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自身の職業の未来に好奇心を持てるか

自身が携わる職業が好きであることは大切です。しかし、その職業がどのような環境変化に置かれ、今後どのようになっていくかを理解することは更に大切なことです。今の時代は、大きな環境変化により、他業界の企業が、ある日突然、自社の競合他社になることがあります。例えば、運送会社の競合にAmazonが突如現れたり、自動車会社の競合がGoogleになったりするのです。


あなたの職業の未来はどのようになっていくか想像ができるでしょうか。自らが属する業界の将来に関心を持つことで、自身が携わる業界の情報が入ってくるようになります。そうすると、自身がなすべきことがきっと見えてくるはずです。


例えば、教育業界の例ですと、テクノロジーを取り入れた教育の波がきています。対面の教育を中心に据えていたとすると、どのようにテクノロジーを取り入れた教育をしたらよいのかという課題を設定できるかもしれません。もしくは、テクノロジーを取り入れなくても大丈夫だとしたら、どのような教育が可能なのかという180度異なる別の問題設定ができるかもしれません。

いずれにしても、将来に向けてやるべきことの輪郭が見えてきます。
そうすれば、今日の努力が将来の成功にどのようにつながるのかを思い描きやすくなります。それができると、逆算して計画も立てやすくなります。目指すべき未来に向かって具体的な活動の準備を始められるようになるのです。 


自身の職業の未来が自身の未来に影響を与える部分は少なくないはずです。まずは、焦って自身の職業について白黒の決着をつけようとせず、自身の職業やその業界の未来に強い興味・関心を持つことから始めてみましょう。

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