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障害児を預かる*夢日記

古い広い家に老いた母と一緒に住んでいる。そこに知的障害の男の子を預かることになった。男の子といっても小さな子どもではなく、だいぶ大きい。10代も後半だろうか。それにものすごく太っている。その子を預かることにあまり乗り気ではなかった。それでも彼はおとなしかった。

私は2階にいて、その全部の窓を開けていった。鍵をあけ、窓を開け、網戸を閉める。窓枠には埃がこんもり溜まっていて、埃で咳込む。そうした作業をそれぞれ大きさや形の異なる窓3-4箇所開けていった。窓は渋くなって開きにくかったり、周りにモノがあって余計開けにくい窓もあった。掃除しなきゃなあ…すっと外の、冷たく新鮮な空気が入ってくる。部屋に埃が舞う。

窓開け作業の間、彼は私の後をずっとついてきて、ぼんやり立っていた。そんな時、玄関の呼び鈴が鳴った。そうだ。今日、先生が来ると聞いていたっけ?2階の手摺りから覗くと、玄関にくすんだピンク色の、スーツ姿の女性が立っていた。ああ、先生だ。彼女は私が子どもの頃の先生で、大場久美子に似ていた。髪型も変わらず、あの頃のまま年をとっていた。

老いた母がヨロヨロと対応に出ようとするので、私は急いで階段を降り、先生に挨拶した。そして1階もろくに掃除しておらず、玄関の床もゴミだらけだった。先生のストッキングをはいたきれいな足がゴミを踏み、足についてしまうではないか。慌てて箒をとって床を掃くが、慌てすぎていて、手にしたのは玄関(たたき)用の箒だった。

床(室内)は何だかわからない汚れがこびりつき、マット上も木の床も、掃いたくらいじゃすぐ取れない、謎の細かいゴミが散らばって恥ずかしかった。鳥の羽毛や餌も落ちていた(鳥を飼っている)。先生の歩く場所を急いで掃いた。先生はもう部屋の中にいる。ああ、室内もゴミだらけ。

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