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541. いつか行ってみたい店/もう行かない店

いつか行ってみたい店と、もう行かない店の話。
1日のうちに両方を体験したので、記録として書き留めておく。

※タイトル画像と内容は全く関係ない。

いつか行ってみたい店

散歩の途中で韓国料理店を見かけた。
外出先からの帰り道にそれがあったので、そこで食事しようかなと思った。

店内を覗いてみたところ、空きテーブルがみえたので、「2人です」と店員さんに言ったところ、今日は貸し切りなので申し訳ない、と言われた。
良い年した大人なので、「そのテーブル空いてるじゃないですか」と文句を言うことはしない。
おとなしく、「あ、分かりました」とすぐに退店。

すぐに店長さんらしき人が「すみません!」と声をかけてきた。
丁寧に事情を説明しに来てくれた。
空席があるので座ってもらえることはできなくはないが、たばこを吸う人が含まれる団体なので貸し切りにしている、とのことだった。
たばこが苦手な他のお客さんに配慮していて、それは賢明な判断であると言えるだろう。

いつか行ってみたい店になった。

もう行かない店

入店できないとなったら、急にひもじさがパワーアップした。
今思えば、何でも良いから食事ができる場所を、と思い始めたのが失敗の始まりだった。

いつも行っているカレー屋さんか、ラーメン屋か、それとも和食ファミリーレストランか。

なんとなく和食を食べたい気分になったので、和食ファミリーレストランに入店。
とても賑わっていた。

このお店にはたまにしか来ないのだが、いつの間にか席までの案内は機械任せになっていた。
人件費を抑えるという意味では良いのだろう。

着席してタッチパネルで注文を行う。
ここでも人件費を抑えようとしている。

しかし、注文した品が待てど暮らせど来ない。
ひもじさが輪をかけて襲ってきた。
椅子にだらしなく座ってしまうぐらい、力が入らない感覚があった。
断続的に届く、家族が頼んだおつまみを一口分けてもらった。

日本酒なら運ぶだけだろう、と家族が追加注文したら、先に頼んだビールよりも先に届いた。
しかし、本当は冷やであるべきところ、常温だった。

そしてようやく自分の食事が届いたと思ったところ、温かいうどんをつけてもらうはずだったのに、届いたのは冷たいうどん。
厨房もホールも色々と破綻しているようだ。

そして家族が頼んだ食事がなかなか来ない。
ここで既に注文から1時間以上は経過していたと思われる。
しびれを切らして、届いていない旨を店員さんに伝えたところ、やっと運ばれてきた。
しかし、2枚あるはずのそばが1枚しかない。

  • 提供時間がものすごくかかる。

  • 注文通りに出てこない。

  • 忘れられる。

  • 食材に適した保管方法・提供方法になっていない。

という四連コンボをくらって、やっとお店を出たのは22時過ぎ。
のんびり食事するのは体には良いのかもしれないが、それは上記がまともに満たされたうえでのことである。

よく潰れないなと思ったが、一旦は潰して良い気がする。
恐らく厨房のオペレーションが破綻しているのでその見直し、そして過度な機械化による個々のお客さんへの気配りが無くなっていることの改善。
これらを求めていきたい。

が、恐らくそのようなことはしないだろうから、もう行かない店にリストアップされた。

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