今日は休みになったので、家族で近くの公園に花見にいった。よく考えたら、花見らしいものをしたのは、ほんと久しぶり。実家が田舎なので、そこらじゅうに咲いている桜をみることはあれど、こうやってシートを引いて、お酒飲んで、グダグダするのは何年ぶりだろう。ってか、もしかしたら初めてなのかもしれない。大学生の頃はバイト終わりに数人で缶ビール買いこんで、鴨川の桜の下で夜中まで飲んでたけど、昼間に花見した記憶がない。横で、1〜3歳ぐらいの子どもを連れたお父さんたち4人ぐらいが、子どもと遊びながらお酒を飲んでいる様子をみて、僕は人生損をし続けていたのではないかとさえ思うぐらい、心地よい時間だった。

それにしても、みんな飲んでた。おっちゃんもおばちゃんも、お兄さんもお姉さんも、お父さんもお母さんも、大学生ぐらいのカップルも。こんなにお酒をすすめてくれる桜ってすごいな。だって、別に桜がなくても、天気の良い休日はいつでも外でお酒を飲めるはずなのに、さすがにこんなに大勢の人が飲んではいないだろう。口実ってすごいな。桜ってすげー。

天気が良い、桜満開、お酒飲も！って思える日本って、ほんと恵まれてるな。海外では公共施設でお酒飲めないとこもあるだろうし、平穏な環境じゃないとそんなこと言ってられない。32歳を前にして、ようやく花見の素晴らしさを体感した。知らないことって多いな。