愉快生活研究所と名付けたわけ

若かりし頃。入社三年目くらいの頃。モタモタと仕事をして、ミスばかりしている私に上司が言った。

「あなたのやりたいことは、一体何なわけ?!」

私はしょぼしょぼと答えた。「わたしは、世界平和に繋がる・・ことが・・やりたくて・・・もごもご」

上司は「じゃ、カンボジアでも行って地雷除去すれば。」と言った。

って書くとすごい冷たい上司みたいで、文章ってむずいなぁって、ドキドキしちゃうのですが、上司は、本気で私の居場所を探してくれていたのであった。単発でごくたまに光る仕事をする割には、なんだか全体的に目指しているものが見えない、もたもたしている感じを、どうにか救ってくれようとしていた。

私も「だよな・・・カンボジアどころか国内の大変な地域ですら行く勇気ないくせに、世界平和なんて言っちゃだめなんだ」って思って、それ以来、「夢は世界平和です」なんて言葉は封印して来た。

最近は、おばさんになって来たので、ちょっとわかる。

まず大事なのは、足元固めること。自分が平和な状態、幸せな状態でいること。

そしたら周りの人にも平和のおすそ分けができて、それが相互に作用して、広がって、世界も平和になる。単純化すると。

じゃ、peaceful な自分、happy な自分って一体なんだろう、ってのを、子育てしながら、仕事探ししながら、ずーっと考えていて。

いろんな要素に分解されるのだけど、まとめると「愉快」という単語が自分としてはぴったり来るなあと、今は思っている。

私はどうやらincluderでいるのが強みらしいので、私的に「こりゃ愉快だね」と思うことを考えたり実行している方々と、たくさん出会って、チームを組みながら、愉快なアイディアをたくさん生み出していきたいなと思う。


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