読書が苦手な人向け!楽しみながら学べる心理読書術、キュリアスリーディング

-勉強がつまらなくなる心理的な理由
1.目次を見てジャンプ
2.スキマ時間にだけ読もう
3.知識で遊ぼう

先日フォロワーの人たちに書籍プレゼントをしましたが、せっかくなので本の楽しい読み方をまとめておきます。読書は苦手だけど本を読めるようになりたい人向けに書いていますので、ハードル低めです。読書が続かない人は参考にしてみてください。

勉強がつまらなくなる心理的な理由

本質的なことを言うと、勉強とは遊びです。私たちにとって好きなことや興味のあることを知るのは楽しいし、さらに知らないことが出てくることも楽しいものです。

発展途上国の子供達が目をキラキラさせながら「学校に行きたい」と言っている映像を誰でも一度は見たことあるでしょう。

つまり、本来は勉強とは楽しいことであり、未知の体験というのは幸せの一部になるのです。

しかし、そんな勉強もやり方を間違えれば地獄に変わります。他人の評価を気にしたり義務感で行う勉強は、ほとんどただ辛いだけです。それでは強制労働と変わりません。

そこで今回は勉強、特に読書が楽しくなる心理テクニック、名付けてキュリアスリーディングを紹介します。キュリアスは「興味をそそる」というような意味でして、最後までワクワクしながら読書をするテクニックのことです。

ポイントは3つなので、覚えやすくて使いやすいので試してみてください。

1.目次を見てジャンプ

目次というのは読書習慣がある人でも飛ばしがちな項目です。しかし、これは勿体無いことです。

実は目次には読書を楽しくさせる要素が詰まっているのです。

私たちの脳みそは、中途半端なことを嫌う、正体のわからないものを嫌うという性質を持っています。

ドラマなどの終わりかけのシーンで、大どんでん返しが起きたり、意外な真実が露見してから、「はい、続きはまた来週」という感じで中途半端に終わってしまうことがありますよね。

これは私たちの脳みそが「きちんと終わらないと気持ち悪い!」と自動的に感じてしまう機能を利用して、続きが気になるように仕向けているのです。続きが気になれば来週もまた見てくれる確率が上がりますから、わざときっちり終わらせないように作っているのです。

これ、実は脚本業界では有名なテクニックでして、クリフハンガーと呼ばれています。

物語をハンガーに引っ掛けたかのように「宙吊りのまま」中断して「つづく」としてしまう結末を描く脚本テクニックです。クリフというのは崖という意味で、ドキドキハラハラする崖っぷちのような状態で物語を終わらせるという意味合いも含まれています。

うーん、こうして文字にすると小賢しいかと感じるかもしれませんが、これがあるおかげで私たちは作品をより楽しむことができているのです。

というわけで、この心理を利用した方法が目次ジャンプです。

目次を読んで気になる話を見つけて、そこにジャンプして順番を無視して好きなところから読んでしまうのです。

これをすることで読書のスタートダッシュが気持ち良くきれます。

人間というのは最初の思い込み一つで全体の印象を決めてしまうので、最初に面白いことを学ぶことで後に続く内容も直感的に面白く感じることができるのです。

というわけで、まずは目次を見て面白そうなところを見つけましょう。

参考
・簡単に幸せになるための心理学研究。好きなものや幸せな瞬間を見つけよう!

2.スキマ時間にだけ読もう

これは無理をしない読み方です。読書がつまらなくなったり続かない人は、読書のハードルを上げすぎている場合が多いです。

そこで、あえてスキマ時間だけ読むというルールにして読書の時間制限を行うのです。人間には「やるな」と言われるとやりたくなる心理がありますので、制限を設けると途端に興味が出てきます。

ですので、お店で注文を待っている時だけ読んだり、トイレの中だけで読んだり、電車の中でだけ読んだり、帰宅後の5分だけ読むというような制限を作ってみてください。

これをするとゲーム性が出るので、「このスキマ時間でなんとか一区切りできるところまで読むぞ!」と思えるようになるので読書が楽しくなるだけではなくスピードも上がります。一石二鳥の心理テクニックです。

僕がKindleをおすすめするのはこのためです。Kindleならいつでもどこでも開きやすいので、読書体験のハードルがグッと下がるのです。紙書籍は開くまでに手間取ったり持ち運ぶのが重かったりしますが、Kindleではそんなことがありません。

正直僕は、Kindleを読むならすぐに開けるのでスマホのアプリでいいかと思いますが、調べてみたら端末も一番安いものだと今では8000円なので、読書端末を別にしたい人でもそんなに費用はかからないですね。

確かKindle端末は、目への負担を減らして文字が読みやすい作りになっていたかと思います。

3.知識で遊ぼう

最後に、学んだことや、今学んでいることを何に活かそうか空想してみてください。

食べ物の本なら今度のこの食材を買ってみようだとか、運動の本なら今度この運動をしてみよう、コミュニケーションの本なら今度あの人にこの会話をしてみよう、といったような感じです。

そして実行に移しましょう。

ただ、コミュ障の人は空想で構いませんし、SNSで情報発信するだけでも良いです。ポイントは、とにかく学んでいる知識を実生活で使うということです。

知識に使い道を与えてあげることで、勉強や読書はより楽しくなります。逆に言うと、知識を活用できないと勉強が嫌になります。目的を持たない努力は続かないのです。

本を読むのが好きな人は自然とこれをしています。

簡単なのは、友達や家族に本で得た知識を話して聞かせることです。人は話すのが好きなので、「へー」と言ってもらえるだけでもそれがモチベーションに変わります。

極論を言うと、本から学んだ使える知識は一つでいいです。一冊一行動を胸に読書してみましょう。すると、そのうち一冊の読書体験から得られる行動量は増えていきます。

これらのテクニックを駆使して好奇心を持って読書を繰り返すことで、自然と読書すること自体が楽しくなってきます。

キュリアスリーディングのポイント
1.好きなところだけ読む
2.スキマ時間にだけ読む
3.学んだ知識で遊ぶ

読書が続かないという人たちは、ぜひお試しあれ。

参考
・やる気を出し続けるために一番最初にすべき大事なこと。心理学に正しい目標の立て方!

ちなみに僕の推薦読書はこちら。

本を読むのが好きなので、週に一回くらいはnoteでおすすめ本を紹介してもいいかもしれないですね。

ほな、またね〜^^

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