見出し画像

北海道の郷土資料館・コミュニティセンターを紹介する~札幌編~


0.はじめに

北海道の郷土資料館を紹介します。と言っても、数が膨大なのでまずは札幌の資料館から始めます。規模が大きく資料が豊富な所もあれば、規模が小さく、より地域に根差した資料を扱っている所もあります。ニッチすぎる記事ですが、需要はあると信じて書いていきます。


1.あしりべつ郷土館

あしりべつ郷土館

所在地:
札幌市清田区清田1条2丁目5-35
清田区民センター2階
開館日:水曜、土曜

アクセスマップ

清田区の郷土資料館。昔の清田はリンゴをつくっていたらしいですが、現在はほぼ宅地化されていますね。ローカルで小さめの資料館ですが、パソコンや文献もあるので興味のある方はいろいろ調べてみましょう。


2.つきさっぷ資料館

つきさっぷ資料館

所在地:札幌市豊平区月寒東2条2丁目3-9
アクセス:地下鉄東豊線月寒中央駅1番出口から徒歩15分
開館日:4月~11月の水曜日、土曜日

月寒にある郷土資料館。建物は元々陸軍の官舎として建築されたもの。つきさっぷ地区は明治に岩手県人がやってきて開拓が始まりました。月寒と言えば「月寒あんぱん」が有名ですね。
樋口季一郎中将に関する資料もあります。ユダヤ人を救出したオトポール事件、キスカ島撤退作戦、占守島の戦いで有名な方です。


3.篠路コミュニティセンター

篠路コミュニティセンター

所在地:札幌市北区篠路3条8丁目11-1
アクセス:
【中央バス】
・「篠路駅前」(麻27、麻25系統)
下車徒歩5分
・「コミュニティセンター前」(栄21系統)下車徒歩1分
・「コミュニティセンター入口」(栄20、栄23系統)下車徒歩5分

【JR】
・学園都市線「篠路駅」下車 徒歩10分

厳密には郷土資料館ではなくコミュニティセンターですが、「藍」に関する展示が少しあります。もう少し北へ行くと「あいの里」がありますが、ここ篠路も藍の産地として有名でした。その後、藍産業は衰退しますが、昭和の終わり頃、藍染めの講習会が始まりました。その後、藍染め文化を広めるため、サークル活動なども行われるようになったらしいですね。


4.札幌市資料館

札幌市資料館

所在地:札幌市中央区大通西13丁目
アクセス:
地下鉄:
東西線「西11丁目駅」1番出口より西へ徒歩5分

バス:
JR北海道バス・北海道中央バス:「北1条西12丁目」下車南へ徒歩2分

市電:
「中央区役所前」または「西15丁目」下車 徒歩6分

アクセスマップ

札幌大通にある資料館。
元々は控訴院として建てられました。建築材には札幌軟石が使われています。
1973年、裁判所の移転に伴い札幌資料館として開館。
当初はオリンピックや文学に関する資料が多かったようです。
ミニギャラリーや研修室も併設しています。


5.福住開拓記念館

福住開拓記念館

所在地:
札幌市豊平区福住1条4丁目 
※福住まちづくりセンター併設
アクセス:
地下鉄東豊線 福住駅から徒歩15分

福住駅から少し昇った所にある小さな資料館です。
開拓に使われた農具が置いてあるほか、戦死者に関する展示もあります。


6.白石郷土館

白石郷土館(白石区役所内)

所在地:札幌市白石区南郷通1丁目南8−1
アクセス:
地下鉄 東西線「白石駅」6番出口直結
中央バス 地下鉄「白石駅」下車。徒歩1分。

白石区役所に併設されている小規模の資料室です。平成28年にオープンしました。
白石区は戊辰戦争に破れた仙台藩白石城の当主「片倉小十郎」の家臣が移住したことから開拓が始まりました。
刀や火縄銃、船の模型などが展示されています。
小さい資料室ではありますが、近くを通ることがあればお立ち寄りください。


7.札幌村郷土記念館

札幌村郷土記念館

所在地:札幌市東区北13条東16丁目
アクセス:
地下鉄■
東豊線環状通東駅4番出口より徒歩3分
市営バス■
東豊線環状通東駅前着 下車徒歩3分
・利用路線
 60 北15条線(地下鉄白石駅発)
 61 丘珠線(丘珠南通・中沼小学校発)
 62 本町線(東営業所前発)
 62 伏古線(東営業所前発)
 68 伏古札苗線(豊畑・豊畑東発)
 69 北札苗線(中沼小学校通・あいの里
   教育大駅発)
 75 北18条線(地下鉄北18 条駅発)

アクセスマップ

環状線と北13条通の間にある資料館です。
札幌村は大友亀太郎(神奈川県小田原市出身)によって開拓されました。用水路や道路を整備し、人々の定住に尽力。
また、同地は玉ねぎの産地として発展。品種改良や販売に成功しました。


8.手稲記念館

手稲記念館

所在地:
札幌市西区西町南21丁目3-10
アクセス:
地下鉄東西線「宮の沢」5番出口から約560m

宮の沢駅近くにある郷土資料館。手稲町が札幌市と合併した記念に開設。少し歩くと境内までの道が急峻な上手稲神社があります。
有名な「バッタ塚」に関する展示や教育の取り組みなどが紹介されています。
また、鉱山の街として発展した経緯があり、それに関する資料も置いてあります。


今回の記事は以上です。
札幌には他にも資料館やコミュニティセンターが多数あります。機会があれば紹介する予定です。
ご精読ありがとうございました。

興味を持った方はサポートお願いします! いただいたサポートは記事作成・発見のために 使わせていただきます!