12/17に発売した「韓国ドラマ食堂」、大変好評です。ありがとうございます！
韓国ドラマに出てくるおいしそうな料理を再現する本書。
冬休みの間、その本のなかからいくつかの料理を作って紹介しつつ、裏話をお伝えします。

今回は『椿の花咲く頃』より「カメリア名物汁だくトゥルチギ」です。簡単ですし、おいしい。
皆様、自炊の定番メニューにされては！


ヤンニョムがもう既にいいにおい！

ヤンニョムは、合わせ調味料のこと。ごま油香る。この時点でおいしいことが確定。

いろいろ入れて火にかける

できた！　真俯瞰で撮るのオススメ！

えごまの葉をのせて完成！　えごまの葉は、意外と普通のスーパーにあるので、探してみてください！　私の最寄りのスーパーだと、２日に1回入荷してるっぽく、今日なくても明日あるかも！　諦めないで！

さて、この料理。
4話のジョンリョルが食べるシーンが印象的です。

主人公トンベクの営む居酒屋カメリアを訪れたジョンリョル。汁だくのこれを鍋で出され、「こんなに食べれないよ」といいながら、ご飯をおかわりして、鍋は空っぽに。

ドラマを見た私↓
「すごいおいしそう！！！！！
食べたい！！！！！
……でも、この料理、何？
めちゃくちゃウマそうだけど、これ何？！
いげもや？
鍋物なの？　でも最後汁気無くなってたけど…。炒め物なの？　なに？　なんなのーーーーーーー！！！！！！！！」

字幕を追っても料理名は出てこず、なんという料理なのか、どこで食べられるのか、まったく不明でした。（個人的な経験ですが、KPOPアイドルのモッパンを見ていても、こういうことが多いです…君たちはなにを食べているんダァ）

なんかおいしそうに食べてる〜！
食べてみたい〜！
検索したいけど名前がわからない〜…。
同じ味を食べられたら……。

椿のこのシーンを見て、すでに日本でも有名な韓国料理だけを紹介するのではなく、「おいしそう」「なに食べてるのかな」と、視聴者の疑問や食欲を大いに刺激した料理もラインナップしよう！と思いました。

「椿の花咲く頃」を見たことで、本の編集方針・コンセプトをさらに固めるに至りました！
（ありがとう、トンベクし〜〜！）

その編集方針のもと、簡単すぎて作り方を説明するまでもない料理も、この本に取り上げました。
それは、『花郎』のとある料理。
ものすごくよく出てくるのですが、韓国カルチャーをあまり知らない私は、「一体なにを食べているの？！」と視聴しながら困惑していました。

さて、一体なにが出てきたのか。
そして、劇中にその料理が出てくる意味とは…！

本書でお確かめいただけたら、嬉しいです。