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来週開催! CP+の見どころを考える

例年この時期になるとCP+に向けて情報収集をおこないその中からお勧めを紹介してきました。各社のイベント時間が重なっている中で自分なりのテーマをもって楽しむためには事前のリサーチは欠かせなかったからです。

今年は特にオンライン開催ということで会場をブラブラして偶然に面白いイベントに出会うことがありませんのでイベント開始までにしっかりと各社のコンテンツについて調べておこうと思います。


コンテンツのハブとしてのCP+サイト

まずは公式ホームページへアクセスです。事前登録をしてログインします。

ログインが終わると、CP+公式チャンネルへのリンクと、各社の専用サイトへのリンクが並べられています。これまでのリアル会場であれば各社のブースの広さがある種の勢力図のような形になっていましたが、今年はリンクアイコンのサイズは「同じ」ということになっています(笑)

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デジカメメーカーだけを表示したい場合は「撮るカテゴリ > デジタルカメラ」にチェックを入れると現在カメラを販売している8社に絞り込みができます。

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※各画像はCP+サイトより




新製品を楽しむ

現時点でCP+向けコンテンツとして各社が中心的に取り上げる新製品を並べてみました。もちろんこれらの製品以外にも様々な目的に向けた製品紹介とコンテンツがありますので各社のCP+サイトで確認してみてください。

SONY
●α1
●α7C
●Cinema Line New α (2/24発表)
Canon
●EOS R5
●PowerShot ZOOM / ニーコンセプトカメラ
Nikon
●Z 7II / Z 6II
Fujifilm
●GFX100S
●X-E4
OM Digital Solutions (Olympus)
●M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO
Panasonic
●S 70-300mm F4.5-5.6 MACRO O.I.S.
SIGMA
●Iシリーズ (24mmF3.5 / 35mmF2 / 45mmF2.8 / 65mmF2)
Ricoh / Pentax
●K-3 Mark III

既に発売されていたり(店頭で確認できる)、紹介動画などが沢山でているものも多いですが、CP+のコンテンツの中で何か新しい情報が出てきたりするのか気になります。

それよりも今年は、オンライン開催やコロナ禍という状況においてどんな楽しみ方ができるのかに注目が集まるはずです。私なりに3つの楽しみ方を考えてみました。

楽しみ方①
テクニックを学ぶ >>撮影を再開する切っ掛け

製品のプロモーションだけであればCP+の楽しさも半分になってしまいます。やはり撮影テクニックを作例と合わせてフォトグラファーから学べるというのが重要です。

特に今年はそこに重要な意味があると考えています。新型コロナの影響で、旅行ができなくなったり、人と出会うことができなくなったりして、写真を撮る機会から遠ざかってしまいました。

これからのしばらくは世界へ旅に出て撮影したり、お祭りなどのイベントによって生み出される魅力的な被写体を撮ることは難しく、撮影へのモチベーションを高める機会がありません。

そんな中で身近で日常的な被写体に対してでも「こんな写真が撮ってみたい」「こんな表現をしてみたい」という気持ちになれるような撮影(編集)テクニックが得られれば撮影を再開するきっかけになるのではないでしょうか。


楽しみ方②
オンライン・タッチ&トライ

RICHOとSIGMAが予約制でありますが、これまでのCP+と同じように開発者を始めとする社員の方々と直接やりとりしながらカメラやレンズについて知る機会を設けています。

実機を直接触ることはできませんが、具体的な製品を見せてもらいながら詳細な情報や開発思想について直接対話できるというのは、ショールームでは得られない機会になりそうです。

これが上手くいけば、今後もユーザーと開発者の直接の対話の機会が増えてくるかもしれません。物理的な制約が無く双方にとって情報を得られる関係構築はコロナ時代のCP+のレガシーになる可能性があります。


楽しみ方③
アーカイブを楽しむ

CP+のイベント期間は2月25日(木)から28日(日)までの4日間となっていますが、ほとんどのコンテンツはYoutubeなどの企業チャンネルにアーカイブされイベント後も視聴することができるはずです。

そのためTwitterで評判になっているものを後から視聴するという考え方もあります。いまから自分の趣味に合う人をフォローしておくことで面白い情報に出会えるかもしれません。

これまでのリアルイベントでは、終わった後で情報が上がってきても後追いで視聴することができませんでしたが、オンラインになったことでそういったキュレーション情報がより活用できるのではないでしょうか。


最後に恒例 私の視聴予定コンテンツ

自分のメモとして予定をまとめておきます。視点としてはハイスペックカメラが写真をどのように変えていくのかという視点でみようと思います。

主催者企画
2/25 15:30~17:00 
上級エンジニアによるパネルディスカッション
SONY
2/25 16:00~16:40
自然写真家 寺沢 孝毅
α1で表現革命! 静止画・動画のコラボ表現新時代が到来
Fujifilm
内田ユキオ
ありふれたひかり(Uncommon Lights)
新フィルムシミュレーション、25%のスティーブン・ショア、そしてストリートフォトで使うGFX100S


また日常の中でのクリエイティビティという観点で以下のコンテンツも視聴予定です。

SONY
2/26 11:40~12:20
フォトグラファー wacamera
身軽であることが何よりも味方。私の軌跡を綴るα7C
Panasonic
2/26 19:30~
写真家 イノウエ / 熊田 勇真 ビデオグラファー
美しさは常に日常に。~身近な場所を切り取るスナップ撮影と、SNSとの向き合い方~
Canon
2/27 10:20 ~
キヤノン株式会社 中村安紗美 吉田香織
デザイン思考による製品化事例「カメラを学べるEOSのユーザーインターフェースデザイン」
Fujifilm
松任谷正隆
音楽が聞こえる写真を求めて
~カメラ好きから写真好きに~


では皆さん 今年も楽しみましょう

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