現れさせられないと 禅の教えを伝えていることを自覚してものごとをひとつのものとして決してとらえないで 一つのものだと考えるという奥の深い教え受けているつまり二元論である 正座して考えさせられている      

                                                   

 






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