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野焼き④更なる厄介者コウキヤガラ

令和6年5月9日(木)
今年から米作りを始めた田んぼに、イノシシ対策の電気柵を設置しました。

新たな電気柵設置
奥の藪はイノシシの隠れ家

これで一安心、後はジャンボタニシと雑草対策をボチボチやらねばと思っていたところ、コウキヤガラの大発生。雨で農作業が滞り、後手後手に回る悪いパターンです。

カヤツリグサ科の雑草コウキヤガラ
種子や根塊(根の近くに着く球根)で繁殖する厄介者
取り遅れてこんなにデカい😱

チラホラ生えてるなとは思っていましたが、これ程までとは...
幸い、新たに借り受けた3枚の田の内の1枚に発生しているようです。

薬を使いたくないので、手で抜くことにしました。

ビフォー、アフター

コウキヤガラを数千本(数万本?)引き抜き、ついでにジャンボタニシ数百匹・タニシの卵数百個も退治しました。

丸三日の作業となり、ぐったり疲れました。
電気柵を跨ぎ損ねて電気ビリビリ・
よろけて足が泥で抜けずバッタリ・スマホは水没(3秒ルールでぎりぎりセーフ)

よろけて倒れズボンは泥泥
ひとり「せっぺとべ」状態=お隣日置市の豊作祈願、田の中で踊るお祭り
これで豊作ならお安いご用か?
5月の風に稲がなびき気持ち良さそう
日当たりも風通しも改善、株間を歩いたので根に空気も届いたでしょうか

「米は農家の足音を聞いて育つ」と言われます。頻繁に足を運び、水加減を見たり中を歩いて観察しなさいという意味でしょうか。

コウキヤガラの取り忘れや、ちぎれた根塊からの再生は必ずあります。
今後のためにも定期的に中を歩くことになるでしょう。

新たな厄介者との戦いが始まりました。

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