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【NZ生活4ヶ月目】クイーンズタウンで家探し

年末の投稿から2週間以上経ってしまいましたが、明けましておめでとうございます!引き続きワーホリ生活の振り返りや日々思うことや考えることについて、できるだけ素直にかつ丁寧に書いていこうと思います。

オーストラリアでは新年を迎えることに対してあまり盛大に祝うことはせず、僕の住んでいる町では広場で花火が上がるのでそれを見て帰宅し、同僚たちとささやかにお祝いをして、元日はバーベキューをして過ごしていました(こちらでの祝い事は大体バーベキューです。笑)

日本では新年始まって早々北陸の大地震、羽田空港での事故など心の痛む出来事が立て続けに起きていて心配です。時間をかけてのことにはなるかと思いますが、被災地の方々に1日でも早く穏やかな暮らしが戻るよう願っています。

今回は、NZワーホリ生活の2番目の拠点となったクイーンズタウンについて書いていこうかと思います。

Queenstownってこんなところ

南島のさらに南側に位置するクイーンズタウンは、その名の通り「女王にふさわしい町」と称される美しい町です。南島随一のリゾート地であり、各方面にある観光スポットへのツアーやバンジージャンプ、スカイダイビングなどのアクティビティー、冬には雪山でスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しめます。
僕は寒いところが苦手で、南極に近いNZの南島は冬の寒さが特に厳しいと聞いていたので、寒くなる前にクイーンズタウンに行ってみたいと思い2月の中旬に引っ越しをしました。

オークランドに初めて降り立った時の正直な感想は、「思ったよりごちゃっとしてるな」だったのですが、クイーンズタウンに関してはまず、「空気が澄んでて気持ちいい!」と感じたのと、町を囲む山々の圧倒的な存在感に感動したのを覚えています。透き通った水が綺麗な”ワカティプ湖”のほとり、頂上がギザギザと尖った険しく荘厳な山々に囲まれた場所に小さく広がっているのがクイーンズタウンの中心地です。このワカティプ湖が本当に綺麗で、コーヒーを持ってただ座ってぼーっとする時間が至福に感じられたのを覚えています…。たまにすごく恋しくなる景色です。

「こんな素敵な町に住めるのであれば、このまま残りのワーホリ生活はここを拠点にしてもいいかもしれない!」

着いてすぐの頃はそんな考えも一瞬よぎっていましたが、この美しいリゾート地に住むということは(少なくとも自分にとっては)そう簡単なことでないことをすぐに知ることになります。

難航する家探し

元々物価も家賃も他の都市より比較的高いクイーンズタウンですが、海外観光客やワーホリの受け入れを再開して以降人が集中してしまい、住む場所や宿泊施設の数が人の数に追いついておらず、家賃や宿泊料の高騰が続いています。現段階の家賃は把握していませんが、当時はオークランドで住んでいたような家に住もうとするとクイーンズタウンでは1.5倍かそれ以上払わなくてはいけない状況でした…。

あとでまた書くかもしれませんが、クイーンズタウンは公共交通機関も充実しているとは言えない場所なので、車を運転しない僕としては働き口として考えていた町の中心地にバスで30分以内で来れる場所、と絞ってしまうとさらに候補が絞られてしまい、最初の1週間はホステルで延泊をしながら家探しに奮闘していました。ホステルの宿泊料もオークランドの2倍近くしていたので、毎日ヒヤヒヤしながら過ごしていました…

お金を使わずとも、散歩するだけで楽しかったのは救いだったかな。

ちなみに、クイーンズタウンではFacebookのグループで家や仕事を探す人が多い印象でした。僕もFacebookで入居者募集をしている人たちにメッセージを送りまくり、部屋を探している旨の投稿もして様子を見ていたところ、投稿した2日後くらいに有力な候補となる部屋の持ち主から連絡が!
結論から言うと、その家に無事引っ越せることになるのですが、同じくホステルに泊まっていた人には、1ヶ月以上家が見つからなかったため先に仕事を見つけホステルから職場に通っている人や、ホステルで住み込みで働いて家賃を浮かせてなんとか切り盛りしている人もいたので、来て数日で部屋が決まる僕のようなケースは珍しいみたいです。

5人と1匹の生活

連絡をくれたのはクイーンズタウンに住んで長いブラジル人の男性で、彼のパートナーともう2人のフラットメイト、そして犬1匹と一緒に住む家に入ってくれる人をもう1人探していたとのことでした。ありがたいことに、彼の友人や過去に一緒に住んでいた人の中には日本人もいて、日本人に対してとても良い印象があったようで、僕のFacebookを見て連絡をくれたそうです。犬好きというのもプロフィールに添えていたこともあり、そこもポイントだったと言うので、書いておくものだなあと思いました。何より犬のいる家に住めるのは嬉しかったです!
立地も良く、町の中心部からバスで15分ほど。丘の上にある家で、バルコニーからはワカティプ湖と山が見え、とても綺麗で一目で気に入りました。

ダルメシアンとポインター(だったかな?)のミックス犬である”Hope”はやんちゃでちょっとビビりで、最初は警戒されたもののすぐに懐いてくれました。他のフラットメイトもみんないい人たちで、Hopeを連れて一緒に出かけたり、仕事後にお酒を飲みながら喋ったり、料理を振る舞ったりすることもありました。みんな大人で互いの時間を尊重し合ってたので、5人と1匹暮らしでも自分の時間もきちんと取れて良い暮らしだったなと思います。

クイーンズタウンでの家探しがうまくいった要因として二つ言えるのは、「タイミングが良かったこと」と「日本人に対するイメージがいいこと」です。僕が来たのは夏の終わりがけで、アウトドアアクティビティーが落ち着いて来るタイミングかつ、ウィンタースポーツにはまだ早い時期でした。そのためそこを機に別の町に移っていく人も一定数いたみたいです。そして日本人に対する印象が海外のどこに行っても比較的良いのは、やはり先人の築き上げてきてくれた信頼によるものなので、そこに関しては感謝と誇りを感じました。ありがたい…!

こうして無事家が見つかったので、次は仕事探し。
今度はクイーンズタウンでの仕事の話について書けたらと思います!

読んでくださりありがとうございました。

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