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誰かの心を喜びで動かせる人のことを僕は「アイドル」と呼びたい(lyrical schoolインストアイベント体験記)

最近、リリスクにハマっています


先月から、8人組ヒップホップアイドルグループlyrical school(通称リリスク)にハマっています。
そこで今回は、リリスクのインストアイベントに初めて参加した時の僕の体験記をお届けします。読んだ人が少しでもリリスク興味持ってくれたら嬉しいな!

→新体制になって最初の曲「New World」(ぜひみんな見てくれ!)


元々女性5人組だったリリスクが、1人を残して4人卒業したのが昨年。今年の2月に新メンバー7名入って男女混合の8人体制になり、↑この曲New Worldと、この次に出たDrive Me Crazyという曲がかっこよすぎるので「これはLIVE見たいぞ」となったのが今年の6月頃。

調べてみたら、7月19日にCDがリリースされるので、その前後にはプロモーションでインストアイベントがタワーレコードなどでたくさん行われると。なので、まずは都合のついた7/9(日)に池袋のタワーレコードに足を運んだわけです。

特典会とは…??

インストアイベントは店内の一部を区切ってのLIVEがメインで、CD購入すると優先入場、スペースに余裕があれば開始10分前くらいからフリー入場も可というありがたすぎるもの。

この時点ではまだCDリリースされていなかったので、予約を済ませて優先入場券を受け取ると、もう一枚渡されたのは「特典券」。説明を読んでみると、LIVEの後に「特典会」というものがあり、特典券の枚数に応じて<全員挨拶><2ショットチェキ><メンバー全員チェキ>などができると。僕の購入枚数だとできるのは全員挨拶だったんですが、まず頭に浮かんだのは「??…なんだろう、全員挨拶って…」

ひとまずタワレコの店員さんに聞いてみました。

僕「全員挨拶というのは、どういうことができるのでしょうか?」
店員「えっと…アーティストさんによってそれぞれ異なるので今回どういう感じかっていうのはちょっとよくわからなくて。まあ、メンバーと挨拶はできますんで」
僕「はぁ…」

うむむ…一つも悩みが解決されていない…

そこで、LINEで妻に「リリスクのインストアイベント見に来たら全員挨拶というのができるらしいのだけど、これってやった方がいいかな?」と相談してみると「そんなの絶対やった方がいいでしょ。人生経験だよ。(人生の)階段一つ昇ろうぜ」との返信。よし!やるか!

まずはLIVE


改めて思ったのは、僕が最も萌えるのは「チーム」なんだなということ。仲良さそうに、楽しそうにしている、そういうチームを見ることがなにより好きだということ。

かつてお菓子研究科の福田里香さんが「チーム萌え」と言っていましたが、まさにそれ。リリスクのステージってめちゃくちゃ「チーム萌え」できるもので、僕がノックアウトされたのはとにもかくにもまずはここでした。

しかもラップって掛け合いをするので、余計チーム萌えが高まる。大人数で男女混合でラップで掛け合いをする時、それはもう「チーム萌え」としか言いようのない感情が溢れ出す。そういう瞬間が山のようにある!

そんなとんでもない多幸感を感じながら、あっという間の5曲を楽しみました。

いよいよだ、特典会

で、ここからですよ。例の「特典会」。

スタッフの方が長机を並べだして「まずは全員挨拶ご希望の方~、こちらにお並びくださ~い」という感じで案内スタート。

やべぇ来たと思い、明らかに緊張でこわばった表情のまま列に並んでみると、なんと3番目。早っ!!

