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怪談・怖い話・不思議な話・都市伝説など、厳選してお届けしています。(こわイイ話、笑える話含む)|洒落怖|ほん怖|未解決事件|歴史ミステリー|異世界|未来人|オカルト|山にまつわる怖い話|スピリチュアル|ネットで有名な怖い話|https://kowaiohanasi.net/

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    旧統一教会(家庭連合)にまつわる情報をまとめています。 #統一教会関連資料 #統一教会 #旧統一教会 #家庭連合 #指定宗教法人 #勝共連合 #文鮮明 #韓鶴子 #洗脳 #カルト #マインドコントロール #霊感商法 #統一協会 #原理研究会 #原理運動 #統一教会解散命令

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最近の記事

霊恋【怪談・怖い話】

あの夜、人知れず事件が起きていた。 都会の片隅に佇む古びたアパートには、不気味な因縁が潜んでいた。独身男性の俺は、そこに住む機会を得たのだが、入居早々、奇妙な出来事が次々と起こり始めた。 ラップ音が聞こえたり、気配を感じたりする日々が続いた。しかし、俺は科学的な精神の持ち主で、そうした現象をただの気のせいだと片付けていた。だが、その考えは大きく覆されることになる。 ある日の昼寝からの目覚めは、異様な体験となった。突如、金縛りの現象に見舞われたのだ。目だけが自由に動くそ

    • 幻の友【怪談・怖い話】

      知人から聞いた怪談には、不気味な犬の存在があった。 知人の家には、いつからか姿を見せ始めた不思議な存在がいた。それは大型の灰色の犬で、ふかふかとした毛並みに長いしっぽ、そして垂れ耳が特徴的だった。しかしその犬は、一般的な飼い犬とは明らかに違っていた。 この犬は、家の中のあちこちにごろりと姿を現し、じっとしていることが多かった。玄関、廊下、キッチン、リビングの窓際など、人の行き来する場所に出没する。呼びかけても無反応で、時折長いしっぽを揺らすくらいだ。 不思議なことに、

      • 古椅子の秘密:伝説の夢魔【怪談・怖い話】

        殺風景な応接間に置かれた一脚のソファは、どこからともなく運ばれてきたという。ビロード地の滑らかな肌は、かつての華やかさを物語っているが、その暗い歴史は誰も知るところではない。ただ、一つわかっていることがある。それは、このソファに身を預けて眠りに就くと、いつも同じ悪夢にとりつかれるということだ。 真夜中の月明かりが窓から差し込む、この古めかしい部屋は、まるで時を止めたかのようだった。 静寂のなか、ぽつりと響く軽い音に気づいて振り返ると、そこにはびっくりするほどの光景が広がっ

        • 古家の亡霊【怪談・怖い話】

          懐かしくも恐ろしい思い出が蘇る。 忘れられない古い記憶がある。幼い頃の出来事だという。まだ未就学児の小さな私は、実家の二階の廊下を歩いていた。新しい家ではなく、建て替え前の古い実家だ。 この家は昭和初期に建てられた古い木造住宅で、艶やかに磨かれた板張りの長い廊下が印象的だった。右手には整然と並んだ障子戸、左手の窓からは日本庭園を眺めることができた。まっすぐに伸びる廊下は突き当たりで右に曲がっており、その先は見えなかった。 私は障子戸の一つを勝手に開けてしまう。そこには

        霊恋【怪談・怖い話】

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        記事

          団地の怪異と家族の秘密【怪談・怖い話】

          知人から聞いた話(伝聞) 彼が幼い頃に住んでいた団地の一室には、頻繁に右手が落ちていた。もちろん、人間の手ではなく、リカちゃん人形のようなプラスチック製のパーツだ。小指の爪ほどの大きさの手首から先の部分で、しなやかな指が上品に揃っている。その右手が、彼の家ではころりと落ちていた。 彼の一家は男所帯で、父親と四人の兄弟が暮らしていた。父はゴリラに例えられるほど強健で、長男は猿、次男は熊、三男はメガネをかけた虎、そして彼は手のりカピバラと呼ばれていた。母親は既に亡くなってお

