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相談を受けた時に絶対に必要なスタンス

こんにちは。昨日の出来事なのですが、初めて起業支援?のカウンセリング面談というものを受けてきました。こんなサービスあるんですね。きっかけとしては、ネットサーフィンをしているときにサービスを発見し、試しに受けてみようと考え設定してみました。

相手の方は40代くらいで東京大学を卒業されており、起業して10年以上事業継続をされていらっしゃる大大大先輩!そんな大先輩からの話になるので、言われたことは全部やろう!と意気込みつつ、ワクワクあり、少し緊張もありながらの面談が始まりました。

そして約1時間の面談が終わり、感じたことを正直に言いますと、

正しいと思うけど、なんかモヤモヤする。


という感じてしまったのが正直なところでした・・・。

まだ何にも成し遂げていない、いや始まってもいない若造が何を言っているんだ!その方の言うとおりにしろ!

はい、そのとおりでございます。

しかし、正しい正しくない以前に、自分がカウンセリングとかコーチングをしている身であったこそ、過去私がカウンセラーであった時に、人が付いてこなかった時のことを思い出してしまいました。


何を言うかではなく誰が言うか。


これはみなさんよく聞くと思います。
ただ、個人的にはこの「誰が」というのは、いわゆる地位や名誉などのステータスが高いとかではありません。
私が考える「誰が」は相談相手の「理解者」であるかどうか、だと思っています。とくに1on1の相談や面談時は顕著であると感じます。
厳密には、「理解者」というよりは、「理解者」だと思ってもらうことが大事だという認識です。

今回私が参加した面談で、モヤモヤが残った理由は、これがすべてだと振り返ってみて感じます。
思い返すと、面談の流れは以下のような感じでした。

予めネット予約をした際に、自分の現在の状況や考えていること、またビジネスプランなどをざっくりと記載。
当日の面談では、冒頭5分くらいで事前シートの内容を確認される。その後はどんなこと聞きたい?相談したい?という流れで、相談した内容のアドバイスをひたすら聞くといった流れ。非常に論理的で頭の良いかたでしたので、アドバイスは大変ためになるものだったと思います。
しかし同時に、アドバイスがそこまで刺さらなかったことと、また相談したいかというと、・・・となったのが正直なところです。

おそらく、私は自分を理解してもらえていない。と感じていたのでしょう。
もう少し現在の状況や起業プランを詳細に話してから、せめて開始15分くらいは、自分の状況や考えをすべて出した後に、同じアドバイスを受けていたら、全然とらえ方が違っていたと今振り返って感じます。(なんか偉そうで嫌だな。。。)

と言いつつも、私も昔は「あなたは正しいけれど・・・。」と部下や後輩、なんなら面談相手に言われていたことがありました。そこからコーチングを学び、徹底的にスタンスを変えたことで、自分自身も変われたと思ったので、大事だと思っている内容を共有します。
全て本質は「理解者」だと思ってもらうためのスタンスです。
(前振り長すぎ。。。)

相談を受けた時に大事にしているスタンス

相手の話を遮らない 

自分も昔そうでしたが、相談者がとりとめのない話をしてたり、突っ込みどころが多かったりすると、つい途中で相手の話を遮り話し始めてしまうことはあります。もし相手に、自分がアドバイスする内容をしっかり受け取ってもらいたいと思うのであれば、必ず最後まで話は聞いたほうがよいです。人は話している最中に遮られると、自分の意見や感情を否定されたように感じます。当然、否定されたという感情から、「理解者」とは真逆の方向にいってしまいます。逆に話を最後まで聞くことで、相手に「自分は大切にされている」という感覚を与え、よりオープンで正直な対話が可能になります。

相手の話を受け止める

相手の話を受け止めることは、共感と理解を示す行為です。先ほどの話とは逆に、自分の意見や感情を認めるスタンスは、正しい正しくない以前に、相談者が「味方である」という感情を抱き、より安心感を持ち、より深いレベルでの共有が可能になります。また、受け止める態度は、相談者が自己受容に至る手助けともなり、問題解決の気づきにつながるもあります。

相手の状況や気持ちを詳細にヒアリングする

想像してみてください。例え相手がどんなに偉い社長や有名人であったとしても、話始め1分、自分の状況や背景、気持ちを何も伝えていない状況でアドバイスを受けたとして、その内容は本当に腹落ちするのでしょうか?
それよりも、例えばあなたのことをよく知る友人や両親、またはお世話になった先輩からのアドバイスのほうが、心に響いたりしないでしょうか。
しっかりと状況や気持ちヒアリングすることは、相談者の真のニーズや問題の根本を理解するために不可欠です。詳細にヒアリングを行うことで、相談者が自己開示をし、その自己開示を示した「理解者」だからこそ、アドバイスが刺さるのだと思います。


自分も元々はいわゆる論破癖と言いますか、すぐに突っ込みを入れたくなってしまう特徴があるので、今後も気を付けていきたいです。個人的な意見も入ったりしているので、もしこんな考えや意見もあるよ!という方はぜひコメントしていただけると嬉しいです。




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