みなさんは「外字」って聞いたことがありますか？「髙 (はしごだか) 」や「𠮷 (つちよし) 」など、PCなどで入力しようとしても変換候補に上がらない文字のことです。
 
バリアブルの制作物でナンバリングと同じくらい多いのが、DMや封筒に印字する宛名案件です。
最初に、お客様が保管している住所録のデータを宛名入稿用のテンプレートへ転記してご入稿いただきます。
 
※宛名関係の入稿手順や、入稿用テンプレートのダウンロード方法はこちらのページをご確認ください。
 
バリアブル(可変)印刷
https://www.kpr.co.jp/contents/variable.html
 
次に、ご入稿いただきました宛名リストをバリアブル担当がデータ確認、印刷用データを作成し、校正をお送りします。
この時、お客様に確認いただく内容として多いのが「外字」になります。

【水準外の漢字編】

「𠮷田」「高𣘺」「辻󠄀（一点のつじ）」「𡈽山」など通常の字体とは異なる文字（異体字と言います）におきましても、現在windowsにて標準設定されている日本語フォントを利用しますと大抵の文字は表示可能です。
 
しかし、封筒への宛名印字で利用するような筆文字フォントやデザインフォントの場合、異体字が通常通り使用できない場合がございます。
 
この場合、外字がリスト上では正しく表示されていても宛名に使用するフォントには収録されていない為、文字化けが発生します。

※辻の1点つじと2点つじの字形の差異は文字規格の違いになります。
先述のケープリントのHP「バリアブル(可変)印刷」ページ内の「バリアブル印刷における「JIS2004」字形の対応に関して」をご参照ください。

文字化けしてしまう漢字に関しては、ケープリントでは「作字」をして画像として埋め込む対応が可能です。「作字」とは、使用するフォントで文字を組み合わせて、ご希望の文字を作ることです。「作字」は、高い技術を要求される作業ですが、一文字ずつ、丁寧に作成していきます。

宛名の制作を依頼したいが、特殊な外字を利用しなければならない。そのようなどうしても…の場合でもまずはケープリントへご相談ください。よりベストな方法をご提案致します。

本日は、最後までお読み頂きありがとうございました。

【ケープリントのかんたんバリアブル】
https://k-print-kpr.studio.site/LP/variable

【株式会社ケープリント 公式サイト】