ストレスが増える理由!仕事は、終わりを作らなければ一生終わらない
先延ばしをする人や完璧主義の人には悪い共通点があります。それは、作業の終わりの設定をしていないということです。
またこれは、仕事や作業にストレスや恐怖を感じてしまう心理的な理由でもあります。
なかなか作業に手をつけ始められなかったり、家に帰っても仕事のことで頭がいっぱいの人は「作業の終わり」を決めていないから一日中ストレスを抱えることになります。
そして、この習慣を断ち切らない限りは労働者である人生の間中、ストレスを抱えることになるのです。
終わりがなければ、私たちは作業に集中できず、一生懸命頑張れないのです。
終わりがなければ、そのことがずっと頭から離れなくなり、慢性的なストレスを抱えることになってしまうのです。
これが仕事や作業を面倒臭がったり、嫌いになってしまう理由です。
あるいは、目標達成を欲張り、終わりまでの道のりを長くしてしまっていても、仕事に対してストレスを抱えることになります。
自分の努力量に見合った現実的な目標を立てずに、「あれもこれも」という具合に理想を詰め込みすぎることは、結局のところ何も目標を立てていないのと同じことなのです。
好きなことなのに手をつけられなくなったり、嫌いになってしまうのはこのためです。理想を追い求めすぎて現実とかけ離れた目標設定は、自分自身を苦しめてしまう結果になります。
たとえば、サッカーにはゴールスペースがあり、バスケットにはゴールリングがあり、野球にはホームベースがありますよね。
そして、サッカーとバスケにはそれぞれゲームの制限時間があり、野球には裏表というルールがあります。
だからこそ、これらの試合はいつか終われるのです。だからこそ、選手たちは試合のギリギリまで一生懸命頑張れるのです。
これと同じように、どんな作業もどんなゲームも、終わりとルールなければ終われません。
好きなこと、やらなければいけないことだからこそ、その作業の終わりをきちんと作りましょう。
作業の終わりがあれば、その時が来るまで私たちは余計なことを考えずに集中して物事に打ち込めるようになります。
「終わりなければ、すべてなし」です。
参考文献
・あなたのやる気を最大に高める科学的な目標設定の仕方!
・正しくない努力に気をつけて、心理学的に正しい努力を身につける方法
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