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クラウドファンディングって?? 【いまさら聞けない】

ここ最近、あの新型コロナウイルスの影響もあり、ニュースなどでもたびたび取り上げられるようになったこのクラウドファンディング

実は数百年前から行われていたんです!

皆さんはこのクラウドファンディングがどういうものか知っていますか?


クラウドファンディングとは

クラウドファンディングとは、ざっくり説明するとインターネット上でたくさんの人に自分自身や自分のやりたい事に寄付(資金提供)してもらう方法のことです。

今回はこれで以上です。って終わらせてもいいのですが、↑これではさすがにざっくりしすぎなのでもう少し、クラウドファンディングについて話していきます。

そもそも、クラウドファンディングとはクラウド(crowd 群衆)とファンディング(funding 資金調達)を合わせた造語で、
不特定多数の人たちから自分が行いたい事業や支援してもらいたいことに対して、資金を提供してもらうシステムのことです。

大半はインターネット上で行われるため、最近できたシステムのように聞こえますが先ほども言った通り、クラウドファンディングのクラウドとは 「雲、インターネット上の」という「cloud」ではなく、群衆という意味の「crowd」のため

もともとはインターネットができる前から行われており、1880年代にはもうクラファンという仕組みで本が出版されていたそうです。
どうやってやったとか、誰が、いつなどともっと詳しく知りたい方はこちら!


投げ銭とは何が違う?

おそらく、ここで賢い方は「ってことは、募金とか投げ銭ってことだよね」っと思われると思いますが、

YouTubeの投げ銭などとクラファンには決定的な違いがあります。

まず、クラウドファンディングであなたが誰かに支援をする場合、あなたは相手側があらかじめ用意している金額ごとに支援することができます。

たとえば、1口 3000円 のものだったり 1口 5000円だったりします。
こういった1口の値段が決まったもので支援をすることが可能です。

また、クラウドファンディングでは上記のように支援する額が決まっているだけでなく、それぞれにリターンが存在するものもあります。 
#大部分はこれ

ピンとこない方のために言うと、イメージとしては赤い羽根募金です。
つまり、支援をしてそのお返しの気持ちとして何かを受け取るということです
ここでまた、賢いかたはこう思うと思います
「お金が無いから支援してもらうのに、リターンを用意していては利益が残らない」

ですが、少し考えてみてください赤い羽根募金にあなたが100円募金したとしましょう、もらった羽の原価はいくらですか? おそらく5円もしないでしょう

しかし、あなたはイヤな気持ちにはならない、なぜならこの取引に必要なのは金銭的価値ではなく精神的価値だからです。

なので、これは赤い羽根だから成り立つのではなく、お花でも手紙でもなんでも両者の気持ち(精神的価値)を満たしていさえすればなんでもいいのです。   

            #精神的価値って用語っぽいけど、僕が考えただけです 


クラファンの種類とは?

一言でクラファンと言っても、支援や投資、購入などといって同じ資金援助でもいろいろな種類があります。

大きく分けると、「非投資型」と「投資型」の2つに分けられ、
さらに分けると、「寄付型」、「融資型」、「購入型」、「株式投資型」の4つに分けられます。

1.寄付型

寄付型とは、その名の通り「寄付」を行ってもらうため、リターンは発生しません
そして、小額から寄付することができるため、応援したい会社や知り合いのお店などへの支援がとてもしやすいです。
なので、今回のコロナが原因でこの「寄付型」のクラファンはかなり増えています

また、この「寄付型」では寄付する側は寄付金控除*などの税制優遇も受けることができます。

※寄付金控除とは、ざっくり言うと「寄付金」を出した人の所得税額が軽減される仕組みです。


2.融資型

融資型とは、投資型の1つで支援者の資金を借り手企業に融資し、支援者はその利子をリターンとして受け取る仕組みです。

基本的にクラファンを立ち上げた時に利率は決まっていて、毎月金利が支払われるようになっています。

また、この「融資型」は資産運用ができる面もあるため、「ソーシャルレンディング」とも呼ばれています。

そして、このタイプは不動産などだけでなく、海外投資や海外成長国への投資もできるため、中にはリスクが大きいものもありますが、やってみても損が無いものもたくさんあります。


3.購入型

購入型とは、非投資型で最も多いタイプで国内のクラウドファンディングの大多数がこの「購入型」のものになります

支援者は、起案者が提案している、プロジェクトへの支援を行うことができ、(前にも少し書きましたが)出資額、相応のリターン(商品やサービス)をもらえることができます。

また、この「非投資型」のメリットとして、金融商品取り扱い法の規制対象ではないため、誰でも簡単に提案することが可能です


4.株式投資型

この株式投資型とは、その名の通り、支援者は出資のリターンとして出資先の企業から株式を受け取ることができます。

また、ベンチャー企業などで、IPOやM&Aの期待が持てる企業に関してはこれも「融資型」同様、資産運用になるため、応援してみたい企業があれば
ぜひ支援してみてください

※ベンチャー企業がIPOやM&Aを目指すのかをまだ知らないという方はこちらの記事も合わせて読んでおくともっと深く理解できます  記事を見る 


てか、クラファンはどこで見る?

ここまで来るともう多くの人が、「実際に見てみたい」と思っているはずですが、どこで見ればいいかがまだわからないと思います。

今現在、クラウドファンディングを行っているサイトはかなり増えてきました
そのため後で調べてもらえるとわかると思いますが、めちゃくちゃあります。

なので今回はその中でもいくつか有名な所を紹介します。
(紹介する順番は優劣を示すものではございません)

1.CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

・購入型国内クラウドファンディング年間支援プロジェクト成立件数No.1

・日本最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム

・※コロナで影響をうけた事業者向けに手数料12%→0%になるプログラムを実施している(2020年9月時点)
コロナ支援のリンクはこちら


2.SILKHAT(シルクハット)

・すべての人たちのクリエイティブな夢を叶える、吉本(よしもと)興業プロデュースのクラウドファンディングSILKHAT(シルクハット)

・クリエイティブなアイデアの資金調達を誰でも簡単に安心して始められる

3.BOOSTER(ブースター)

・全国ショッピングセンターやエンタメ事業を展開する「PARCO」がサポートするクラウドファンディングサイト

・エンタメ系クラウドファンディングにおける課題に対応した手厚いサポート
※サポート内容によって手数料が変わる


4.COUNTDOWN(カウントダウン)

・国内唯一のグローバルクラウドファンディングサイト

・プロジェクトを英語などの多言語で展開する

・PayPal決済により、世界中から資金調達が可能

・プロジェクト成功の場合、商品はグローバルECサイトALEXCIOUSで世界中に販売可能

5.Readyfor(レディーフォー)

・2011年3月設立、日本初・国内最大級のクラウドファンディングサイト

・様々な分野に特化して展開している

今回は以上です、
皆さんもクラファンを利用して他の人を支援したり、逆に自分がやりたいことで支援を集めてみてはどうでしょうか?

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