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生まれも育ちも下関|未来につなぐまちづくりプロジェクト・ちかこさん


はじめに

はじめまして、
想いで繋がる ”縁” メディア「 G O E N 」です。

「想いで繋がる」を軸に、
こころトキメク「ご縁が繋がるキッカケ」を
お届けしています。

詳しくはこちらをご覧ください。

今をトキメク、まちびと紹介とは

想い・ビジョンを持った「まちびと」の、
新たな挑戦、仕事やプロジェクト、
つくりたい未来を応援する
「縁結びプロジェクト」です。

まちびと紹介でつなぐ、縁結びイメージ

どんな想い・ビジョンを持って、
何をしている「まちびと」なのか?


↓記事を発信

同じ想いやビジョンを持つ人と繋がる

↓仲間と共創

応援してくれる人と繋がる

↓ ビジョンの実現が加速!

挑戦する「まちびと」の姿をみて
人々の心が明るく・楽しく・元気になる♪


↓ 私もやる!と新たな挑戦者が生まれる

まち全体がたのしくなる

トキメキが生まれ続ける、人と人の出会いをつくりたい。

ちかこさんの紹介

ママ+不動産業+まちづくり

5人の子供たちを育てるママで、本業の不動産業では賃貸事業やリノベーションのコンサルティングなどをされています。さらに、個人では「ARCH」を立ち上げ「地域課題解決&歩きたくなる街」にするため、「リノベーションまちづくり」にも取り組んでいます。ARCHは、現在2つの空き家をリノベーションし、レンタルスペースやコワーキングスペースの運営をされています。

リノベーションまちづくりとは

すでに「 ”ある” まちの資源」を活用して、エリア価値を高めるまちづくりのことです。例えば、まちにある「空き家」を生まれ変わらせ、新たな価値を生み出すことで、人が集まり交流を生み出したりします。

イメージしやすいように、ちかこさんが実際におこなったリノベーションまちづくり、「ARCH」をご紹介します!

空き家のとき・外観
空き家のとき・室内
リノベーション後・外観
リノベーション後・室内
会議や室内マルシェ、ヨガなど、色々な使われ方をされています。
期間限定で北欧雑貨のラリッサさんが、出店されたりもしてました。

まちづくりを始めたキッカケ

ちかこさんが、まちづくりを始めたキッカケは、「地域課題をなんとかしたい」と思ったからだそうです。下関は、まちの商店街はシャッター街になり、人も歩いていません。若い人たちは県外へ出て行ってしまい人口減少・高齢化がすすんでいます。

そんな下関の現状を見て、本業の不動産業で感じたのは、 新たに自分で事業を立ち上げてチャレンジする人がいても、誰も歩いていないシャッター商店街だと、すぐに撤退することになってしまう…。この現状を変えたいと想い、まちづくりを始めたそうです。

▼音声で聞きたい方はこちら

まちびとのお仕事

ちかこさんの本業は、株式会社上原不動産の取締役です。その一方で、個人では「ARCH」を立ち上げ、レンタルスペース・コワーキングスペースの運営をされています。また、空き家を活用したARCHの取り組みが評価され、街の資源を活用したリノベーションまちづくりの講師や、ARCHの取り組みをシェアする講演を、他県や大学などでもされています。

ARCH概要

ARCHが運営する施設は、現在3つあります。

◆茶山エリア |レンタルスペース

◆豊前田エリア|コワーキングスペース兼
        シェアオフィス

◆幸町エリア |ヨガスタジオERIN、
        グルテンフリースイーツ店(準備中)

公式サイトはこちら

ARCH 茶山|レンタルスペース

コンセプト「地域とつながる」

起業・副業のチャレンジ施設|ARCH茶山
・〒750-0026 山口県下関市長門町2−6
・下関駅から徒歩9分
・1時間1,500円〜

詳しくは公式LINEへ

自分の好きなことを仕事にしたい。
でもお店を借りるのは怖い…

そんな風に思っている方にこそ、ARCH茶山はピッタリな場所だと思います。実はわたしも、はじめて起業しようと思った時、最初に悩んだのは「漠然とした不安」でした。

「起業するってお金もかかるし、リスクもあるんじゃないか…」

これから自分で仕事をしようと考えている方も、「起業」と聞くと、こんなふうに漠然とした不安を感じる方もいると思います。特に「お金」については、初期費用(お店を借りるために必要な資金)や、起業後に「本当に稼いでいけるのか」など、悩んでしまって、一歩踏み出す勇気が持てない方も多いはずです。

そんな方はまず、本業をしながら「空いた時間を使って起業をする」=「副業」からスタートすることをオススメします。そしてARCHなら、時間単位で借りることができるので、自分が必要な時にだけ「お店」を持つことができます。これなら、お金の不安やハードルを感じず、スタートしやすいですよね。

