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夢中な頃が一番写真が上手かったかも

Instagramを再開したことを前回の記事で書きましたが、今回はその写真を見返してみた感想です。

2015年から16年にかけてマクロ写真を中心に花や虫、鳥の写真などをファンタジックなトーンに揃えてアップしていました。今見返してみても面白い被写体を発見していたことに驚いています。いつも足元を見て何か面白いものはないかと歩いていましたww

マクロしか撮れなかった事情

Instagramを始める切っ掛けは新しいカメラを手に入れたことでした。Olympus Stylus 1というコンパクトカメラです。見た目は「ほぼ一眼カメラ」という風貌でこれで何か面白い作品を撮れないかと色々と試行錯誤していました。

そんなときにKenkoのクローズアップレンズNo.4を組み合わせると、溶けるような柔らかなボケを表現できることが分かり、マクロ写真を撮り始める切っ掛けになりました。

noteに昔書いた記事が残っているので貼っておきます。

クローズアップレンズとは、フォーカス域をマクロ域に変換することで通常よりも被写体を大きく写すことができる後付けのレンズのことです。フォーカス域を変えてしまうので通常域(無限遠など)にはピントが合わなくなります。

Stylus 1にクローズアップレンズを付けて撮影した虫の写真、背景が奇麗にトロけているのが分かります

取り付けがねじ込み式で面倒なこともあり、一度装着すると通常域の写真を撮るのが億劫になってしまい、自然とマクロ写真だらけになるという事情がありました。そのことが結果的にInstagramの写真のトーンを揃えることにつながったと言えます。


やっぱり楽しかったあの頃

似たような写真ばかりを撮っていると飽きてしまうという面がありましたが、マクロ写真というテーマに集中して撮影していたことで、何度も同じような被写体を同じようなアングルで撮っていくことで少しづつ洗練されていったり、思いもよらない組み合わせに出会ったりしていたのだと思います。

1990年代からやっていたデジカメUIの業務からも離れ、久々に学生のころの様に純粋に写真を撮ることに夢中になった時期でもありました。


その後、本格的にマクロ写真を撮りたいと思い、Olympus E-M5IIと60mmMacroを購入して楽しんでいましたが、一眼カメラの宿命?であるレンズ交換の魅力に引きずり込まれ、徐々にレンズを揃えていく中で他の被写体も撮るようになり、マクロ写真に集中していたInstagramも更新が止まってしまうことになりました。

写真は撮っていたので、いろいろな写真をアップしても良かったのでしょうが、それまで統一した雰囲気で作り上げてきたものを壊したくないという気持ちの方が強かったのは確かです。


そしてこれから

現在は、趣味でデジカメUIの研究を再開し、写真を撮ることをメタ視点で考えるようになっています。純粋に撮影を楽しむ自分と、それを観察している自分がいる状態です。

現在日々撮影しているものは、花鳥風月だけでなく、鉄道や建築、ストリートフォトなど様々です。これらをランダムに投稿していくのか、それとも特定のジャンルにテーマを決めて、以前のようにInstagramへの投稿をモチベーションとして撮影をおこなうようになっていくのか良く分かりません。

noteの「写真を撮るということ」を書くために、間違いなく撮影のモチベーションがどこから来るのか、モチベーションを生み出すためにどのような環境が必要なのかは重要なテーマなのですが、自分自身のことになるので実際にやってみて、少し時間を置いてみないと客観的に理解することは難しいと思います。

ということで、しばらくInstagramを続けてみて、少しづつnoteにレポートしていきたいと考えているのでお楽しみに。

最近は通勤写真の中で「鉄分」が多くなってきています。
これまでのマクロ写真のInstagramにこの写真を入れたらやっぱり違和感あるよな・・・悩










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