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【青木佑介さん(政党・社会民主党)】アンケート回答


1. 当選後、実現したいこと

【質問全文】当選後、最も力を入れて実現したい政策、課題は何ですか。

多世代の居場所づくりを地域で実現したいです。中学校までは地域との関りがあり、自治体・教育委員会でも不登校の把握や対応ができますが、中学校を卒業するとなかなか把握が難しい現状があります。こういった状況のなか、引きこもりの高齢化や自殺者の増加、トー横キッズに代表される家や地域に居場所がない若年層の増加などの対応が必要です。等身大の自分自身でいられる・地域や誰かとつながることができる居場所を地域につくりたいと思っています。

東久留米市には空き家が500近くあり、そのうちの20軒強の家主さんが地域活用に興味があるとしています。議会でも質問を重ねてきましたが、世田谷区や日野市のように、NPOや地域団体とマッチングさせて、居場所づくりを行っていきたいです。
私自身も漫画の図書館と居場所づくりをテーマに東村山市で漫画コミュニティ図書室を無料で運営していますが、固定費が重くのしかかっています。ほかの団体さんと話していても、事務所家賃がネックとなっているので、空き家を安価で借りられるとNPOや団体の誘致・活動促進につながると考えます。

2.子育てしやすい環境に必要なこと

【質問全文】子育てしやすい環境にするために何が必要だと思いますか。

市でできるものとして、児童館の増設、公園整備に力を入れるべきと考えます。雨天に遊べるところが少ない、近くの公園にまともな遊具がないなど、改善のご要望をいただいています。社会福祉協議会さんなどの既存サービスもありますが、家事支援や送迎支援などのサービスで使いやすいものへの補助・制度実施なども必要だと思います。

3. 中学校給食の満足度を上げるため必要なこと

【質問全文】中学校給食の満足度を上げるために必要な要素は何だとお考えでしょうか。

富田市長の進める温かいおかずの提供に加えて、給食時間の拡張、子供たちの意見を聞く取り組みが必要だと考えます。タブレット端末を活用したアンケートを提言してきましたが、給食を食べるのは子供たちですから、子供たちの意見に寄り添った改善が必要と考えます。またメニューが選べなくなるにあたっては、アレルギー除去食の対応も何とか行っていただきたいと考えます。

4. エネルギー問題をどう考えるか

【質問全文】現在のエネルギー資源の高騰による市民への負担や不安、また現政権から原発再稼働や新設の話がでています。未来につながるエネルギー自給自足問題については、どのようにお考えでしょうか。

福島の例を見ても明かなとおり、事故があった際のリスクが高すぎます。災害大国日本では、原子力発電は撤退すべきです。メガソーラーなどは自然破壊につながりますが、屋根のせ太陽光パネルなどは、技術の進歩によって、十分に活用可能と考えます。また急激な高騰の際には政府が価格介入に積極的な財政措置をすべきと考えます。

5. 健康診断の年齢引き下げに賛成か

【質問全文】非正規雇用の方が増加している一方で(2019年38.3%※)、東久留米市が実施している健康診断の年齢は40歳からとなっています。近隣の自治体では、西東京市18歳、清瀬市30歳、小平市25歳となっています。健康診断の年齢を引き下げることに賛成ですか。
※「非正規の職員・従業員が役員を除く雇用者に占める割合」(出典:「図表1-3-18 非正規雇用労働者の割合の推移」厚生労働省『令和2年版厚生労働白書』)

生活習慣病の若年化といわれるなか、病気や異常の早期発見ができる環境づくりは必要だと思います。賛成です。

6. 地域包括ケアシステムの今後

【質問全文】介護に携わっている方から東久留米市の地域包括ケアシステムが危機的な状況を迎えていると聞きました。ご自身が東久留米で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるようにするために地域包括ケアシステムをどのように構築していきたいですか。

予防や生活支援はともかく、介護サービスは人材育成や報酬・保険料の問題など、さまざまな課題があると思います。地域包括支援センターの拠点・人員の拡充、介護人材のマッチングの取り組みなどが、利用者に寄り添うサービスの提供につながっていくとは思いますが、国が責任をもって公助の部分を手厚くし、金銭的な余裕がない方でも必要なサービスが受けられるような仕組みにしていくべきかと思います。

7.男女共同参画への取り組み

東久留米市第4次男女平等推進プランが策定され、市役所の各役職段階に占める女性の割合について数値目標が掲げられました。市議会議員についても取り組みが必要と考えます。他自治体では、その一環として女性議員を増やすためママインターンプロジェクトという取り組みが始まっています。当選後、議員として男女共同参画にどのように取り組んでいかれるのか教えてください。

議会での議論が本来の仕事であるはずなのに、それ以上の駅立ち・ボランティア活動、行事への参加などをしないと、選挙に受からないようでは、家事や介護を行わないといけない方にとって負担が大きすぎます。有権者が議会での活動をもっと見やすくするための取り組み(委員会などのオンライン配信や、傍聴時のサポート、公共施設への議員の議会報告の設置を認めるなど)を推進したいと思います。管理職の少なさについては、ときめきでの特集にもあったように、様々な環境改善が必要だと思います。

また男女平等推進センターについては、平日の日中しか開いていないのでは行けない、入りにくい・どこにあるのかわからないという意見も聞きます。せっかく様々な啓発物や図書があっても目に触れなければ意味がないので、もう少し、在り方の検討をすべきと思います。

8. 性教育の重要性

【質問全文】性行為同意年齢は16歳に引き上げられる予定ですが、社会の一員としてその年齢を迎える前に段階的に性教育を実施していく必要性があると思います。性教育は子どもの人権をまもることにもつながります。性教育の重要性をどうお考えでしょうか。

正しい知識と相手への思いやりを学校や家庭が連携して教えていくべきだと考えます。デートDVなどの啓発や性差の理解についてなども、もっとしっかりと教えていくべきと思います。

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