そして、お客さんも増えて、もし自分のお店が持ちたくなったら、そのタイミングでお店をつくるステップを踏むこともできます。ちかこさんは、不動産業のプロとして、物件のオーナー業や店舗のコンサルティングもされています。お店づくりをしたくなった時、相談したら力になってくれるはずですよ♪

ARCH茶山|利用者さんたちの使い方

・ハンドメイド物販    ・セミナー
・期間限定のショップ   ・マッサージ
・ヨガ          ・アロマ
・習い事教室       ・朝活、夜活
・占いセッション     ・ランチミーティング
・ギャラリー       ・Youtube撮影
・勉強会         ・室内マルシェ
・テストマーケティング   …etc

詳しくは公式LINEへ


ARCH茶山は、3つの物件が並んでいます。そのうちの1つがレンタルスペース、そして隣にはCafe&barあいまいな境界さんがあります。

左:リノベ予定
真ん中:ARCH茶山レンタルスペース
右:Cafe&barあいまいな境界さん

境目は”あいまい”な方がやさしい
子育て世代、障害者、高齢者、それ以外の人がひとつの場所で支えあいながら生きていくことで、すべての人を境目なく包み込むインクルーシブな街の拠点を「あいまいな境界」という言葉で表現しています。

ホームページより引用

ARCH豊前田|コワーキングスペース&シェアオフィス

コンセプト「ワーケーション・移住定住促進」

ARCH豊前田
・山口県下関市豊前田町2-1-15 SMAビル3階
・下関駅から徒歩9分
・フリー席|1時間 300円〜
・個室席|1時間 500円〜
・月額プランあり
・法人登記OK
・シェアキッチン(時間貸し)
・トークイベント会場利用OK

詳しくは公式LINEへ

こちらのコワーキングスペース&シェアオフィス内には、シェアキッチンがあります。このキッチンを使って「お弁当屋さん」を起業した方「スイーツ屋さん」を起業した方がいたりと、ARCHを中心にチャレンジする人が集まってきているのが感じられます。

また、お弁当だけ食べたい方や、スイーツだけ食べたい方も、気軽にフラット遊びに行けるようになっています。訪れるタイミングによっては、クリエイターさんやフリーランス保育士さん、エンジニアさん、心理士さんなど、様々な人たちとの出会いもあって、楽しいですよ♪

学生さんや社会人の方も、コワーキングスペースを利用して勉強に集中したり、自分時間を没頭するために使うのもオススメです。新しい人との出会いも待っているかもしれませんね✨

ARCH幸町|家守として新しい貸方に挑戦

コンセプト「ウェルネス・健康」

ARCH幸町
ヨガスタジオERINさん
グルテンフリースイーツSOY STOCKさん(2024年OPEN予定)

ARCH幸町は、長年ずーっと空きテナントだったそうです。そんな時、ちょうどヨガスタジオをオープンしたい方が現れましたが、「1人で借りるには広すぎる…」ということで、悩まれていたそうです。そこでARCHは、オーナーさんに相談しました。

「ARCHが、この1室を借り上げします。
 なので2店舗に分割工事して貸し出しOKですか?」

こうして実現したのが、ヨガスタジオERINさんです。
そして残りの1店舗分は、グルテンフリーのスイーツ屋さんになるそうです♪
(2024年オープン予定)


「不動産屋の常識にとらわれないARCH」

下関市内には、空きビル・空きテナントがたくさんあります。今までならば、ちかこさんのような不動産屋さんは、オーナーと賃貸者の中間に入り、「仲介する」ことがメインのお仕事でした。

ですがARCHは、オーナーと利用者さんの間にはいる「家守」となることで、1つのテナントを「2つの事業者さんがチャレンジできる」ようにしました。

「家守とは?」
オーナーと利用者の間にはいり、空き家・空きテナントの活用方法の企画、運営、リノベーションの投資、サブリース契約での賃貸を行なう「マネージャー的ポジション」をになっている会社や団体のこと。

引用元:リノベリング

ARCH幸町も、このような新しい貸方をすることで、2つの新規事業者さんがお店を開業することができました。このような賃貸の仕方は、サブリースと言いますが、オーナー様の協力があってこそ実現できたことだそうです。

この記事を読んでいる方のなかにも、空きテナント、空き家を持っていて、どのように活用したらいいか困っている方もいるかもしれません。そんな時は、気軽にARCH・ちかこさんへご相談してみてくださいね✨

まちびとの想い

「未来に繋がる仕事をしたい」

自分達の生まれ育った下関を、どうやって子や孫に繋げていけるか?
20年以上、家業である不動産業に従事して来て、これから自分達にできる取り組みは何かと考えました。そして挑戦したのが「リノベーションまちづくり」でした。

