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時間がないのは意外と良いこと。少ない時間をうまく使うテクニック

時間がないことに焦りを感じたり不満を持つ人は多いかと思いますが、実際のところ、時間がないという状況すら私たちは考え方次第でプラスに変えられることがわかっています。

例えば、無限に時間があったら、選択肢が多すぎるのでその時間を使って何をしようか悩んでしまいますが、今使える時間は5分しかないとなれば、その5分を基準に行動が決められます。

つまり、私たちは使える時間が多すぎると余裕を持ちすぎたり迷ったりしてしまうので、その結果として中途半端なことに時間を費やしたり、行動を先延ばしにしてしまうのです。

しかし、「持っている時間が少ない!」とわかれば、それをフルに活用して大事に使うようになります。自然と無駄な行為が省けるようになるのです。

私たちは多すぎるものを見ると、詳しい部分を省く性質を持っています。

例えば、使えるお金が10億円あったとしたら、「今コンビニで3000円使ったから、あと9億9999万7000円残ってるな、よし」なんて計算はしませんよね。3000円使ったとしてもまだ10億円あると考えます。

でもこれが1万円ならどうでしょう?

お金が1万円あってそこから3000円使ってしまったら「まだ1万円ある!」とは考えないですよね。これが数の錯覚です。

つまり、数が大きくなるとこの振れ幅が大きくなって本当の数字に意識を向けなくなってしまうのです。この性質はお金だけではなく時間にも使われます。

なので、私たちは使える時間が多いと行動にかかる時間を適当に予測して、目的とは関係のない行動に費やしたり、「まだ時間がある」と言ってやるべきことを先延ばしにしてしまうのです。

すると、予測した時間と現実の時間との振れ幅が大きく離れてしまうので、気づいたら「時間がなくなっていた」ということになってしまうのです。

というわけで、この心理をうまく利用して、自由な時間が少なかったとしても、「時間が少ないからこそ、その時間をフルに活用できているんだ」と意識すれば、むしろプラスの状況に持ち込めます。

「5分しかない」ではなく「5分あってよかった」と切り替えて、その時間をやるべきことや好きなことに時間を割り当てましょう。

さらには面倒臭く感じていることでも、「どうせ5分だけだから」と考えればすぐに行動できるようになります!

参考文献
・小さな成功を喜べるかどうかが仕事の満足度と人生を決める
・勉強が苦手でも楽しみながら学べる心理読書術!キュリアスリーディング

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