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通知表

4月ですね。
新生活をスタートさせた方もいらっしゃるでしょうか。

ちょっと前に娘が学校から通知表をもらってきました。
一年生の彼女は、まだ通知表の目的とか意味とかあんまりわかっていない様子。
もらったことも忘れてランドセルに入れっぱなしでした。

親としては
やっぱりドキドキするわけです。
娘、ちゃんとやってんのか?
ついていけてる?
大丈夫なの?

さてさて緊張しながら開いてみると…
あれ?
おや?

三段階に分かれた評価。
「たいへんよい」
「よい」
「もうすこし」

具体的にはお伝えしませんが
私の思っていたよりはイマイチだなぁ。。
という第一印象。

なぜなら
前期は二段階評価で
めちゃめちゃよい成績だったから。

なぜだ?
帰ってくるテストもよくできてる。
宿題もほぼほぼ忘れたことないし
真面目な性格だし、授業中注意されまくるほど
ふざけたりはしない気がする…

モヤモヤしてしまいました。

当の本人は全くもって気にせず。

なぜ私はモヤったのか?

それは
自分の小学校の成績がめちゃめちゃよかったから。←自慢笑
6年間体育以外はめちゃめちゃ成績良かったんですよ。なんせ真面目に勉強してたし勉強楽しかったから。
図工も大好き!
音楽も大好き!
リコーダーとかめっちゃ上手かったと思う。笑
本もめちゃめちゃ読んでたし!
体育は全然できなかったけどね。

そう、娘と自分を完全に比較していたことに気がつきました。

私の娘がこんな悪い成績とるわけない!
と思い込んでいました。

いやいや待て!
よくよく考えてそれってひどくない?

30年以上前の自分の成績
評価の方法も違うでしょう。
自分と娘は別の人間。
この子は私じゃない。
得意なもの苦手なことが違くて当たり前。
そもそもそれって成績悪いに入るの?

よくよく見たら
前期の成績の二段階評価は
「よい」
「もうすこし」
でした。

大変良いが減ったように見えて
下がったような気がしただけだった。
むしろ逆に、この分野が「たいへんよい」ってことを教えてくれていた!
なぁんだ!

と安心したのと同時に
私はこの紙っぺら一枚で
この子を評価しようとしてたんだなぁと
ショックを受けました。

この一年間で
初めての小学校に通い始め
座って授業を受け
宿題を毎日こなし、
親の帰りが遅ければ文句も言わず学童に行って
お手伝いもできるようになって
ちょっとしたお使いも行けるようになりました。
学校であった楽しかったこと
ちょっと悲しかったこと
お友達とケンカしたこと教えてくれました。
心も体もものすごい成長だった!

日々目の当たりにしていたというのに
通知表一枚で狼狽える小さな自分が恥ずかしくなりました。
自分の目の前にいるこの子は
毎日一生懸命に頑張っていたじゃないの。

娘と一緒に通知表を確認して
素晴らしいところを褒め称えました。
その時の彼女の嬉しそうなお顔!
とってもかわいかった☺️💓

でもせっかくだから目標設定を。
自分の苦手なところを好きにできるようにするにはどうしたらいいかを話し合いました。
算数の計算がどうも苦手なようなので
楽しくできるように復習してみようということになりました。

ついつい
娘を幼い自分と重ねがちなところがあります。
でも彼女は私じゃなくて、彼女なんですよね。

通知表ですべてを評価するのではなく
その先の道しるべとして
彼女がどんな自分になりたいのか考えるきっかけやツールのひとつとして活用したいと思った次第です。

そもそも彼女がそんなの必要ないといえば
それまでなんですけど😂

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