どうも！kr96です。
普段はWeb3領域の勉強の一環として、魔法使いの猫のNFTアートを作成したりしています。
このnoteは、普段NFTやAIアートについての発信が主な私が、それ以外の事を中心に、好きなものを好きなように語るだけの趣味のページです。

さて、第一弾はスーパーマリオブラザーズムービーについてです。
私にとってこの作品、アニメーション映画で最も楽しかった作品です。
感動したというより関心した！
まず、作品についてのご紹介をさらっとさせていただき、どこがよかったのかなどをポイントごとに主観でお伝えさせていただきたいと思います。
内容に触れる部分もありますので、くれぐれもネタバレにご注意下さい。

現在、アマプラで視聴できます！

ザ・スーパーマリオブラザーズムービーとは

この映画は、もはや説明不要の世界のスーパースター、マリオとその世界観がアニメーションになったもので、「ミニオンズ」「怪盗グルー」「Sing」などで知られるILLUMINATIONが、任天堂と共同制作した3DCG映画です。
アニメーション映画での興行収入はなんとアナ雪1を抑えて世界第二位！
アナ雪2も超えてほしかったが仕方ない！

ここが良かったよマリオムービー

制作・スタッフ陣のマリオ愛がすごい

見た方は全員、まずこれは同じ感想を持つと思います。
愛がすごい！
マリオの映画だから当然マリオなんですけど、本当にマリオなんです。
私たちが昔から見てきたマリオの世界観そのものが3DCGで再現されていて、画面内のあらゆるところにマリオの”あるある”が詰まってます。
キャラクターの挙動、アスレチックステージのギミックの動き、アイテムの効果、ちょっとした効果音やBGMの使い方などなど。
私は日本語版2回、英語版1回の計3回も見ましたが、画面内に新しい発見が毎回あって楽しかったです。

ハテナブロックから出したコインで決済ができるキノコ王国や歌うクッパも好きですが、圧倒的に興奮したのはマリオカートのセクションですね。
レース作品でもないのにごく自然にその世界に突入する設計、そして細かいところまで再現されている丁寧な作りこみ。
あのBGMでカートを選ぶところから既にマリカーは始まってるんですよね！
さすがわかってる。もう愛しかない。
あそこだけは何度も繰り返し見てしまいました。

勧善懲悪、でも誰も死なない

最近のマリオ作品はマリオとクッパが共闘するものもありますが、それはマリオが正義でクッパが悪の基本路線があって初めて成立するifの世界です。
この映画は基本路線に忠実でクッパは悪、いわゆる勧善懲悪です。
ただ、この作品は誰も命を落としません。しかもクッパのキノコ王国への侵略動機は「ピーチ姫をお嫁さんにしたい」と、非常にソフトな内容です。
小さいお子さんから大人まで、幅広い層が気持ちよく見れる映画だと思いました。特に私のような、主要キャラがバンバン命を落とし喪失感で動けなくなるここ数年の人気コミックスのアニメでメンタルが疲労した人間にとって、冷えた体にしみる真冬のコーンポタージュのようなほっとする温かさ。

特別日本語版の破壊力

字幕派の方！この映画は特別日本語版で見てほしい！
この作品の吹き替えは、日本語吹き替え版ではなく特別日本語版というそうです。従来の吹き替えと違って、本編と同時進行で日本語テイストを独自で入れながら当てていくそう。これが本当に良かったです。
日本のノリが加えられていいスパイスになっていると感じました。

例えば、クッパについて何も知らないマリオにピーチ姫が解説するシーンがあります。字幕では
「頭がオカシイ奴なの　朝食にされちゃう」「難なく飲み込むわ」
と表示されますが、これが特別日本語版では
「あいつ頭のネジが飛んでるの！」
「あなたを朝食にして食べるくらいはする、ジャムや燻製にして毎日ちょっとずつ楽しむまである！」
これくらい違います。最高じゃないですか？
そうじゃなくても画面内あらゆるところにマリオの愛を感じるシーンがたくさんあるので、字幕を目で追うのは勿体ないと感じました。
特別日本語版を是非！必ず！

とにかく見て！

正直もっと語ろうと思ったら語れるんですが、長くなるのでこの辺で終わりたいと思います。ルイージが電話に出た時の第一声「はい、スーパーマリオブラザーズです」超序盤のこのシーンで私は白旗をあげました。
そんな電話の出方ある？あかんこの映画最高や・・・。

超王道ではありますがところどころクスっとくる。多くの人にとって、ストレスフリーで見れる作品になっていると思います。
日本が世界に誇るNintendoが生み出した、世代を超えて愛されるヒゲおじ。ザ・スーパーマリオブラザーズムービー、是非ご覧ください☆