エコバックは本当にエコなのか(やまのひつじ)

7月1日からレジ袋が有料になったという店が多い思う。
そう、つい先日の話だ。
なんでもかんでも(一つだろうが、小さかろうが)とりあえずマニュアル通り袋に入れようとする店員と、こちらも半ばマニュアル化してしまった「あ、そのままでいいです」(言うタイミングが難しい)という攻防に終焉が訪れそうな空気感は大歓迎だ。

しかし、話はそれだけでは終わらない。
タイトルにもあるように、エコバックは本当にエコなのか問題である。
コロナのおかげであまり加熱しないで済んでいる感はあるけれど、少なくともエコバック商戦というのは存在している。
否定も肯定もする気は無いけれど、事実、SNSのタイムラインには「エコバックを用途別で大中小そろえましたー」とか、「おしゃれなエコバック手に入れましたー」という投稿もちらほら。

なんのためにレジ袋を減らしていかなきゃいけないのか。
ゴミが増えないようにするためではなかったのか。
海(だけじゃなく世界中)はゴミだらけなのである。(プラスチックゴミの影響が深刻だ)
こんな言い方は残酷かもしれないけど、商品は最終的にゴミなのだ。(資本主義って、ほんとゴミありきの考え方だなって)

エコバックと名のつくものでなくても、なんでもいいのだ。
新しくする前に家の中をがさごそしたら、きっとなにかしら見つかって、結果ゴミは減る。

作る側も買う側も、”本当のこと”を考える必要がある。
なんなら、買う側が考え始めて実行に移したら、作る側もおのずと変わっていくのだろう。

エコと言って、飛びつくうちはエコじゃ無い、そういうことでしょうか。
少し先の未来の、想像力を。

やまのひつじ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?