下関密着のまちの不動産会社で、20年以上働くなかで培ってきたスキルや知識、ノウハウを活用することで、不動産業のプロ視点で「空き家再生」を考えることができる。さらには、魅力ある街をつくるためには「リノベーションまちづくり」を進める、エリアマネジメントも必要だと考えました。

「まずは私が、実践しよう」

そう考えて立ち上げたのが「ARCH」です。自分がまずは実践をすることで、これから挑戦しようとする人たちにとって必要な、知識やスキルを得ることもできる。さらには私自身が「挑戦する姿」を見せることで、これからリノベーションまちづくりに挑戦する人たちと、等身大で関わることができると考えました。

『ARCH』のコンセプトは、“wellness life & wellbeing”です。リノベーション街づくりを推進する道しるべになる存在として、下関に住み・働き・生活をする人々の幸福と健康な人生に寄り添えるような居場所づくりを目指しています。

私のこの挑戦をキッカケに、まちの不動産会社や不動産オーナー様などの協力も増えたら、さらにリノベーションまちづくりの取り組みが、加速していくと思っています。私たちが暮らす「しものせき」という街を、みんなで一緒につくっていけたら嬉しいです。

まちびとのビジョン

「自然なつながりの場、サードプレイスをつくりたい」

昔は、公園で遊んだり、駄菓子屋があったり、誰かと自然に「話す」機会が多くありました。ですが、今は核家族化も進み、子どもたちも車で送迎されて習い事にいくのが当たり前となり、街の人々のあいだで自然な交流や会話をする機会がほとんどありません。

昔は当たり前のようにできていた「交流」が減り、「人間関係が希薄」になってしまっているからこそ、今の街に必要なのは「サードプレイス」だと思っています。家でも、学校でも、会社でもない、第3の居場所(サードプレイス)をつくることで、下関に暮らす人たちが出会い、「自然な交流」が生まれることで、子どもやお年寄りの「見守り」にも繋がっていく。そんな風に、街をデザインしていく必要があると思っています。


ARCHでは、コワーキングスペースARCH豊前田が、サードプレイスとなりつつあります。異業種の人たちが集まり交流をする「100人カイギ」をはじめ、お弁当屋さんやスイーツ屋さんを中心とした、新たなつながりと交流も生まれつつもあります。こんな風に、自分のやりたいことを軸に「起業する人」を中心としたサードプレイスが、これからも生まれ続けるためにも、起業・副業チャレンジをする人を応援したいと思っています。


歩きたくなる街をつくりたい

下関で起業する人が増えることで、新たな価値創造につながり、魅力ある商店街になると思っています。そうすることで、歩きたくなる街になり、下関に暮らすこともさらに楽しくなると思っています。また、県外から訪れる人も増え、新たな人と人が出会い、繋がるキッカケや、交流が生まれると思っています。

「ARCH」を通して、一人一人が、自分の「やりたい!」に挑戦することができるよう、ARCHは「事業にチャレンジしやすい環境」をつくりました。
これからも起業・副業をはじめる方を応援し、一緒に楽しいまちをつくって行きたいと考えています。

これから先、商店街に面白くて素敵なお店が並び、多くの人が集まり、新しい出会いや繋がり・交流が生まれる場所となっていく未来をつくるため、一緒にまちをつくっていく仲間たちと出会えることを楽しみにしています。

さいごに

G O E N・編集長のあいです。
2022年10月に地域おこし協力隊として下関市へ移住してきました。
今回、下関市が運営するポータルサイト「しもまちプラス」を通じて、みなさんと関わる機会をいただきました。ありがとうございます!

そこで私は考えました…

「何を発信しよう」

そして思い浮かんだのは「まちに暮らす人=まちびと」でした。
というのも、下関市にきてから出会った人々は、想いやビジョンを持って、新たな挑戦をしている人ばかりでした。

ですが、そんな素敵な「まちびと」さんたちは、共通して悩むことがありました。それが「想い、ビジョン、活動(プロジェクトや起業チャレンジ)を、多くの人たちに知ってもらう機会が少ない」ということです。

そこで私は「多くの人に知ってもらうキッカケをつくろう」と考え、立ち上げたのが「想いでつながるメディア G O E N」です。

G O E N を通して、まちびとさん同士の「新たなつながり」が生まれ、会って話すことで、心の距離が近づいたり、挑戦するまちびとさんを「みんなで応援しあう」キッカケを生み出せたら嬉しいです♪

G O E N を通して、
新たな出会いがつながりますように。

想いで繋がる縁メディア G O E N
編集長兼ライター|a i

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