見出し画像

【NZ生活3ヶ月目】北島旅行に行った話

もう今日で2023年が終わる…?
そんな実感は皆無の状態で年末を迎えています。日本の年末年始の雰囲気がやっぱり好きだなあ。日本みたいに四季の移り変わりを楽しんだり情緒を感じたりできるのは特別で、夏の終わりに感じる切なさのようなものや、春を感じた時のワクワク感は、日本にいるときの方が何倍も感じられて素敵だなと改めて思います。

今回はオークランドからクイーンズタウンに向かう前に決行した、北島旅行について振り返ろうかなと思います!

北島の北側、"Northland"へ

オークランドのある北島にはたくさんの観光スポットがあり、それらを巡っていくツアーも日帰りから数週間単位で、完全パッケージになっているものから中身は自分でアレンジできるフレキシブルなものまで、豊富にあります。その中で、僕はオークランドの北側、Northlandの最北端にある”Cape Reinga”を目指すツアーに参加してきたので、そっちのコースを振り返っていきます。

本当は南側に行ってマオリの文化に触れたり、映画「ホビット」のロケ地になった場所を巡ることができるツアーも予約していたのですが、サイクロンの影響で中止になりました。とことん不運なワーホリ生活前半だったな…笑

ローカルツアーの玄関口、Paihiaへ

参加したのは、オークランド発、2泊3日のバスツアーです。Northlandの主要な観光スポットを回ってくれるのもので、初日はWhangarei Fallsという滝を見に立ち寄り、その後はPaihiaという小さな町に降り立ちました。このPaihia周辺にはボートツアーやダイビング、ケービングなどのアクティビティツアーが豊富にあり、パッケージツアーにしなくとも行き帰りのバスだけ予約して、中のツアーは現地で予約、という形でも楽しめます。

初日のWhangarei Fallsは、、前週のサイクロンの影響が残っており、増水のため本来の景観は見られませんでした。笑

ですが、その分2日目以降のツアーは最高でした!

2日目①90 Mile Beach

翌日の朝、バスで北島の最北端に向かいました。
この時のツアーには20~30名が参加していたのですが、僕と同じように一人旅できている人もたくさんいました。でも、驚いたことにアジア人は自分1人。笑 あとは皆、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアから来ている旅行客やバックパッカーでした。自分以外ほぼ全員英語ネイティブであったため、最初は少し引っ込みがちでしたが、旅好きな彼らの中には日本に行ったことがある人やこれから行ってみたいという人もいて、気さくに話しかけてくれたのでありがたかったです。

一人旅をしてる者たち同士でお互いの国の話や旅の話をしながら最初に到着したのは、90 Mile Beach というロングビーチ。その名の通り、めちゃくちゃ長い、美しいビーチです。水平線の向こうには島も見えず、横にはひたすら砂浜、前にはただただ海が広がっている光景は、この世のものとは思えないというか、不思議なパワーを感じる美しさでした。カメラでどう撮ってもその壮大さが伝えられないのが惜しい…!

2日目②Cape Reinga

バスガイドさんからマオリの文化についての話や民謡を歌ってもらいながらさらに北に向かいます。マオリの言葉の発音は日本語に似ていて、耳に馴染みやすいです。マオリについては一度時間をつくって学んでみたいなあと思います。
オークランドの街からあまり出たことがなかったので、窓から見える大自然に釘付けになっていたら思ったよりもすぐにCape Reingaに到着しました。マオリの言葉で「Cape = 岬」、「Reinga = 黄泉の国」を意味するこの場所は、マオリの神話で「死後の魂が旅立つ場所」とされています。断崖絶壁の上に立つ灯台とそこから見える荘厳な景色は、ただ綺麗というよりは、厳かな印象を受けます。景色は全く違うけれど、感覚としては神社や教会に足を踏み入れた時のそれに近いかな。個人的にはそんな風に感じました。

2日目③Giant Sand Dunes

Cape Reingaを後にしてすぐに見えてきたのが、Giant Sand Dunes。その名の通り、巨大な砂丘です。ここではサンドボーディングを楽しむアクティビティーがありました。
このサンドボーディング、ボディーボードで砂丘を滑り降りるというものなんですが、砂丘が思ったよりかなり急勾配でまず登るのに一苦労。そして滑り降りていく人たちの半分くらいは途中で窪みや小さな山につっかかって身を投げ出されていたので、初めは若干恐怖でしたが、やってみると気持ちいい!最初はワーキャー叫んでた人も、口を開けると砂が入ってくるため必死に口を閉じて滑ってました。笑
ベージュの砂と真っ青な空の景色が新鮮で面白かったな。

Paihiaに戻ってからピンク色の夕焼け空の下で飲んだワインは沁みました…

3日目 Bay Of Islands


帰りのバスは午後だったので、3日目の午前中は急遽ボートツアーに参加することに。Paihiaから沖に出ると、小さな島がたくさん見えてきます。それら一体を「Bay Of Islands」と呼び、そのうちのいくつかを船で回ってもらいました。

島の岩壁にぽっかりと開いた大きな穴、「Hole in the Rock」(名前がほんとそのまま笑)をくぐる時にはみんな大盛り上がり。一瞬日差しが遮られた穴の中から見える真っ青な海はとても綺麗で、運がいい日はイルカが泳いでるのも見られるそう。その日は見つけられず残念でしたが、個人的に他の島に降りたときに羊の群れとちょっと戯れることができたのが嬉しかったです。
見飽きるほど見た羊たちですが、久しぶりに見るとやっぱり可愛い。

いろんなことが短い間でたくさん起きたオークランド生活でしたが、最後はとても楽しい旅の思い出とともに締めくくることができました。

そして2023年は怒涛の5回の都市移動、うちの1回は国を渡っていて本当に慌ただしい1年間だった…!
次回以降は2都市目のクイーンズタウンのことについて書けたらと思います。

読んでくれてありがとうございました。
そして、よいお年を。来年もまた良い年になりますように!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?