黒野 燁

小説書いてます。🙏コメントなどで作品に対するアドバイスなどありましたらよろしくお願いし…

黒野 燁

小説書いてます。🙏コメントなどで作品に対するアドバイスなどありましたらよろしくお願いします!(どんな内容でも泣いて喜びます!)🙇‍♂️小説やエッセイなどを書くお仕事の依頼がありましたらTwitterのDMにて連絡お待ちしております。

マガジン

  • 超短編小説

    短編載せてます✍️ 是非お楽しみくださいませ。

  • 最近思ったこととか

    最近思ったこと、気づいたことです。 厨二臭い事も書くかと思いますが、読んでいただければ幸いです笑

  • 好きな音楽紹介

最近の記事

しばらく書いてなかった短編、書きたくなってきたので久々に書きました。(文章力絶対落ちてる。。元々そんなないけど笑) 近いうちにまた投稿しますね😉

    • 正義という名の娯楽とエレナ

      今年の春から大学に通っている佐藤は、正義感の強い男だった。 ーー悪いことをした人間が、法だけで裁かれるのは物足りないーー そんな思想を持つ彼は毎日のように、何らかの悪事に手を染めたとされる人物の個人情報を、インターネット上の様々な媒体を使って拡散させる『ネット私刑』を行なっていた。 ーー【拡散希望】○○の犯人の住所特定ーー 佐藤は、スマートフォンを使いこの文を匿名のSNSアカウントで投稿した。こういう事をもう何十回も行なっている。数日後検索をすれば、その人があれからど

      • 現在、色々ごたごたしてて、更新頻度低くなります。 note辞めたわけではないです。少々お待ちくださいませ🙇‍♂️

        • レベルアップ!

          俺はスマートフォン専用ゲームにハマっている。 放課後はもちろん、休み時間でさえもレベルアップに勤しむ毎日。 「そういえば、来週「魔神祭」というイベントがあるな。イベントに向けて、キャラクターを強化しなければな」 友人の義明はそう言った。 義明と俺はゲームのレベル上げで競い合っていた。 今のところ俺がレベル126、義明がレベル125で、俺の方が若干高い。 ところがある日、義明のレベルの伸びが停滞し始めた。俺は、朝、義明の尻を叩こうと彼に話しかけた。 「おい、最

        しばらく書いてなかった短編、書きたくなってきたので久々に書きました。(文章力絶対落ちてる。。元々そんなないけど笑) 近いうちにまた投稿しますね😉

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        • 超短編小説
          9本
        • 最近思ったこととか
          4本
        • 好きな音楽紹介
          0本

        記事

          お金がない英雄

          道端を歩いていたら、封筒が落ちていた。 中を見たら、10万円が入っていた。交番に届けるべきかと思ったが、俺の心の天使は完全に、悪魔に負けた。 上着の内ポケットお金を突っ込んだ。 ブランド物、美味い飯、風俗……etc。これから何に金を使おうか俺は胸を躍らせていた。 街に向かう途中、痩せた老人を見つけた。彼は、ボランティアでゴミ集めをしていた。 汚れてヨレヨレの服、底が剥がれかけている靴から、彼が貧乏であると一目で分かった。 おそらく貯金がまともに無く、少ない年金

          お金がない英雄

          タイムトリップ・トリック

          通勤中、携帯電話が鳴った。警察からだ。 エディは何事かと思い、恐る恐る電話に出る。どうやら、エディが家を出た後すぐに、何者かが自宅に侵入したらしい。 今、家には、ジョンという一人息子と、ベビーシッターがいる。 警察の話によると、ベビーシッターは殺害され、ジョンは、命に別状は無かったものの、怪我を負っていて、犯人の顔を覚えていないのだという。 エディは「すぐ家に戻ります」と言ったのち、電話を切り、Uターンをして家に向かった。 エディは、一年前に、妻を病気で亡くして

          タイムトリップ・トリック

          柴犬の体を借りた俺

          俺は、居眠りトラックに追突されて死んだ。 肉体は滅び、ぼんやりとした意識だけが空中をふらふらと漂っている。 この状態が一か月ほど続いた。そして俺は、なぜか意識だけが抜けている健康的な肉体を見つけた。 俺はその肉体の中に入ってみた。 生前と全く違う肉体だが、悪くない。 ……生前の俺には、美咲という付き合っている彼女がいた。 別の肉体で彼女に会いに行っても、意識は俺自身のものだということは、理解してもらえないだろう。 それでも、傷ついた彼女を支えてやりたい。

