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484. 糊

1年に両手で足りるぐらいしか糊を使っていない気がする。

現在使っている糊

現在手元にあるのはスティック糊だ。
必要な長さだけ繰り出して(0.5mmぐらいだろうか)、貼る対象物にぐりぐりと塗りつける。
対象物の下に、捨てても良い紙を敷くことも忘れない。

スタンプ糊というのも持っている。
セロハンテープの粘着部分だけを貼る対象物にくっつけるタイプだ。
「普通の」糊と比べるとコストが高いが、紙がふにゃふにゃにならないのはありがたい。

幼いみぎりにつかっていた糊

でんぷん糊

小さい頃、家にはでんぷん糊があった。
チューブや蓋付き小鉢みたいなものに入っている、少し乳白色な糊だ。

フエキ社のページを見たところ、あれは「でんぷんのり」で主原料がとうもろこしでんぷん100%だそうだ。
つまり、間違って口に入れたとしても少しお腹が痛くなるかも、という程度で、小さい子どもたちには安全な糊と言えるのかもしれない。(想像)

自宅にあったのは確か緑色のチューブや、青色の小鉢だった気がするのだがフエキ社には黄色いものしかなく記憶違いだろうかと思った。
しかし、次の項目を書いている時に、それらはヤマト社の商品であることに気がついた。

アラビックヤマト

そのうち、液状のりを買ってくるようになった。

前述のでんぷん糊が少し使いにくいのは、付属の刷毛や指で糊を塗り伸ばさないといけないところだった。
この液状のりは、肩こりの際につける薬みたいに、微細なスポンジが容器についていて、その穴を通して糊が出てくる。
手が汚れない、というのはだいぶ都合が良かった。

欠点があるとすると、液状であるがゆえにつけすぎると紙がふにゃふにゃになるところと、スポンジの周りに糊が残って乾くと透明なパックみたいになって糊の出が悪くなるところだろうか。

糊代わりになる身近なもの

今さらかしこまって書く話でもないが、ご飯粒を糊代わりに使っていた時代も昔々にはあったらしい。
食べ物を糊として使うのは少し気が引けてしまうし、ご飯粒で封をした封書が届くのもちょっと「おぉ…」と思ってしまうだろう。

しかし、手元に糊がなくてもご飯粒はある場合には、とりあえず何とかなるかもしれない。
新米だとくっつきやすいだろうか。

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