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全文公開したキンコン西野の『新世界』を読書解体

12月19日、キングコングの西野亮廣さんが著作『新世界』をネットで全文無料公開致しました。その内容が面白かったので、西野さんの文章に僕なりに考察を加えて、「しるし書店」の真似事のようなものをここでやってみようと思いました。

よかったらこの機会に書籍と合わせて本記事を読んでみてくださいな。

では、早速始めてみます。

大阪の新世界という街

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すごい街だな、という印象です。大阪にはわけのわからない物が売っているんですね。片方だけの靴って一体誰が買うんですかね?とりあえず物として売れるものは商品に並べておけというマインドなんでしょうか?気になります。。小噺を披露するというアイディアは面白いですね。

日本でも関東の首都圏で暮らしてきた僕にとっては、話の初っ端から結構な衝撃です。調べれば調べるほど日本にはいろんな街や文化があるとは思っていましたが、それでも衝撃です。この国、多様性、半端ないですね。


芸能人はどうして寝ないでいられるの?

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いつも思うのですが、芸能人や有名人の方って寝なさすぎですよね?体調壊すこと必須の状態なのに多くの人がこなしていることに驚きます。絶対寿命縮めていますし、当たり前のように労働基準法も違反していますよね。

落合陽一さんもそうですが、ここまで極端なものは真似したり基準にしてはいけない働き方だと思いますね。たまに「落合さんは全然寝てないんだからこの程度で弱音を吐くなんて、、」というような調子で自分を追い詰めてしまう人がいますが、心と体の健康のためにもやめた方がいいです。落合さんの場合は、死ぬことにあんまり興味がないという感じなのかなという印象です。

落合さんのように人生設計して好きで働くのならまだしも、芸能界の短い睡眠時間は黙認してはいけない風習だと思います。


寝ないでいられる人なんてごく少数です

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当たり前ですが、みんながみんな芸能界の生活に耐えられるわけではなく、むしろ耐えられる人の方が稀です。さらに言うと、彼らは健康や寿命といったものを犠牲にして働いています。労働時間を得るために代価を払っていないわけではないのです。

もう一度言いますが、睡眠時間を極端に削った働き方、生き方は本当にダメです。


はねトびのバズり方は心理学のテクニックそのもの

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人気番組となった『はねトび』ですが、その計算されたマーケティング方法が心理学的な面から見ると非常に理にかなっていておすすめです。こちらも近いうちに書きたいと思いますが、参考までに記事を共有しておきます。

ここで書かれていることはいわゆるギバーの考え方です。ギバーというのは与える人ですね。

まずは自分から誰かに何かを与えることで、彼らから感謝とお返しをもらうことで一緒に成功するという生き方がギバー志向の生き方です。成功している人は皆この考え方をうまく活用しています。

参考
女性の能力を最大化する心理術!協調性を活かしたギバー志向とは?


行き詰まっても論理的に考えることはやめない

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新しいことを始める人は結構たくさんいます。しかし、続けられる人となると一握りです。

結果が出るには時間がかかるという言葉がありますが、そもそも私たちは結果がすぐに出ないことを続けようとは思いません。なぜならリスキーだからです。

結果が出るのに時間がかかるからと言って、同じことを続けてそれでも結果が出なかったらいろんなことを手放す羽目になります。それを避けるために私たちの脳は、結果が出ないことをやめてすぐに報酬が手に入れられるように、安全策として同じ習慣に戻したり、次の行動を取るように気持ちを促します。

ですから結果を出すためには考え続けなければいけません。そうでなければ人は易きに流れて周りの人と同じ生活を営なもうとします。

参考
・正しくない努力に気をつけて、心理学的に正しい努力を身につける方法


任天堂が売れた理由

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この部分はまさに任天堂がファミコンという最強のハードを生み出せた理由です。

任天堂が現在ゲーム会社の大手として君臨しているのは、ファミコンを作ったからではなく、「スーパーマリオ」を作ったからです。マリオをプレイするためにはファミコンが必要ですから、みんな好きかどうかに関わらずファミコンを買ったのです。

そしてファミコンが最初に家庭に行き渡ると、他のゲームソフトを作る会社はファミコン仕様のソフトを作り始めます。なぜならファミコンを買った人は他のファミコンソフトもプレイしてくれるからです。

これがまた最初からハードを売るとなると、めちゃくちゃ難しいです。現にそれを試みた企業は数多くありましたが、どれもファミコンには勝てずあえなく撃沈しており、運の悪い会社だと倒産すらしています。それくらいプラットフォームを勝ち取るということはスゴイことなのです。


炎上に参加するアンチは実はスゴーく少ない

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正直、僕はあんまりこういうことを感じないので、受け手の気のせいかなと思います。心理的にはネガティブなことの方が記憶に残りやすいので仕方ないのですけれどね。どの国にもアンチはいて、彼らの声は大きいけれど実態は少数です。

実は、アンチコメをして炎上に参加するような人はユーザーの中に1割もいません。

カナダにあるマニトバ大学の研究のによると、炎上に参加するアンチユーザーはユーザー全体のたった5.6%しかいないとなっていますし、日本の研究だともっと低くてなんとわずか0.47%です(この数字の違いははっきりとはわかっていませんが、日本には文化的にサイコパスが少ないという傾向がありますので、その影響もあるかと思います)。

ですので、日本だから新しい挑戦、好きなことを仕事にするといったことがやりにくいというのは心理的な思い込みの影響の方が強いのではないかと個人的には思っています。

僕なんて周りに全く反対されずに、今日まで好きに生きてきましたからね。いや、実はネガティブな話を聞いていないだけという可能性もありますが笑。


といったところで最後に再びリンクを貼って終わりにします。続きはまた明日以降!🙇‍♂️

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