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天才は凡人に殺される!

あなたは凡人?天才?それとも秀才?
今日僕は「天才を殺す凡人」という本について読んでみたのでその内容と僕なりの解釈を加えてまとめました。 あなたは本当に凡人ですか?


 

あなたは天才?


 皆さん天才と聞いてどう思いますか? 「天才は夢が叶えられていいなぁ~」とか「もし天才だったら世界に変革をもたらせるのに」などの天才への憧れなどを思い浮かべませんか? 実際、僕含め世界を変えることができるような天才には誰しもが一度は憧れると思います。

ここで皆さんに1つ質問があります。みんな誰しもが天才であると言ったら信じますか? おそらく、これを聞いて信じる人はいないでしょう。ですが、今回触れる内容ではみんなが天才であり秀才であり、はたまた凡人でもあるのです。

 

天才とは??


皆さんにとって天才とは何ですか? 
 国の歴史を塗り替える革命家なのか、それとも、一夜にして巨万の富を築けるビジネスマン、はたまた世界を変革するようなサービスを作ってしまうエンジニア。表現は少し大げさかもしれませんが皆さんこのようなイメージが天才という言葉に対してありませんか?

しかし、今回の天才はそんなものではありません。天才とは独創的な考えや着眼手を持ち、人々が思いつかないようなプロセスで物事を進められるような人のことです。では天才がこのような定義なら凡人にも定義があるのか? 察しの良い皆さんなら疑問に思っているでしょう。そうです、もちろん凡人にも天才同様定義が存在します。ここでの凡人とは感情やその場の空気を敏感に読み、相手の反応を予測しながら動ける人のことです。そして秀才は論理的に物事を考え、システムや数学、秩序を大事にし、堅実に物事を進めることができる人です。秀才が一番イメージ通りではないでしょうか?では皆さんそうは聞いても自分や職場の人などをこのように分類するのは難しいですよね。ですが気になる人と話しているときにその人の主語を聞いてみてください、たったこれだけでわかります!

 たとえば、「僕はこう思っています」や「私的には~です。」みたいに主語のメインが自分や人がメインの人は凡人です。そして、天才は世界や心理をメインにする人が多く、秀才は組織やルールなどが主語のメインになっています。皆さんの口癖は何ですか?ぜひ思い出してみてください。

 

ヒトは天才と秀才と凡人でできている?


 自分の中の天才とは
最初の章での質問をあえてもう一度します。 皆さん誰しも天才ですか?

先ほどとは少し考えが変わってきていませんか? この章では自分自身について考えてみてください。先ほどまでの章で述べた天才,凡人,秀才のカテゴライズの仕方はあくまで自分はどの傾向にあるかを知るためです。なので仮に主語が自分や人メインだったとしてもあなたは100%凡人ということではないのでご安心ください。では皆さん自分の中の天才と凡人と秀才がいるということを自覚してみてください

たとえば、「私はたまに論理的に話すな~」という時があればそれはあなたの秀才の力で、「今日、あの人辛そうだったな~」などと思ったことがあればそれはあなたの凡人の共感の力で、「今日は我ながら良いアイデアが浮かんだな~」と思う日があればそれはあなたの天才の創造性なのです

 

最後に 自分の天才を殺さないために


いきなりですが皆さん一度はこういう経験ありませんか?「この案いいかも! いや待てよ、ここで俺が(私が)発案したらなんでお前って思われるかも」と思い言うのをやめたり、「この案ちょっと面白いかも! いや待てよ、これ言ったら小ばかにされるんじゃないか?」と思ったりしてやめてしまったりしたこと一度はありませんか?

上記のようなことが起きた時何が起こっているかわかりますか?そうです、自分の凡人が自分の天才を殺した瞬間なのです。

じゃあなぜ天才を殺してはいけないのかそう思う方もいるかもしれません。その答えは自分の可能性はそこで閉ざしてしまうことです。天才というものは創造的なので新しいことを思いつくのはすべてこの天才です。しかし、いくらこの天才が良いことを考え付いたとしても、普段から凡人が天才を殺しているのが当たり前な生活を過ごしているとどんなに良い案が浮かんでもそれをすぐあなた自身があなたの凡人がその未来の可能性の芽を摘んでしまいます。

これを読んでくださっているような読者さんはわかっていると思いますが、近年日本の経済が良くないように日本の工場的な経済の回し方には限界が数年前から来ていました。そうして重要視されてきているのはどれだけ同じものを売るのではなく、どれだけ新しいものを生み出せるかその力だと思います。そして、その力を持っているのは皆さんたちの中にある天才です。ですから皆さん最後になりますが、これからの時代を生きていくうえで創造力は最重要になってくると思います。なのでどうか自分の中の天才を殺さず大事に育てていきましょう。

 

以上です。読んでいただきありがとうございます。細心の注意を払ったつもりですが誤字脱字があったらどうか寛大な心で見ていただけると嬉しいです。

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