          柴犬の体を借りた俺

          本当の孫は

          「ワシはなぁ、昔プリンスエドワード島に住んでたんじゃが、ある日、ギルバートという男の子が……」 「うんうん、そうだったんだぁ」 ……今日は、赤毛のアンか。 俺は、公園で老婆の話を聞いていた。 彼女は自分のことを全く覚えていない程に、痴呆が進んでいた。 そしてそれを埋めるように、度々自分を、最近観たテレビのドラマやアニメの登場人物だと思い込んで、俺に話してきた。 その物語の内容も、すぐに忘れるのだが。 俺が、この老婆の話をきく理由は単純明解。彼女から金を騙し取れ

          本当の孫は

          ちょっと思ったこと 1

          インドでは、「あなたも人に何かしら迷惑をかけているんだから、他人のことも許してあげなさい」という教えがあるらしい。 とても素敵な考え方だと思う。 日本も見習えば良いのに。 ちょっとした失敗でも、集団で過剰に反応して、再起不能まで追い込む人が、この国には多すぎる。 という気持ちを、いつか小説で表現したい。 #エッセイ #考え方 #小説 #note

          ちょっと思ったこと 1

          「バカな子供とずるい大人の国」について

          「バカな子供とずるい大人の国」について

          ポチ

          「ポチお手!」 ポンッと私の小さな掌に柔らかな肉球を乗せる彼の名前はポチ。 2年前に捨てられていた時のポチは、ぬいぐるみのように小さかったものの、今では人間とさほど変わらない程に成長した。 犬種は、調べても調べても同じものが無かったため、おそらく雑種だと思う。 ポチはとても賢く大人しい。 私はポチが家の中に居ても構わなかったが、小学生の弟が動物アレルギーだったので、仕方なく庭で放して飼っていた。 庭は、鉄製の低い柵で囲まれている。 「最近、ここらへん物騒だから、防犯の

          最近小説を書き始めてみて、自分が何気に読んでた小説の作家さんたちの偉大さに気づいた。 世の中には言い訳を作ってやりたい事をやらずに、時代や環境のせいにする人が多いと感じる。 たとえ私が、人の心を揺さぶる小説を一生書けなかったとしても、書こうと行動した事には誇りを持っていたい。

          最近小説を書き始めてみて、自分が何気に読んでた小説の作家さんたちの偉大さに気づいた。 世の中には言い訳を作ってやりたい事をやらずに、時代や環境のせいにする人が多いと感じる。 たとえ私が、人の心を揺さぶる小説を一生書けなかったとしても、書こうと行動した事には誇りを持っていたい。

          ひらめきドラッグ

          20年間、作曲家として音楽業界に携わっている私は、10年前に出したアルバムが大ヒット。グラミー賞を受賞した。 しかし、あれから私の曲の人気は下降の一途を辿ることとなる。 マスコミからは、過去の存在として扱われ屈辱的な生活を余儀なくされた。 かつての私は、アイデアが地下水のように湧き出ていた。 そして、滝のように降り注ぐ、賞賛のシャワーを浴びる音楽生活を送っていた。 もう一度、あの頃に戻りたい。 今の有り様でも、過去の栄光により肥大しきった承認欲求は、衰えることを知らなか

          ひらめきドラッグ

          バカな子供とずるい大人の国

          私の中学校はヤンキーがたくさんいた。 町には、ヤンキーの卒業生と中学生がバイクのエンジンを吹かせて、住民たちは迷惑をしていた。 私には、仲良くしていた男の子がいたが、彼は、正義感が強く、ヤンキーたちを嫌っていた。 そんな彼は、ある日、たくさんのヤンキーたちのターゲットにされてしまう。 彼は、いじめにあい、学校に来なくなってしまった。 もはや、私だけが止めようとしてもがいても、どうしようもできず、私は、大人である先生たちに相談を持ちかけた。 私には、もう、大人に頼るしか道

          バカな子供とずるい大人の国

          意地悪な神様

          今日は、新年を迎えたばかり。これから初詣に行く。 中村隼、小学2年生は、神社では、目を瞑り、手を合わせて、お願いを心の中で唱えるとママから教わっていた。 それを同じクラスの和馬君に伝えると、和馬君は、「神様なんていないよ」と言っていたけど隼は神様を信じていた。 初詣は、毎年、地方で最も有名な大きい神社でやっている。この時期になると神社の周りには色々な屋台が並んでいて、寒いのにも関わらず、まるで夏祭りに来たような気分になる。 「どうか、パパとママが仲直りして、パパに会え

          意地悪な神様