          団地の怪異と家族の秘密【怪談・怖い話】

          ■兄を呼ぶ声:存在しない妹の足跡【怪談・怖い話】

          知人から聞いた話(伝聞) 知人が小学生のころに住んでいた家には、『妹』がいた。朝、起きるとき。夕方、帰ってきたとき。宿題をしているとき。お風呂に入っているとき。そういう時に、時々声をかけてくるものがいたという。 「お兄ちゃん」 そう呼び掛けてくる、女の子の声。知人は当たり前のようにそれを『妹』と認識して、返事をしていた。そして返事をした直後に思い出す。 自分に『妹』などいないことを。 「それだけだと、思ってたんだけど」知人は落ちつかない様子で、そう続けた。「いたんだって

          ■兄を呼ぶ声:存在しない妹の足跡【怪談・怖い話】

          餅が好きな幽霊【怪談・怖い話】

          知人から聞いた話(伝聞) 彼の家は、餅を置けない家だった。 餅を置いておくと、お化けが出るというのだ。そのお化けはつきたての餅が大好きで、つきたての餅を置いておくと、家人の目を盗んで食べてしまうらしい。気づくと餅が減っていて、やられた、となるのだそうだ。 知人が子供の頃は、正月になると祖父が餅つき機で餅をついて、のし餅を作っていた。のし餅は、つきたての餅を袋に入れてのし、保管する。袋に入っているので、お化けに盗まれない。そういうものなのだという。 「餅は食うまで切るな

          餅が好きな幽霊【怪談・怖い話】

          廃村の謎と不可思議な家【怪談・怖い話】

          知人から聞いた話(伝聞) 彼女の生家は、お化け屋敷だった。 例えば、廊下。板張りのそこを、裸足で歩く足音がする。ひたひた、という少し湿り気を帯びた静かな足音だ。それが誰もいない廊下を歩き回る。見に行っても、誰もいない。 例えば、風呂場。髪を洗っていると、すっと背中を冷たい風が撫でる。あるいは自分の髪に混じって、誰かの指が自分の指に絡んでくる。ぎょっとして確かめても、なにもない。 幽霊たちの囁き キッチンからは、料理の音が聞こえることがあった。誰もいないはずなのに、ト

          廃村の謎と不可思議な家【怪談・怖い話】

          古い引き戸に刻まれた記憶【怪談・怖い話】

          知人の家には、ちょっと変わった特徴がある。 玄関が二つあるのだ。一つは普通のドア。もう一つは古い引き戸で、星のような放射状の模様がある型板ガラスを使っている。この引き戸は、開け閉めするたびにガラガラとうるさい音を立てる。ドアが二つあると聞くと、二世帯住宅を思い浮かべるかもしれないが、彼女の家は普通の一軒家だ。 「なんで玄関が二つもあるの?」と尋ねた私に、彼女は「死んだ人が訪ねてくるからだよ」と平然と答えた。集落で死人が出ると、その初七日から四十九日が終わるまでの間に、彼

          古い引き戸に刻まれた記憶【怪談・怖い話】

          ★祠に宿るもの【怪談・怖い話】

          知人から聞いた話(伝聞)彼の家の裏には小さな祠があるらしい。 家族の誰も何を祀っているのか知らず、いつからあるのかも分からない。ただ、毎日の世話の仕方だけは伝わっているらしい。 その世話というのは、朝夕に掃除して、握り飯と茶を供えて手を合わせるだけらしい。ご利益があるのかと思ったけれど、そういう話は伝わっていない。ただ、毎日欠かさず世話をしろと言われているとか。 知人は一度、世話を欠かしたことがあるんだって。子供のころ、母に言われて世話に行ったけれど、面倒で掃除をせずに