もう少し諸先輩型の所作を学んでから臨みたい…と思ったのですが、今更並びなおすわけにもいかず、ひとまず前の二人の行動を凝視することに決めました。

しばらくするとメンバーが長机の向こう側に並びだし、僕らとは長机挟んで相対する感じ。さきほど、めっちゃかっこいいステージを繰り広げた方々が、これまた仲良さげにキャッキャウフフしながら並んでいらっしゃる(眼福)。

どうやら全員挨拶というのは、メンバー全員が横に並んでいるところへファンが1人ずつ歩み寄っていき、1分程度ずつおしゃべりをするというもので。少し長引くとスタッフの方から肩をたたかれて次を促される、いわゆる「ハガされる」ことになるというもの。

緊張しながらここで思うのは一つ。
「一体何を話せばいいんだ…」

そもそもこの時点で僕は、なんとなく「音源めっちゃかっこいいから見れるなら見たい」というくらいで来てるので、前からいるメンバー(minanさん)以外は名前がわからない(もちろん今は全員わかります!)。

必死にスマホで見て覚えてみようと試みるものの、8人て結構多い…この短時間では無理…もちろんそれぞれがどういうメンバーなのかもわからない。何を話せばいいというのだ!

挨拶って「お疲れ様です」って言えばいいのか?もしくは「こんばんは」か?
いや、どっちにしてもそのまま返ってきて終わりだ。それじゃ意味ない気がする。

とか考えているうちに、スタート


すると、僕が参考にしようとしたパイセン(前の2人)は、以前にも来たことがあるらしく、なんとなくメンバーの皆さんと面識があるご様子。「久しぶり!」みたいな感じで話している…

これは…

全然参考にならない!!マジで!!

必死に脳みそを回転させました。仕事ではありえないレベルで。

結果、出た結論は「素直に、リリスク見るのも初だし、こういう特典会というもの自体も初なんですと言おう」

変に考えすぎた話をするよりも、素直に今思っている・感じていることを言った方がいい気がするなと。

そんなわけでいよいよ僕の番


「リリスクのライブも初めてなんですが、こういう挨拶会っていうような機会も初めてで緊張してまして…」と言う僕に

「うわーそうなんだ!勇気出して来てくれたんだね!ありがとう!」
「初めてリリスクのライブ見て、かっこよかったって言ってくれるの一番嬉しい!」
「ステッカー(挨拶会の前にもらえた)黄色ですね!私の担当カラーです!」
「僕もリリスク入るまでは挨拶会って知らなかったです…」

などなど…

皆さんとにかくお優しい!!!!

名前を呼ばれるということ

極めつけはトリで待ち構えてくれていたminanさん。去り際の僕に「名前は?」と聞いてきて、「〇〇です」と答えると

「〇〇!また来てね!」。

銃で心臓撃ち抜かれたのかと思いましたね。名前呼んでくれるっていうのは本当に心打ちぬかれる。minanさんは以前からのメンバー、活動10年目、さすがという感じでした。

それと、タメ口での「ありがとう!」がめちゃ心地いい。自分よりはるかに若い人からタメ口で感謝される機会なんて普段本当にないじゃないですか。もちろん「ありがとうございます」もいいのだけど「ありがとう!」がめちゃくちゃ心地いい。おじさんがちょっと失礼な態度の若手をかわいがる気持ち、少しわかったような気がしました。

動かない心がまた動き出す


少し暗い話になってしまいますが、実はここ数年、心が動かないような感覚がずっと続いていました。

年齢的なものなのか、若年性の男性更年期的なものなのか、コロナ禍でのいろいろできないストレスによるものなのか…自分でもわからないままですが、やっとそこから少し脱却し始めた時期に見たリリスクのパフォーマンスとコミュニケーションに、久しぶりに僕の心が凄く動いたんです。

リリスクは今、男女混合グループになったこともあるし、音楽性的にもいわゆるアイドルソングではないので「アイドルなの?ちがうの?」みたいなことを言われがちです。

もちろん「アイドルかどうか」なんてどうでもよくて、素晴らしいパフォーマンスや楽曲や魅力あふれる人がいてくれればそれでエンターテインメントは成立する。そこにこだわる必要なんてない。

でも、僕は敢えてリリスクはアイドルだと言いたいんです。なぜなら、こんなにも僕の心を喜びで動かす人たちだから。

いろんな定義があるだろうし
いろんな人の想いがあるのだろうけど

誰かの心を喜びで動かせる人のことを僕は
「アイドル」と呼びたい。

↓こちらのMVもぜひ!(Drive Me Crazyはメンバーのmalikさんが監督してる!すごい!)


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