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立川防災航空祭は乗り物好きなら絶対オススメ

立川は昔から基地の町として知られており、現在では飛行場を中心に自衛隊、消防庁、警視庁が軒を並べる「一大防災基地」となっています。

11月9日に開催された「立川防災航空祭」は、自衛隊、消防庁、警視庁のそれぞれのヘリコプターが一堂に会し、とても身近に飛行を見ることができるイベントです。


編隊飛行で魅せる

基地内に置かれているヘリコプターが一斉にエンジンを掛け、ウォーミングアップしながら徐々にローターを回していくところから飛行実演は始まります。

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ドドドッと一段音が大きくなり、一斉に浮上してから一旦停止し、それから上空へと飛んでいきました。普段は見られない光景です。

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開会のセレモニーもヘリコプターで楽しめる

消防、警察の代表がそれぞれのヘリコプターで入場し、最後に自衛隊の代表が入場して開会を宣言する形で飛行実演と一体となっているので楽しみながら見ることができました。

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防災救助の実演で魅せる

このイベントの見どころは航空機(ヘリコプター)ではなく、隊員がおこなう防災救助活動の実演です。

最初は自衛隊によるパラシュート降下です。ヘリコプターからスカイダイビングし途中でパラシュートを開き観覧者の近くを通りながらメイン会場への着地を見せていました。

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次に、朝一斉に飛び立ったヘリコプターが隊列を作りながら戻り、それぞれの機体が持つ運動性能を見せてくれました。(もちろん限界性能ではありませんが)

何よりもパイロットの姿が見える距離(低さ)で飛行してくれるので、飛行機写真とはちょっと違った撮影ができました。

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防災救助では地上と空の連携が必要です。まず救急車からヘリコプターへの搬送実演がおこなわれました。この連携は消防と自衛隊がそれぞれ持っているもので、同時進行で実演が行われ動作の違いなどを見ることができました。

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人命救助だけでなく、火災に対する消火活動も上空と地上から立体的な実演としてみることができました。

今日は天気が良かったので、消防車からの放水では奇麗な虹が出て歓声が上がりました。

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屋台が美味しそう

イベントはお昼を挟んでおこなわれるため、多くの屋台が出ていてどれも美味しそうでした。基地内には芝生も多くピクニック気分を楽しむことができました。

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一般の人との近さを感じる地上滑走体験

午前中に実演などの展示飛行は終わり、午後は整理券をゲットした一般の人を乗せて基地内を低空飛行(ビルの6階程度)する地上滑走体験がおこなわれました。

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乗り物好きと写真初心者は絶対楽しめる

地上の乗り物からヘリコプターまで沢山の乗り物が登場し、さらに搭乗体験までできてしまうというのは、かなり楽しめると思います。

写真撮影に関して言うと、まず機体がヘリコプターのため動きがゆっくりで撮影しやすく、さらに救助実演など人間と近い存在のため実際に距離も近く普通の望遠レンズでも撮影できてしまいます。さらに横田基地や入間基地の航空祭の入場者数に比べると少なめで場所取りも簡単でした。

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ぜひ来年も参加してみようと思います。












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