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ドーナツの穴。

こんばんは!
ドーナツってなんで真ん中に穴が空いているんだろう…
退職の際に、職場の方から頂いたドーナツを食べながらこの記事を入力しています。
どうも、ポン・デ・リング大好き!
NoDo_管理人のヒロシです。

ドーナツ穴の謎!諸説あり!
真ん中に火が通りにくく、生焼けにならないようにしっかりと火を通すため。航海中にいつでも食べれるように、真ん中をあけて操舵輪にひっかけるため。元々、真ん中にクルミを乗せた揚げ菓子。ドー(小麦を練った)ナッツ(クルミのこと)だったが、真ん中にのせるクルミが入手困難だったため。インディアンの放った矢が、偶然真ん中に当たり、真ん中が空洞になった状態で揚げられたため。

結局、どれが本当かわからんらしいです。
とにかく穴が空いている形が普及してるから、それが当たり前なんですよね。

まぁ、この当たり前が難しいもんで、
シェア型書店のシステムも理解できる方はすぐにピン!とくるらしいですが、大体の方は、「?」となります。
職場でも、開業の話でシェア型書店の説明をするんですが、これまた皆さんわかったようでわからん!という笑顔をします。

どう説明すればいいんだ!!!
説明する側は、理解した上で話をしているので、本を日頃からあまり読まない人や元々そんな興味がない人に理解を求めることが間違っているんじゃないか。そんな気持ちでやきもきしていました。

そんな時、同僚の若い職員の方に
「UVERworld(ロックバンド)の男祭りライブディスク発売記念の展示イベントが渋谷のタワレコでやってるんで、是非行ってください!!!」
と、もの凄い圧で激推しされました(笑)

私は特に好きではなかったんですが、その熱量に圧倒されたのか隣にいた女性職員の方は「なんかすごいんで、一緒に行くことになりました」と笑っていたので、「え、好きなの?UVER」と聞くと。

「いや、全然」

好きじゃないんかぁーーーい!!!!


軽くツッコミをいれてしまいました。

その時、何かひらめいたのか私はそのUVER女子に
「その好きな気持ちはわかった。そしたら、うちのシェア型書店の棚を借りてその気持ちをシェアしてよ」

「棚に【UVER書店】って屋号つけて、棚にUVERに関する書籍や雑誌を並べて棚を好きなようにUVER仕様にデコレーションして販売してもらい、お店番の時に、SNSでその気持ちを発信して、当日はUVERの曲を流しながらUVERグッズやCDを物販していいからさ!そしたら、お店にUVER好きな人が遊びに来てくれてライブとか一緒にいけたりするかもよ、どう?」

一瞬の静寂の後に
「そういう事できるんですか、面白いかも…」
初めてシェア型書店の理解を少し感じてもらった!と思いました。

もちろん、これはシェア型書店の一つの事例であり。
本来は「本」という活字媒体の素晴らしさを伝え共有する事が主であると考えています。
しかし、現在若者の活字離れが深刻であると言われている中、
こういった事からでも本がある空間に興味を持ってもらい、触れてもらう事が大事なんじゃないかと思います。
このUVER女子の方が、棚を借りて共有する事の楽しさに触れ、
もしかしたら、もしかしたら、もしかすると
ZINE(個人の出版本)など制作して販売してもらえるようになるかもしれない。
そう考えるだけでワクワクしてきます。

ドーナツの穴を空白として捉えるか、あるいは存在として捉えるかはあくまで形而上的な問題であって、それはドーナツの味が少しなりとも変わるわけではないのだ。

講談社「羊をめぐる冒険」より

村上春樹さんの名言らしいです。(スミマセン、まだ読めていないです。この機会に読んでみようかなと思いました)

まあ哲学的に難しいんですが、
その人がシェア型書店をどういう風に考え、利用したとしても、本という媒体には少なからず繋がっているのではないかと
勝手にこじつけて解釈して、無理やりにドーナツ話に帰結させようとしました。ハルキストの皆様ごめんなさい。

結論:穴があろうがなかろうがドーナツはうまい!

お店番中、ドーナツを食べながら読書をしたい!手作りドーナツをお店番中に販売したい!ドーナツの穴について四六時中、討論したい!
そんな方も、棚主さんとして募集しております。

◎シェア型書店【NoDo_】4月18日(木)OPEN

東京都目黒区中央町2-3-8(祐天寺駅から徒歩10分)
棚主として参加希望の方は随時募集中です。
お問い合わせはインスタグラムのDMまたは下記アドレスまでnodobooks2024@gmail.com









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