挫折ではなく損切りと捉えてみる

今日は、
「捉え方を変えると、少しポジティブになれるよね」
という話を書こうと思います。

継続と挫折

「継続」と「挫折」という言葉があります。
継続=良い
挫折=悪い
なんとなくこんな使われ方がするかと思います。

僕は、2020年の4月に
「会社の外でも通用する人材になるために、スキルを身につけるんだ!」
と、一念発起してプログラミングの学習を始めました。

Twitterで学習用のアカウントを作って、情報収集をしていると、よくこんな言葉を目にします。
「プログラミング学習は挫折する人が9割。だから継続するだけで上位1割に入れます。」

今思えば、特に根拠がなかったりポジショントークだったり、ということがわかります。
しかし、当時の僕はいわゆる情弱だったので…笑
「よし、絶対に挫折せずにプログラミング学習を継続するぞ!」
と意気込んでいた気がします。

挫折遍歴

半年ほど、かなり本気でプログラミングを勉強することとなります。
そして、こんなことを考えるようになります。

「一応、PHP(プログラミング言語)の基礎はわかるようになったけど…この先はどうしていこう。副業でいきなり稼げるわけではない。じゃあ、Webエンジニアとして転職?いや、でも30代半ばで未経験でエンジニア転職はさすがに現実的じゃないな…」

そして、プログラミングからコーディングへ方向転換することに。
まあ、プログラミングについては挫折したと言えるかもしれません。

その頃、WordPressというものに触れることになります。
その流れで「ブログアフィリエイト」というものに興味を持ちます。

「自分の時間でブログを書いて、うまくいけば稼げるかもしれない。」
そんなことを考えながら、ブログについて勉強し、有料のテーマも購入。
しかし、どうしても稼げるジャンルで記事を書き続けることに対して、熱量が持てるようになる気がしませんでした。
ブログを開設はしたものの、そのままフェードアウト。

その後、コーディングの勉強を続けて、いわゆる実案件を経験することになります。
その案件をなんとか納品して、こんなことを思いました。
「副業でコーディングをやるって、こういうことか…。本業もあり、まだ子供が小さい中で、納期がパツパツになりなりがちのコーディングをやっていくのは、ちょっと今の環境では厳しそうだな…」

その後スクールを受講して、いろいろと自問自答します。

そして、次はWebデザインの勉強をすることに。
それまでは
「自分にはデザインのセンスはなさそうだから、コーディングに特化するんだ!」
と、デザインはあえて遠ざけていました。

しかし、
「とりあえず、やってみよう!」
と思い、デザインの勉強をすることにしました。

挫折ではなく損切りと捉える

このように、いろいろと試行錯誤しながら方向転換しながら、挫折を繰り返してきました。

でも、ちょっと捉え方を変えてみると。

例えば、プログラミングに関しては、あのまま意地になってずっと続けていたら…
もちろん「たられば」なので、答えはわかりません。

ただ、あの時思い切って方向転換してよかったんじゃないかなと思っています。
挫折ではなく「損切り」と捉えれば、決して間違った選択ではなかったのではないか、と。

また、挫折とは少し違いますが、転職も大きな決断でした。
いわゆる大企業で13年半ほど勤めた会社を辞めて、業界を変えての転職。
これも、ある種の損切りと言えるかもしれません。
同じ会社にそのままずっと居続けても、明るい未来はイメージできなかったんですね。

自分株式会社の社長として

「自分株式会社の社長」という視点で考えてみると…
損切りすることはとても大事だと思います。

「このままこの事業を続けても、赤字を垂れ流すだけだな…」
そう思ったら、サンクコストバイアスを振り切って、損切りすることも時には必要ですね。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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