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思ったコト  「告白」 湊かなえ P.9

"やりたいことが見つからないと言い訳しながら、いい歳をして家でぐだぐだしている人がいますが、やりたいことがすぐに見つかり、それに従事できる人なんてごくわずかです。それなら、目の前にあることを精一杯こなしていけばいいのではないでしょうか"

「告白」by 湊かなえ P.9 L.3

今現在の自分にとって映画の主人公や使命感に突き動かされて行動を起こしている人たちみたいに自信を持って「これをやりたい!」というものは正直いってないと思う
というか、本書にもある通り多くの人が持ち合わせないものであり、私からすれば思い込みが激しいやつじゃないと1つに決められないのだと思う

もちろん私自身、将来を悲観してり、無視したりはしていない。
むしろ毎日、人並みに将来のために仕込みをしているつもりだ。
なんなら、お金持ちになるつもり満々です!
そのために学術書や古典作品、小説など他人からすれば何のために読んでいるか理解されないものを読み
プログラミングで何か作れるように勉強を始めてもう3年以上経つ
大学での勉強も上位と呼ばれる成績を修めてきた

周りの人からすれば、私のやりたいことは学術書や古典など多くの人には読まれないものを好み、大学の専攻でもないプログラミングを自分でやりたがり、単位を取得する以上に大学で勉強することを進んで行う
という、まあ、かなり危篤な人だと思われているだろう

私は正直いって絶対と決めつけるのが苦手な典型的にめんどくさいやつということもあり、どれも将来の自分のために必要だから毎日行っており、どれらが嫌いなわけでもない
かといって、読書やプログラム、大学、トレーニングなど、どの分野も必ずそれ自体が好きな人がたくさんいて私はそのどれでもない
つまり、私はどれも好きではない

ただ最近は自分には”やりたいこと”が実は存在して、みんながそれを見つけるべき、見つけなければならないと上部の社会が喚き多くの人がさもそれが世界化のように振る舞っている
そんな中で、特別やりたくはないが必要だから、毎日坦々と行っていく、私が自分で選んだこの道をただただ進んでいくしかないと改めて思わせてくれるものだった


ここまで読んでいただきありがとうございました。
本書の内容とは全く関係のない見方であり、感想なのでどうぞご安心してください。
気になった方はぜひ読んでみてー

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