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そうだ! そうだ! もっと声を上げよう‼! No4730

本日 4月1日 エイプリルフールである。1年に一度ウソをついてもいい日......


下請け構造で成り立っている マスコミが報道するのは珍しいが。。。。。


日経に こんな記事が出ていた


  下請けハラスメントは経営リスク 供給網揺るがす




全くその通りの記事である。

20世紀は酷かった。小生が経験したことでも


  期末まで何か月も検収を上げない。

  値下げの交渉は定期的に行われるが 値上の交渉は交渉そのものがタブー

  期末になると過去の伝票が未検収のまま返ってくる

  期末になると 過去納入した製品の一括値引きを要求される


などである。

流石に21世紀になり少しはましになったが、今でも


  値上げ交渉をしようとすると

   「こんな交渉を受けたことがない」と言われる

   「そんなことを言ってくるのは貴社だけ」と

   あらゆる部材が値上げされている現状を 日本の大企業の方々

   はあたかも理解していないかの如くの応対である。

   (にもかかわらず そこの製品の値上げは行われているのだが)


 もう少し当たり前の対応をして頂きたいと思っている 中小零細企業は殆どであると思える。


先般 トヨタ自動車が供給先からの製品値上げを認める方向との報道があったようだが それも




 上の図で TOPに君臨する(トヨタ自動車)の直接つながる所謂ティア1と言われる企業群(これらの企業群もほぼ上場企業である)まではそうなのかもしれないが、それから下のティア2 ティア3 ・・・と下へ行くほど企業規模は小さくなるのだが 同時に値上げ交渉力が消失していく。末端の企業が値上を認めさせることは至難の業となる。

 記事にもあるように それらが賃上げ余力をそぎ落とすのである。


それらは明らかにパワーハラスメント

(記事では下請けハラスメントと呼んでいるが)である。


供給先企業の規模にかかわらず すべての商品の対して

供給先から値上げの要望があった場合は真摯に大企業側

は検討する指針を行政は示すべきだと思えるのだが。


今までの行為が「リスク」になることを行政自身が示してほしい。


そう願うこやじである。



もう一度書いておく。

本日 4月1日 エイプリルフールである。

1年に一度ウソをついてもいい日......

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