          ★祠に宿るもの【怪談・怖い話】

          風呂場の不思議な住人【怪談・怖い話】

          伝聞:知人から聞いた話(伝聞) 知人の家の風呂には、魚がいる。 浴槽に水を溜めておくと、気まぐれに現れるらしい。 彼の家の風呂は、特別なところなどなにもない、一般的なものだ。彼が子供の頃にリフォームしたというから、二十年ほど前のモデルだろう。細かな機能面はともかく、構造は今のモデルとそう変わらない。もちろん、魚がうっかり入り込むような構造ではない。 浴槽は、普段は蓋をしている。これは昔からの習慣だ。シャッタータイプの、ごろごろと丸められるタイプの蓋である。 これを開ける

          風呂場の不思議な住人【怪談・怖い話】

          泣く女ラ・ヨローナ【都市伝説】

          最初に取り上げられるのは、南米の都市伝説「泣く女ラ・ヨローナ」だ。この伝説は、美しい女性マリアが愛する子どもたちを川に投げ入れ、その後自らも命を絶つという悲劇的な物語。彼女の霊は、水辺で子どもたちを探し続けるとされ、その泣き声を聞いた者には不幸や死が訪れると言われている。 次に話題は、もう一つの神秘的な存在、メン・イン・ブラック(MIB)へと移る。映画で描かれる彼らは、宇宙人の監視や存在を隠す活動を行うが、実際に目撃されているMIBはもっと不気味な存在として知られている。全

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          ナチスドイツのUFO!! 映画アイアン・スカイにみる仰天都市伝説の真相

          UFOはナチスが開発した!?ってホント?奇跡の兵器 世界中で目撃されている未確認飛行物体UFO いったいどこから来たのか? 宇宙の彼方からやってきたのか? それとも、未来の世界からやってきたタイムマシンか? いやいや、そんなものはそもそも存在しないのか? しかし中には、ウソかマコトか、こんな説も…… なんとUFOは、第二次世界大戦の最中、あのヒトラー率いるナチス・ドイツが開発したと言うのです。第二次世界大戦末期、ナチス総統ヒトラーは、こんな発言をしていました。 「現在、

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          ノイズ~幽界からの異音【怪談・怖い話】

          友人Aの話 お互い別のバンドで活動していたが、あるライブの打ち上げで仲良くなった。俺とAは、音楽を愛する仲間だった。Aは変わり者のギタリストで、音楽に人生を捧げていた。 Aは音楽さえあれば他に何もいらないというタイプで、ルックスも悪くないし、ギターもかなりうまい。普通にしていればモテるはずなのに、Aは「女に時間を割くよりギターの練習をしろ」と言うほどストイックだった。 ある日、Aが練習スタジオでおかしなことを言い始めた。 彼のギターからは、Aにしか出せない音が出るようにな

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          押し入れの秘密【怪談・怖い話】

          知人から聞いた話だ 彼の家には昔から幽霊が出るという。 その幽霊はまるで現実のようにそこにいるが、手を伸ばすとすっと消えてしまう。喪服姿の中年女性が、玄関から入ってきて、廊下をひたひたと歩き、階段を上って二階へ消える。その姿を何度も目撃したが、その後忽然と姿を消す。家族はいつの間にか彼女の存在を受け入れ、道を開けて決して触れないようにしている。彼女に触れようとすると、高熱が出るからだ。 知人は一度、彼女のあとを追いかけてみた。 彼女は階段を上がり、廊下を進んで知人の部屋に

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          神々の囁き【怪談・怖い話】

          4,900文字 某地方の山間に位置するS町 かつてはその一部が「音無村」と呼ばれていた集落があり、そこには古刹・音無神社が鎮座している。「音無」という地名は実はこの神社に由来するのかもしれない。私はこの落合集落で生まれ育ち、幼い頃から音無神社の神々の仄かな存在を感じていた。 夕暮れ時、一人で二階の部屋で過ごしていると、突然壁の向こうからでんでん太鼓のような小さな音が聞こえてきた。初めは方向が分からず家の中を探し回ったが、やがてその音が壁の奥から響いていることに気づいた

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