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私が他人

最近毎日死ねばいいのにと思う。まるで親のようなウザさ、話していると自殺したくなるし自傷したくなる。せっかく親から逃れられたというのになぜこんなところに来てまでこんなうぜえ奴と一緒にいなきゃいけないんだろう。マジでウザいよ。というか私の何なんだろう。おまえ、勘違いも甚だしいよ。一回やったくらいで調子乗んな。

…という既視感。これは二度目だ。いや二度じゃ効かないか、少なくとも五度目?こうなってくるともう私に欠陥があるとしか思えない。実際そうだと思う。

などと書いたのが3日前、もう許してしまった。すべて自分の中だけで起こっていること、毎日思うことは違う。自分の気性の荒さと感情のブレには未だにビビることがあるが、プラスとマイナスを大きく激しく振幅するなかで、そんな中でも変わらぬものを探そうとしている。しかし、そんなものは、なさそうだね。

私が人と付き合わないのは、人と付き合う能がないということがまずあるが、その他に、自分に投資される金や時間、何より感情に、それらに対する申し訳なさに、どうにも耐えられないということがある。自分はそういった他人からの投資を受けるに値しないと強く思う。友人に対してそのようなことは一切考えないのだが、恋人に対しては常にそういうことを考える。恋愛に対して、とてもコンプレックスがある。そういうこともあってずっとまともに恋人がいない。長い間、という感覚があるが、数えてみるとたった3年、たった3年、二度言うほどには長く感じられる。あれから

ずっといろいろなことがままならない。何も私の思う通りにはならない。それが私であっても。というより私ほど私の思い通りにならない存在というのも珍しい。この私が、私の思う通りにならない。他人の方が私の思い通りに動くほど。私が他人だ。

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